タダ券を戴いたので思いっきりスポーツ観戦を楽しみました。②

ぐるーっと歩いてベルマーレ側に着いたと思ったら、何とサポーターを仕切るフェンスが!

案内所や入り口で散々確認したのに!ベルマーレ側に座れない!警備員さんに聞いても「こちらには行けません」オーマイガー!

無理なものは無理なんで、まあ仕方ない。2階に上がって、なるべくベルマーレ側に近いところに座り、遠目からベルマーレサポーターを眺めることに。

この距離感が結果的に、客観的にサポーターを感じる事となり。改めてベルマーレサポーターの凄さを実感することが出来た。弱い頃から負けても負けても一切ブーイングせず、拍手で選手を鼓舞してきたベルマーレサポーターは、ここ数年で急速に凄みを増してきている。いや、ほんとスゴイな、と。

そしてフロンターレサポーターも金曜の夜に大人数が集まって大迫力。ボクが等々力陸上競技場に来ていた頃は確か7,000人くらいで。J2でコレは凄いなぁと思っていたけど、今では2年連続チャンピオンチームなだけあるなぁと。感心するばかり。

試合内容はチャンピオンチームのフロンターレがさすがの試合運びでベルマーレに隙を与えず。結果は2-0でフロンターレの勝利。

スタジアムの雰囲気の良さと両チームのサポーターの迫力で、おおいにサッカーを満喫する事が出来ました。

サラリーマンが会社帰りにレプリカ着て、ビール片手にサッカー観戦してる姿が多くて。サッカーが根付いてるなぁ、と。だからこそチャンピオンになるのかなぁと思ったりして。

子どもたちのことを考慮して試合終了前にスタジアムを出ることに。そのとき初めて「再入場は出来ません」に気付いた。これは終了間近だったからかな?最初からなのかな?

なにわともあれ、最後まで子どもたちのテンションはアゲアゲで。じゅうぶん楽しんでくれたみたい。ボク自身も色々と調べたりしただけに、充実した時間を過ごすことが出来ました。

チケットが高かろうが、安かろうが、タダだろうが。観る人が、運営やチームに対して受け身だと何かしら不満や物足りなさを感じて、あーだこーだ言うだろう。観る人が、自らが楽しもうとしなければ、ほんと何も始まらない。

スポーツ文化を創る側に求めてばかりでは、本当のスポーツ文化は創られない。スポーツを観る側が、自分たちでスポーツの楽しみ方を考えて探して感じていってこそ。スポーツ文化は根付いていくんだろうな、とボクは思っているのです。

もっともっと描けるように。