トークライブとか主催とか単独とかとか

文章力が相変わらずとてつもなくないと思うのですが、よければ下へ進んでください!

12/14(木)、人生で初めてトークライブというものを行った。巻物ズだけでライブをするのも初めてというもの。

後日アーカイブを有料配信してるので、そちらも観ていただけたらほんと幸いです。1000円でお釣りが返ってくるし、ポイントつくとか!↓

内容こそはほんと観て頂いてという形にはなりますが、そもそも行おうと思った経緯としては、個人的に「今年1年色々あったしどこかで振り返りくらいはしたいなぁ」と12月頭くらいに思っていた。これは個人の個人の話。

で、何のライブかはもう覚えていないくらい記憶力が薄いのだが、高崎さんから「今年1年振り返るみたいなんやっても良さそうじゃない?」とたまたま提案されたので尻尾振って賛同したのがきっかけ。

とはいえライブ会場を抑えたりするのは、基本ギリギリでも1ヶ月以上前ではないと無理難題な話。きっかけの日は開催の1週間前とか。こりゃ無理だと思いつつも、SNSに投稿してヒントを貰おうという作戦に出て開催に漕ぎつけた。

ちなみに今回救ってくれたのが「チームクボ」のスタッフのまーちゃんさんだった。ちょうど裁判ライブが終わった直後でもあり、今年営業のお仕事もよく一緒になった「ガングリオン」含む「チームクボ」。おそらく今年のこのような接点がなければ全部なかったことになってたと思うくらい、とても巡り合わせなスムーズな開催となった。改めて「チームクボ」は偉大です。さらに注目です。

という形で、開催となるも当日まで日数が少なく色々と大慌てした部分もありましたが、お客様も予想以上に集まって頂き大変感謝しかありません。その後の配信も購入して頂いてたりと、頭が上がらなさすぎます。

そんな配信がこちらから(再)↓


そもそも、僕は自分の主催ライブを打つことも今年に入るまでとても抵抗があった。というのも、ちょうど僕が東京の事務所(サンミュージック)に預かりになり1年目で活動をしていたとき。もちろん1年目となるとフリーライブに出て、それの上位取るか取らないかみたいな日々でしかなかった。

出るライブはそれだけで、他の稼動といえば事務所のネタ見せ、事務所ライブの手伝い、そして先輩の主催ライブの手伝いだった。先輩の主催ライブもさまざまで、お笑いオタク上がりだった僕からしたら「この人のライブのお手伝いを!?」という感じで参加させてもらうものもあれば、芸歴の近い先輩が主催するネタライブのお手伝いもある。

前者はお手伝い中もダメな考えだがテレビを観てる感覚で"目の前ですごいことが起きてる!"という感覚で参加していたが、後者だと僕はスタッフで入り演者の一部に同期、同世代の人たちが紛れていたりすることが多々あった。それがいわゆる"悔しい的感情"でしんどかった。

数年後そのライブに出れたりした時の気持ちが上手くは表せないが、自分のレベルランク付けでいうところの1つの段に"誰かの主催ライブにでる"がうっすら出来たこと。それが出来たことによって"じゃあ主催の立場"はもっと段がいると思ってしまい躊躇になっていた。

結局芸歴的、年齢的にそろそろちゃんと開催するとかしていかないとダメなのかも…と思い開催したのが今年の4月ごろ。これもそのような思いとプラスして、劇場のオーディションライブに勝ちきれないレールに掛かっていたため「自分で場をつくって力つけるか」と理由付けて開催にこぎつけた。なので、半年くらいは劇場のオーディションライブに参加せずに"自分で環境を作ろう!"と思った矢先に劇場に上がれたというこれまた人生。

それから定期的に開催することにしたのが「せかいいち・やさしい・ねたらいぶ」というシンプルなバトルなしネタライブ。これは先ほどの近しい先輩が大体シンプルなバトルネタの長時間ライブを打っていたから、とりあえずネタだけのライブにしようとしたのがキッカケ。

バトルにしなかったのは、主催例が沢山あったがその中で「自分が主催したライブ、自分が勝って喜んでワーイ!」がどうしても21〜22歳の僕には真っ直ぐにわからなかったのである。もちろん、主催なんだから環境の整え方も自分で調整できるだろうし、そこで争いを作ってそりゃそうでしょ!ってなっていたので、絶対それだけは避けようという意思。

なので心掛けとしては「出演者の方々は絶対にマイナスにならないように、僕は絶対にプラスになりすぎないように。」というもの。ここからは僕の経験談で"こうだったら少しは気が楽だったのかな?"というところ。

まずは、以前も言ってる話でしょうが僕はすごく人見知り。縦社会を生きてこなかった文化部人間。縦社会という剣を振りかざされたら一歩も歩けなくなるくらいビビってしまう。すぐにこぞって振りかざす人達を沢山観てきた。「僕は不器用だから100点は叩きだけないけど20点くらいならできるその20点を観てくださいよ。」とお願いしたいのに0か100で判断される。

0で判断されるとその日1日の繋がりを失ってしまうくらい代償がデカい。(これはあくまで僕の世界での考え)
それは絶対損であるからこそ、出てくださる方々1日を失わないように。まずこれ1つ。

次は、"エントリーライブばっかだった日から主催ライブに呼ばれた時嬉しかったなぁ"のやつ。人見知りが続くが、社交的な人はすぐにクリアして色んな人のライブに出てるイメージもあった。これが僕にはすごく難しいことだったからこそ、優しく声をかけてくれ呼んでくださった先輩が神のように思えた。何より初めて出るライブや会場はウキウキしかしなかった。

社交性が僕みたいに苦手だったり、環境によっては本当にエントリーライブで何勝かしないと何も呼ばれず同じライブばっかりになってしまう。ただ経験談として僕は主催ライブに呼ばれたことをキッカケに自信が着き、ライブで勝つことが増えたりしたので「これで覚醒する人は絶対いるのに!素直に意地張らずに褒めてくれよっ!褒めて伸びるんだから!」の考え。

なので、今特別1ヶ所とかに絞らず色んなライブに顔を出し、面白そうな雰囲気の後輩の子がいたら絶対に話しかけてみる。大体「まだ全然どんなライブあるか知らなくて…」となるので、その子達は本人がOKな限り絶対に誘うことにしている。バトルを考えなくていい場になった時に新しい何かになったらいいなぁと思いながら。

そして、絶対に仲良いセットを1ペアくらいの規模で作ること。人見知り主義すぎるが、話し相手が居る居ないでもコンディションが違う。これが1人いることによってその日のテンションが柄に変わるのだ(これはほんと個人すぎる話)。とにかくいいテンションで出てもらえる環境作らないとなぁというお話。

あとは、僕(たち)がとにかく頑張ること。外の実績とか。運良く主催1回目の時点で楽屋Aメンバーになれ、2回目開催の直前にはAメンバーに、3回目の頃には今宮戎としゃべくり話芸決勝行きましたという個人的隠れあげまんライブでもある。

こういう実績で少しは「この人達が主催なのかー!」の良さが付けば、特に初めて参加する後輩とかは伸び伸びしやすくなるのかなという思い。そのためにも何とか踏ん張ろうと思える我々にとってもこれはプラスでもある。(元に全然舐められまくっている我々の価値が薄すぎてほんとまだまだすぎる)

「やさしい」なんて付けてるので"優しいネタしないと"と思われがちですが、これは各方面にとって"優しい"が生まれていたらなぁと。もちろんお客様にも。このライブきっかけで「〇〇さん目当てで初めて楽屋Aきました!また〇〇さん沢山呼んでください!」とか「〇〇さんが××以外のライブに出てるの見れて嬉しかったです!」とか言われることも増えて、結局それが一番嬉しいなぁなんて思う日もある。

実際に普段の姿と違うように見れたりするからこそ、動画を見返すのがすごく楽しい。このライブを機に色んなところに出だしたりするのを見るのも楽しい。嬉しい。

そしてこのようなライブに参加してくださる心広き先輩芸人さんや同期世代芸人の存在。こんな「僕らが主催」という小さな看板でしかないなんににもなってないライブに、もっと大きな看板屋号のライブが主戦場であるべき方々もお声がけさせて頂いたときに快く引き受けてくださったり、また「せかやさ出させてよー!」と言ってくれると"冗談じゃないですよね?"と戸惑うくらい嬉しい。

それこそ1年目の時の「この方と同じライブだ!嬉しすぎる!」の経験値ははぐれ系スライムを倒すくらい経験値になるし、今でも毎回該当する方々が居てくださるのがとても嬉しいです!ほんと過去1度でも参加してくださった皆様ありがとうございます!

とにかくみんなが優しくなる1日があればいいや!という考え。戦うのは別の日、ほぼ毎日、別の場所で沢山あるのだから。と。

いう考えで毎回開いている。そんな『せかいいち・やさしい・ねたらいぶ』なので「ただのライブかー」と思っててこれ観た人は「なるほどねぇー」くらいの感想持ってくださったら幸いです!

次回は1月12日(金) 20:30〜!

さらに2月4日(日)の19:30〜も開催!
こちらは枠数も少しあるので、もしこれみて「実はせかやさ気になってる、出たいなぁ」あれば全然言ってください!初対面すぎると人見知りしちゃいますが、面識あってライブ一緒とかになれたらこの回や次回以降ぜひぜひです!

こちらからもお声掛ける時もありますし、ぜひその時は絶対無理せずフラッとな感じで判断してくれたらと思います!!


あともう一つ主催が来年からありまして、長尺ネタライブを開催します!これは今年ちょくちょく営業のお仕事など行かせて頂く際に「長い時間魅せれる人こそ美しいのでは?」と思ったことや、しゃべくり話芸の決勝が7分で周りの強者の7分が隙のない7分だったことから。

どうしてもバトルライブばかりだと3〜4分がベースになり、3〜4分の身体になるのだがお仕事を頂く際に"ただプラス倍"の考えでは通用しないくらいまた難しい種目である。

我々も現在探り探りであり、この1年の色んな方々とお会いした中で"実力"はもちろん"魅力"が強くて羨ましく思える方々をお呼びして開催する運びになりました!

とても実験的でもあり、心よく承諾してくださった魅力ある人達ばかりですので、こちらぜひ来ていただきたいです!

1月20日(土) 長尺演芸の会 17:00〜


そんな主催ライブでもハードルを高く考えてる僕ですが、3月29日に巻物ズで単独ライブをすることになりました。とんでもねえハードル。

タイトルは未定ですが、
3月29日(金) 20:30〜!楽屋Aにて!
初の単独ライブになります!

こちら開催するにあたっての考えはトークライブ内でも言っているので、詳しいところはこちらを観ていただきたいです!(再々)

これに関してはハードルもありますが、何より今年1年ありがたすぎることに色んな大会の決勝に行けたこと。ライブやイベント含めて賞金とかちょくちょく頂けたこと。

ダントツでぎゅっとこの1年が過去の歴の中で濃厚だったので、絶対に来年は今年よりも!というためにはこの高きハードルを超えるしかないと思ったということです。そのためのある1つの案はほんとトークライブで言ってるので、本当にしつこいですが見て欲しいです!

今年は結局100%舐められモードのパーセンテージを全く減らすことはできませんでしたが、来年は絶対に数パーセントでも減らせれたと思えるようにしたいです。1銭でも多く食えるようになりたい。1人でも多くに刺さりたい。近道なんてなさそう。1つずつやるしかなさそう。引き続き頑張りますので、どうかお願い致します!3月29日、仕上げます!🔥

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