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VD4B 西宮陣営指名振り返り

    アカウントを変えてから初めてのnoteがARA氏 @arai_san_28 が主催したVD4Bの指名振り返りnoteになる。

    今年で阪神ファン10年目となるこの記念の年にこのような仮想ドラフトに参加させて頂き感謝している。


    

    ここまで私に関する事を書いてきたが西宮陣営の指名について振り返ろう。


①各ポジションから考える指名のポイント


・右投手

    西純矢や才木浩人、浜地真澄(うなクラス最推し選手😘😘)、望月惇志等阪神が誇る投手英才教育のお陰もあってプロスペクトが多い。

    また、高野圭佑や谷川昌希、齋藤友貴哉、小川一平の今シーズンの中継ぎ覚醒枠もいる。しかし、Pierce Johnson、Rafael DolisがMLBに流れた今、現時点で1軍で確実に活躍出来るのは守屋功輝、藤川球児のみである。

    となると、1年目から敗戦処理でも1軍で投げられる投手は欲しいものである。候補としては大学生や独立リーガーを中心に考えた。


・左投手

    このVD4Bを参加するにあたって最も重要だと考えたポイントである。

    能見篤史が年齢的に厳しくなり、レギュラークラスの左投手は髙橋遥人や岩崎優、島本浩也のみである。

    及川雅貴、川原陸が出てくるまで時間がかかる中即戦力の投手は必須である。筆者は佐藤宏樹を第1として考え他にも藤井聖、山野太一を候補として挙げた。


・捕手

    1軍には梅野隆太郎、坂本誠志郎が鎮座しており、昨年のドラフトで藤田健斗を指名。総合力に優れる藤田に経験を積ませたい考えがありそこまで優先ポイントではなかった。

    指名候補としては萩原哲が挙がったが他陣営に指名されれば仕方ない方針となった。


・内野手

    二遊間には北條史也、木浪聖也、糸原健斗、植田海が1軍でレギュラーの座を争っている。

    鳴尾浜では遠藤成、小幡竜平にポジションを与え経験を積ませるべきだろう。

    問題は鳴尾浜の両コーナーである。候補としては入江大樹、小深田大地、山村崇嘉、西野力矢等が候補として挙がった。この中から誰かを指名する事は確定した。

    他には、やはりエラーの多い球団なので守備固めとなる選手を指名すべきとなり、小川龍成、児玉亮涼、矢野雅哉が候補として挙がった。


・外野手

    いつ引退してもおかしくない糸井嘉男や福留孝介がベテランとして未だに主力として活躍してるのは問題である。一刻も早い育成は急務である。その為今年のドラフトの目玉である佐藤輝明はポイントに合っておりドラ1はすんなり彼で決まった。

   その他にも俊足の選手として奥野翔琉、小川晃太朗。中軸が期待できる来田涼斗、細川凌平、元謙太、齋田海斗等が候補になった。


②指名のポイント

・佐藤輝明

・左の即戦力投手

・俊足外野手

・右の高校生投手

・右の中継ぎ

・コアになる、大型内野手

・守備固め内野手

以上である。


    ここからは5/31、6/1のVD4B当日の指名と他陣営の流れを振り返ってみる。本noteのメインイベントだ。

③当日の指名選手振り返り

1位 佐藤輝明 外野手 近畿大学

     186cm 92kgの立派な体格、Bellingerに似たフォームから破壊的な打球速度、飛距離を誇るスラッガーである。

    走塁、守備の評価も悪くないが内野手の指名ではなく、外野手としての指名となった。

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    大阪陣営、北海道陣営と指名が重複し、抽選となったが引き当てる自信はあった。

    指名順的に余ったくじを引いたが引き当てることが出来ず…そして主催者からも煽られる結果に(このサムネはそのせいである)

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    なんだこれは…


外れ1位 佐藤宏樹 投手 慶應義塾大学

    佐藤輝明が外れた時は佐藤宏樹に行くことは参加を表明した日に決めていたので残っていたのは素晴らしいことである。

    個人的アマチュア最強左腕である。常時145キロ程の直球を投げ、多彩な変化球も持っている。

    特にスライダーはプロでも即通用するレベルで奪三振能力(奪三振率14.17)が高い。映像で見る限りはまさに「消えるスライダー」である。

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    中継ぎであれば1年目から防御率2点台を叩き出しても何の驚きもない。それほどの投手である。


    将来はエースに。


2位 来田涼斗 外野手 明石商業

    地元兵庫県、高校野球の大スターである。佐藤輝明と同じく破壊的な打球速度、飛距離を誇るスラッガー候補である。 

    また、俊足で守備範囲も良い。そして何よりも下級生の時からレギュラーとして活躍し、先輩投手相手に対しても素晴らしいスイングを披露している。 
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    意識も高く、プロでも理想の打撃を研究し続けるだろう。リードオフマンとして活躍するのかスラッガーとして中軸を打つのか、将来が楽しみである。


3位 小深田大地 内野手 履正社

    高校通算29HRを誇る昨年全国制覇をした履正社の中軸選手である。というか昨年の打線で1番恐ろしかった。秋も変わらず打ち続けており、今年も期待した選手だったが活躍の機会が無くなってしまい残念である。

    津田学園戦のレフトへの打球や関東一高戦のセンターへの打球の様な変態バッティング、逆方向へも強い当たりを打てる所を評価している。

    強肩であり、守備も悪くない。

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    プロ入りしたら是非31番をつけてほしい。それくらい期待していい選手である。


4位 矢野雅哉 内野手 亜細亜大

    SSが数多く指名された4巡目で指名した選手である。

    元々は小川龍成(國學院大)の指名予定であったが、宮島陣営により先に指名されたので指名された時の予定通り矢野を指名。

    守備範囲は小川、児玉亮涼(九州産業大)とは遜色なく、送球に関しては間違いなくアマチュア内野手No.1である。

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    二遊間の守備の上手い選手は必須であり彼を指名出来たのは間違いではないと思っている。もしレギュラーを取った時には下位で敵を乱してほしい。


5位 八方悠介 投手 鹿児島城西

きました今回の西宮陣営唯一のサポーターである もりたくさん @sigmamoritaku イチオシの投手である。

下記からはもりたくさんの熱いメッセージである。



    ホントならば、センバツに出場して、この順位での指名は考えられなかったかもしれない。

    去年秋までの映像しか確認できていないので申し訳ないが、千賀滉大をお手本と下フォームからは、本家の高校時代を彷彿とさせる。

    去年の夏までは、上半身のトレーニング主体で行っていたらしく、上半身の筋肉を使っての投球で、146キロが去年の秋に出ていた。
    下半身強化で球速、球威ともに上がっていくものとみられ、阪神が得意とする速球派投手の育成のメソッドに乗れば、大エースになる雰囲気がある。

    投球も、決して力任せという訳ではなく、
質の良いストレートに、各種変化球を上手く織り交ぜていく器用さがある。

    そして、何より注目したいのが、鹿児島城西高校は「自主性」をスタンスに活動しており、現在の矢野阪神の目指すところに近いところがあるのでプロに順応するのにそう時間はかからなさそう。

    個人的に西純矢や才木浩人と切磋琢磨しながら山本由伸のような成長曲線を描いてくれると信じている。
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    筆者としては完全にノーマークの存在であったが、実際に映像を見て惚れてしまった。7位指名の予定であったが6位指名予定の河村説人(星槎道都大)が先に指名され八方が取られたらマズいと感じ順位を上げての指名。

    筆者の現役NPB選手最推しである同じ九州出身高卒投手の浜地真澄と切磋琢磨してほしい。


6位 小川晃太朗 外野手 同志社大

    龍谷大平安高校時代は2年春からレギュラーを張り、リードオフマンとして活躍。大学でも1年春から5試合スタメンとして出場した経験値抜群の選手である。

    走塁技術には課題があるがトップスピードはプロでも上位である。その脚力を生かし、守備でも活躍している。 
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    1年目から守備固め、代走として活躍出来るので打撃面を伸ばしてレギュラーを掴んでほしい。

 

7位 大曲錬 投手 福岡大

    硬式よりも球速が出ない準硬式で150キロを超える直球、変化球も悪くない。

    高校時代はサイドで138キロを記録していたが、大学入学後にオーバースローに転向し、153キロを記録。

    準硬式では敵無しだが伸び代しかなく、仮想ドラフトとはいえこの順位まで残ってるのは凄い。

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    大卒とはいえ2年程鳴尾浜で英才教育を受けたら素晴らしい中継ぎになると思っている。周りの目に負けず頑張ってほしい。


8位 落合秀市 投手 兵庫ブルーサンダーズ

       去年の岸潤一郎枠である。言わずと知れた「紀州の剛腕」は独立リーガーとなりプロを目指している。

    高校時代、恵まれた体格から148キロを投げプロ入り間違いなしと言われた選手の為、独立での実績は無いがポテンシャルを買っての指名である。

    球種も豊富で先発でも中継ぎでも活躍出来る。

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    筆者が兵庫ブルーサンダーズの本拠地、アメニスキッピースタジアムで試合をしたことがあり、縁もあって指名。

    腐らずに頑張ってほしい。


9位 山村崇嘉 内野手 東海大相模

    何故残っている。センス抜群のスラッガー候補が残っているのか、驚きしかない。雰囲気がもう違う。

    体格も完成されてるし後は経験が必要。甲子園でこの選手が見れないのは残念である。

    そこまで強く振っているとは思えないスイングから柵や外野の頭を超える打球を生み出す。

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    阪神には遠藤成もおり、過ごしやすいはず。今回指名した来田、小深田と左打者トリオを形成してほしい。


④まとめ

    河村が指名された以外はほぼ100点満点のドラフトであったという自信がある。是非阪神さん僕のドラフトを参考にしてください。(懇願)

    そして今回VD4Bに参加したサポーターを含めた方々、主催者であるARA氏本当にありがとう。

以上である。

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