大喜利トーナメント 第1回ナンボギ杯
12/8~9に落研内で開催したお泊まり会の中で、大喜利トーナメントを主催しました。それついて軽く振り返ります。2週間経っちゃいました、ごめんなさい。
開催に至った経緯
そもそもなぜトーナメントを開催したのか、それも急に。"経緯"と見出しを打っておいてなんですが、特に深い理由はないです。ただ、せっかくお泊まり会をするのにいつもの部室と同じようにただひたすら大喜利を回すのも飽きてしまうかなと思ったので、何かしらの企画はやろうと思ってました。なのである程度のルールがあればその内容はなんでもよかったんですね。全員で協力するテトラボのオオギリホエールに近い系統のルールも考えてました。
ただ、部員たちに軽く聞いてみたところ、バトル形式になることへの躊躇いや、否定的な姿勢みたいなものをあまり感じなかったので、開催に踏み切りました。加えて、最近自分が大喜利ライブとか大喜利会によく参加するようになった影響はかなり大きいです。外部の大喜利のトーナメントみたいなものにいきなり参加するのはやはりプレッシャーが大きく、普段の力が全く発揮できないということが平気で起こりますから、その予行として部内で開催しておくのも悪くないかなと思った次第です。仮に部内の大会で負けてしまってもそれは絶対にいい経験になるし、むしろその悔しさがバネになる可能性もありますからね。
あとは純粋に、みんなの大喜利がたくさん見たい。そして自分の考えたお題にどんな回答が出てくるのか見たい。その結果、誰が1番面白いのか知りたい。そういった色んな思いがありました。ただそれにしても、まさか10人も参加者がいるとは思ってませんでした。大喜利とかお喋りとかしようといってゆるく開いたお泊まり会なのに、大喜利のトーナメントに熱くなってくれる部員がたくさんいてくれることは本当にありがたいことです。
大会ルール
かなりシンプルなルールにしたつもりです。
Aブロック3人 Bブロック3人 Cブロック4人
それぞれのブロックを1人が勝ち上がり、3人で決勝戦を行うと。
3人で6分なので結構長めだとは思いますが、意外とちょうどいいくらいだったかなとは思ってます。
そして審査は僕の独断でやったり特定の審査員を設けたりということはせず、その場にいた他の部員全員という形にしました。純粋にウケの量が反映されやすいので。1問1問その場で採点する系のルールは忙しくて大変ですし集計にも手間がかかりますから、考えうる限りでは最適解のルールではないかと思ってます。なんか面白いルール案思いついたら教えてね。
また、落研には馴染みがない、というかそもそも大喜利狂の変な奴でない限りあまり出会わない単語「マジックタイム」などを導入してみました。まあマジックタイムってすごくかっこいいので言いたかっただけなんですけど。一応落研の人たちが外部で大喜利をすることになった時に未知の単語は少ない方がいいかなという意味も込めて取り入れてます。
総評
抽選の結果トーナメントは以下のように。
A 水君 布石 野上多面体
B ベーコン 四次元 薫
C オカヤマ りりいん みこと 松本
学年もいい感じにバラけて、非常にバランスのいいブロック分けになりましたね。
結論からいえばAを布石、Bを薫、Cをみことが勝ち上がり、決勝戦を布石が勝利して優勝に至ったわけなんですが、正直大会当日の彼は圧倒的でした。
下馬評、があったのかどうかはわかりませんが、僕の中ではどうせ薫が勝つんだろうなというのはちょっとありました。ほんまにちょっとね。でも薫の大喜利が面白いのは全員知ってるし、事前に優勝候補を上げるなら全員薫を上げたんじゃないかなとは思います。
しかしながらこの日の布石くんは本当にノリに乗っていました。悔しいですが認めざるを得ないです。あ、お前そんなに大喜利出来るんや、って思いました。面白かったです。
僕は今回主催の立場に回っていたので当然参加はしてないわけですが、もし僕がここに参加していて、同じブロックや決勝で彼と当たっていたら、それはもうめちゃくちゃ嫌だっただろうなとは思います。
あと個人的には水君とかベーコンの大喜利がもっと見たかったですね〜。彼らの大喜利は他の人には出せない力強さみたいなものがあって本当に面白いので、まだまだこれからもたくさん見たいです。それから、Cはみことがいくんや〜って、思いました。いや別に彼も面白いんですけど、前日にテトラボトライアウト初参加して勝ってきたりりいんがいたので、Cはちょっと予想出来なかったですね。ただなんか彼女はその時のコンディションに影響されすぎているというか、いや別にずっと変なこと面白いこと言ってるんですけど、ずっと眠そうなんですよね。眠くて力が出ないみたいな感じなので、もっと寝て欲しいです。
あまり個人への感想みたいなもの書きすぎるのも良くないと思うので総評はここらへんにしておきます。というか2週間も経ってしまったのであんまり覚えてないです(ごめんね)。それから、特に回答の記録を取っている訳では無い(スマホの容量なかった)ので皆さんの面白かった回答を列挙するとかは出来ないんですが、軽く各お題を振り返っていきたいと思います。3×4=12題、から公開出来ない最低な1題を除いた11題を振り返ります。
お題振り返り
割とシンプルなお題から始めようか、と思ってこのお題を選択した記憶があります。比較的なんでもあり系寄りのお題ですね。先に言っておくと全お題バランスが良くなるように順番を組みかえるということはしましたが、こいつがこのブロックにいるからこのお題を出そうみたいな作為的なことは一切してないです。お題スライドを完成させたあとに抽選を行っているので。
僕の作りたかった系統のお題を作れたような気がします。凝りつつも答えにくすぎるわけではない面白いお題。元々、前日にお題を量産してた時にいつのまにか現れていたようなお題で、「いやこれあんまよくないかな」っていう印象のやつだったんですが、出してみたら思っていた10倍くらい好評で嬉しかったです。結構何回でも出来そうこのお題。
1問目と2問目は結構縛りが少ないタイプのお題だったのに対して、3問目では一気にジャンルを絞ってみました。個人的にはなかなかの良題。みんながコナンをどれくらい知ってるかというところなんですが、みんなコナンの解像度はかなり高かったようで安心しました。すごいですねコナンって。
なんというか、言語化が非常に難しいんですけど、「しっかりした」お題っていう感じですよね。特に変なことを言ってるわけでもないですが、その分引き出しは多そうというか、より深い部分を求められているような。まあその分難易度は高くなってしまったと感じてます。いや〜、芸大って普通の大学よりも掃除のしがいがありそうですよね〜。
当日「今日行けないわ」とLINEを送ってきた柱^_^b君に「じゃあ1題くれ」と言ったら送られてきたお題。なので僕は全く作問に関わってないです。かなり良いお題ですよね。お題を求められることを分かっていたくらい。
薫の「ガソリンスタンドどこですか(ガソリンで飛んでいた)」「落苑へようこそ(知らないらくえんだった)」っていう回答がめっちゃ印象に残ってます。
これは今回のお題の中では1番のお気に入りかもしれないですね。かなりの良題だと自分で思っています。ただ事前に回答を考えてみるようなことはしてないのでどんな回答が出るか全く想像できなかったんですが、薫が一番最初に「犬を出します」っていう回答を出してめちゃくちゃ面白かったので、安心した記憶があります。
公開できるわけのない1問目をスキップして2問目。いや〜これはあんまり自信を持って出せるお題ではなかったんですけど、偶然にも相性の良さそうなメンバーがいるブロックにあたったかなと思ってます。りりいんこんなん得意そうやん。りりいん(やった気がする違ったらごめん)の「全員に手を振り続けて知り合いだと思わせるおじさんがいる」みたいな回答が面白かったです。まんまと騙されてるの面白い。
あ〜このお題もすご〜く好き。1番のお気に入りこっちでした。このお題出した時に「このお題やりたかったな」と別ブロックのメンバーから声が聞こえてきた気がするんですが、まさにそう感じさせるお題だと思います。まあ実際に自分がこれの回答者になった時は、意外と難しそうですけど。
ここにきて。ここにきて「こんなゾウは嫌だ」です。ごめんなさいね。でも見たかったんですよ、決勝に勝ち進んだ人達による「こんなゾウは嫌だ」。シンプル、かつ、ゾウ。回答者の人たちからしたらめちゃくちゃ嫌だったでしょうが、僕は見ていてすごく楽しかったです。
決勝戦の中では1番答えやすかったお題かなと。布石くんの優勝を決定づけたのもこのお題な気がします。マリオは全員知ってるのでそこに関してあまり心配はしていないんですが、マリオってあんまりイジりようなくて意外と大喜利のお題にはならない印象なんですよね。そう考えると意外と難題に思えてきた。答えやすくなかったかも。
字面のインパクトを重視した結果かなり答えにくいお題をぶつけてしまったのではないかと思います。ごめんなさい。最初違法の体育祭にしようかと思ったんですが、ベタすぎるかなと思って文化祭にしてしまいました。よく考えたら文化祭って体育祭に比べて引き出しの数が少なすぎるわ。結構反省してます。ただこのお題でもいっぱい面白い回答を出してくれた3人は本当に凄いですし、感謝してます。
まとめ
決勝戦のお題もうちょっとよく出来たなとは思ってますが、大会通して楽しんでもらえるお題をたくさん用意することは出来たように感じてます。みんな面白かったです。みなさんのおかげでした。またやります!
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