ともろう的2019年10大ニュース

2019年 わたし的10大ニュース
(世間のニュースをわたしが選んだというのではなく、わたしのニュース10選です)

時系列で並べました。


1月1日(火)
きょうだいマラソン初め
わたし・妹・下の弟で元日の日の出前の早朝マラソン。村上海岸を往復。


池には氷が張り、白鳥が動くたびにパリパリと音を立てていました。
個人的には、きょうだいが元旦ジョギングするなんてアクティビティを持つようになったのが面白かったです。(10代20代はきょうだいみんな…、、、でしたので。)
海岸沿いは2016年からすごいスピードで景観が変化しています。つい先日も行きましたが、元日に見た景色からもまただいぶ変化していました。


2月1日(金)
ビリー部 始動
個人的に12年ほど続けていたビリーズブートキャンプ(※)。
小高区復興拠点施設「小高交流センター」が開所したことで、エクササイズエリアを借りて週1回ビリー部として開催。
ビリーズブートキャンプ本編を、ローテーションで行います。ビリーの前にストレッチエクササイズ、後に有酸素エクササイズなどを組みわせています。アクセントとして、たまにビリーズブートキャンプエリートをしてみたり、仮装(コスプレ)をして運動してみたりと織り込んでみました。
やってみると、みんなで運動するのは楽しい。また、初心者でも、やりこんでいる経験者でもしんどい。みんな大変。そしてみんなでやりとげる。それがビリーの魅力だと思います。

インスタグラムにUPしてるのがこんな姿勢のものしか見当たりませんでした(笑)


しかしやっぱり小高交流センターにいちばん必要だったのは大浴場だと思いますよ!


(※ ビリーズブートキャンプ…Billy's Boot Campとは、ビリー・ブランクスが考案した短期集中型エクササイズ。収録、販売されたエクササイズDVDは2005年位に日本国内で爆発的にヒットした。)


3月10日(土)
映画「MARCH」上映会と、甲冑展示
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”地域のかたにもこの映画を見て欲しい!”という思いで、上映会を開催することにしました。
国内外で上映され、感動を呼び起こしているドキュメンタリー映画「MARCH」。
本上映会主催者は、ちょうど1年前に、この映画を見る機会がありました。映画を見ることで、原町第一小学校のマーチングバンドが震災前には全国大会出場の強豪校であった事を知りました。震災の後、子どもたちと指導者のかた、保護者のかたがこのように頑張っている姿も、初めて知りました。遠く愛媛のサポーターが南相馬にエールを送るシーン。
ただ号泣しました。
まずは、見て欲しいです。
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当時のイベント告知より。
この映画を見てから、地元でもこの映画を紹介したいと思い、2018年の10月には原町区朝日座で上映、そして今年は小高区交流センターで実施することができました。
小高区交流センター多目的室1,2をお借りして準備。何人のかたに来場していただけるか心配でした。

野馬追の地ということで、甲冑の展示をすることで少しでも参加するかたが増えないかと、交流センターのご近所のお宅から甲冑をお借りして展示しました。
開場してみると、お客様が多くて会場の椅子がたりなくなって、センターのロビーや別棟から運び込んで対応する事態となりました。見に来て下さった町の方々から、「大変感動した」という感想をいただきました。
開催して良かったと思いました。
地域のイベントの広報のしかたというものもひとつ教えられた気がします。



4月〜
武術家のかたとSNSを通して邂逅、以後手ほどきを受け始める
Twitterでフォローした武術家のかたとSNS上で交流を持つようになり、5月末には上京し、直接武術の手ほどきを受けました。

※動画は2回目の上京の時のものです

その後、10月に南相馬に来ていただき小高で太極拳の集中講座を開催する企画を進めていましたが、台風の影響で中止(先生が乗る予定の高速バスが運休となってしまった)。しかし2020年1月24、25日に開催することで再企画。


7月21日(日)
走って浦尻貝塚へ(小高駅〜浦尻貝塚)
40年以上前に小高に生を受けながら、地元小高区の史跡「浦尻貝塚」に行ったことがないしよく知らない。そんなとき誘われて貝塚までジョギングしました。
片道約8km、往復16km。

画像1

その後、貝塚に関連した博物館のイベントに参加したり、「浦尻貝塚史跡公園づくり市民検討会」に参加したりと、浦尻貝塚について知識を深めつつ、縄文文化というものにも興味を持ち、浦尻貝塚への関心と愛着がわいてきています。
この経験以降、今年は11月まで、貝塚についての歴史などの講座、貝塚現地で土器をフロッタージュで写し出すワークショップ、同じく現地での土器づくり、土器焼きと今年一年でだいぶ貝塚に足を運ぶようになりました。

ジョギングについても、ずっと1人で走っていましたがこうして一緒に走る仲間がいるのは楽しいなと、嬉しい発見をしました。

ジョギングつながりでいうとわたしは小高を走りながら、神社や祠、石碑などをみつけるとSwarmというアプリに場所を登録しています。
それに加えて今年は鹿島区で「南相馬市鹿島区 二六ヶ所 九曜紋で巡る 神社仏閣スタンプラリー」というイベントがあり、鹿島区の神社仏閣を巡るきっかけになりました(こちらは自動車でまわりました)。
地域のものを見に行くという事では、4月8日(月)には大井跨道橋

を実際に自分の足で見に行きました。
年齢ひとけたのときから、小高区大井の6号線の上を跨ぐ橋が気になっていました。40年来気になっていたこの橋を渡る探検ジョギング。橋のたもとのヤブをかき分け。この跨道橋は昔の野馬道だったそうです。国道ができる以前の暮らしなどにも思いを馳せました。ちょっとした冒険気分を味わいました。今後もこういう活動をしたいと思います。

これらの経験から、同じ南相馬市といえ、鹿島、小高、原町3つのまちそれぞれの雰囲気があり、「同じ市なのに違っている。違っていても地域に対する郷土愛みたいなものを感じる。」という感慨がありました。3つの町をいっしょくたにせず、良さを打ち出しながら盛り上がっていくといいなと思います(個人的に鹿島や原町の魅力を探索していく予定)。



8月12日(月)
盆踊りで優勝(2019年・令和元年 おだか夏祭り)
小高区の盆踊り(もちろん相馬盆唄)一般の部初優勝。
令和元年の盆踊りクイーン(自称)となる。
某小学校からは「来年の運動会の盆踊り練習はともろうさんに教えてもらおう」という声も上がっています(笑)
盆踊りクイーンのうちに、相馬盆踊り練習会とか、何かしたい(笑)
☆民謡・三味線スキルGET☆
今年は盆踊りの他、民謡を教えてもらい「原釜大漁祝い唄」「相馬二遍返し」「相馬流れ山」「新相馬節」などがレパートリーになった他、かんたんなものならば三味線を弾けるようにもなりました。地域の人間として”ジモティ勝手にたしなみ運動”を続けていきたい。


8月25日(日)
阿波おどり・ひばりの連、「南相馬連」として第63回高円寺阿波おどりに参加
2016年の8月頃から、地元南相馬市の阿波おどり連「ひばりの連」で阿波おどりを始めました。連の諸先輩方は阿波おどりの本場徳島県で踊ってきた経験もありますがわたしは経験がありません。そこで踊る機会を作っていただきました。
踊っている様子(先頭、黄緑と白の衣裳がわたしです)

本場のお祭りの賑わいや、観客のかたからの温かい声援、主催側の手厚いサポートなど感激することしきりでした。来年も行きたい…。


10月5日(土)
ウチダザリガニを獲って食べるキャンプの会

2018年にも、お誘い頂いていたのですが諸般の事情で今回初参加しました。
きっかけとしてはミクシイ時代にわたしが「ウチダザリガニ獲って食べたい」と言ったことに、Hさんが呼応したことです。(HさんとはMixiコミュの「相馬弁で話す」で知り合って、札幌で初顔合わせして、のお友達付き合いです。震災の時にもものすごく支えていただきました)
ザリガニ美味しかったです。こういう(ちょっと大人のれでいが所望しないような)夢を実現してくれる友人の存在が嬉しいです。


11月6日(水)
入院・手術
甲状腺腫瘍と乳房腫瘍の切除術を受けました。(注:全く軽いものなのでご心配なく!!)

乳房のしこりをセルフチェックで見つけた2018年の3月、すぐに診察を受け良性の診断がおりていましたが、その後定期的に通院してマンモとエコーを受けていました。2019年の5月位には甲状腺のところに水がたまり、一度は針で抜いてもらいましたが、その後また溜まりました。
2019年9月のしこりの定期検診のときにエコーで「しこりが少し大きくなってるかも…」との技師さんからの指摘があり、外科の先生は「切るほどでもないから今後も定期的なエコーとマンモで」という所見でしたが、わたしは甲状腺のところのふくらみが気になって切除術をお願いしました。(水が溜まるのも、外見上のふくらみが気にならなければ切らずにいても問題無いレベル)

頸の部分ということで、全身麻酔になる。じゃあついでだから乳房のしこりも切除して検査に回しましょうか、と先生が仰ったので、一回の麻酔で二箇所の切除術をしていただきました。

甲状腺の腫瘍も癒着がひどければ甲状腺も取る計画でしたが、袋になっている部分のみ切除することができたそうです。
乳房の腫瘍も組織診をした結果、良性でした。

2018年にしこりを見つけて、細胞診の結果を待つ間の深刻な気持ちがマックスで、今回の手術についてはかなり楽観的でした。
かえって、しこりのこと、全身麻酔のこと、わたしの体調のこと、周囲で心配して下さる友人知人のお気持ちを心配してしまいました。
わたしのことを心から気にかけてくれているんだなあと、大変有り難い気持ちになりました。
この経験から、乳がんは手で触ってわかるがんなので、セルフチェックと適度な運動を推進する活動をひっそりとしています。


12月1日(日)
第32回野馬追の里健康マラソン大会
ハーフ完走

2016年に戻ってきてから、年1度は野馬追マラソンでハーフに挑戦すると決めて4回連続の出場。参加のうち、昨年2018年は練習不足で16km地点でタイムアウト、バスに乗ってゴールとなってしまいました。そこで今年は練習コースにアップダウンのある道を設定し、練習に励みました。功を奏したか、無事完走できました。アップダウンに強くなった実感があり、とても嬉しいです。
タイムもわずかながら毎年縮んできています。(未完走の昨年は除きますが)

野馬追マラソン

11月に手術をした後だったので、これまた皆さんには心配されました。「参加は医師に相談して考えたほうが」という助言や、「手術なんかした後走るなんて絶対しちゃダメ」なんていうことも。本当にご心配おかけして済まないな、と思いました。
しかしわたしが運動を始めたときの思いとして、「今は体を鍛えることしか出来ないけど、したい事があるときに体力的なことで断念する事はないように今は体力をつける事に集中しよう」というものがありました。(ジョギングやビリーに本気を出し、食生活も大幅に見直して取り組んだのは2011年春、札幌にいた時のことです)
今回のマラソン大会出場は手術前に決めていたことだし、自分の体力や体調(運動しているので、自分の体調の少しの変化も自覚できる)でも出場可能と判断しました。(実は、術後の抜糸や退院も一般的な日数よりも縮めて出させていただきました)

無茶とも思われるかもしれませんが、一般の人よりはやっぱり体力や自分のメンテナンスとかできているので、あまり心配しないで見守っていただけるといいなと思います。

完走できたから言ってみましたが、自分でも実はどうなるかドキドキはしていました。わたしは自分の性分として、未知なところに足を踏み入れたい(予測つかないけど少し頑張ってみる)みたいなところがあります。今回達成できて、すごく嬉しかったです。

わたしの2019年はこんな感じでした。
今回、1年間の振り返りをしてみようとこうしてピックアップしてみると、端から見て些末な事柄でも、わたし自身がドキドキワクワクを味わうことがあるのが重要だと思いました。
また、2018年に活動してきたご縁が今年の活動に大きくつながっていることも感じます。

本年は大変お世話になりました。2020年も、どうぞよろしくお願いいたします。


選外
かたつむりとの生活
お茶のおけいこも続けています(台風の影響で計画したイベントも中止になりましたが、来年以降も精進していきたいです)


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