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相手をめんどくさいと思う自分がめんどくさいという思考

全て自分のせいにしてみる。

これも、人生をうまくいかせる方法の一つだと僕は考える。

世の中には、扱いづらい人・接しづらい人・自分の性格と合わない人・細かすぎる人・めんどくさい人がいるが、それは全て相手のせいにするような思考

少し無茶振りかもしれないが、全て自分のせいにしてみるのも、スキルアップにつながるし良いのではなかろうか。

相手をめんどくさいと思う時間がもったいない

これまでの人生で人間関係に困ったことがない人はいるのだろうか。多少はいるだろうが、困ったことがある人は多いことは想像できるし、次のデータにもある。

エンジャパンが2018年に調査したデータによると、以下のようなデータが得られた。

「転職の経験がある方にお伺いします。人間関係が転職のきっかけになったことはありますか?」という質問に対して、53%が「ある」と回答。
「今までの職場で人間関係に難しさを感じたことってありますか?」という質問に対して、84%が「ある」と回答。

エンジャパン「職場での人間関係」に関するアンケート調査

以上の通り、人間関係に困ったことのある人の方が圧倒的に多くなっている。

人間関係に困った経験のある人は皆、「この人めんどくさいな」と感じてことがあるという人だろう。

確かに、面倒な上司や、理不尽なことを言う同僚が原因なのかもしれないし、相手側に原因がある可能性が高い。しかし、全て自分のせいにしてみることも悪くはない。むしろ僕はそれをお勧めする。

仮に理不尽なことを言ってきたり、困った対応をする上司のことを、「あいつめんどくせぇな」とか、「あいつ扱いづらいな」と考えたとしてもめんどくさいという事実は変わらない
考えたところで何も変わらない事実なのだから、考えるという行為は無駄である。

「あの上司めんどくせぇな」と考える暇があったら、自分自身がそれに適応できる力を身につけた方が早いのではなかろうか

アンチコメントは書く人も 自分で自分の存在価値を下げている(余談)

少し逸れた話にはなるが、これはアンチコメントを書く人にも当てはまる。先に言っておくが、私は人の悪口を言ったりする人は大嫌いである。youtubeのコメント欄等でも相手が傷つくようなコメントをする人がいるが、この人たちは馬鹿なのかなと思いながらいつも見ている。

誹謗中傷をする人は、アンチコメントを書くことで湧き上がる一種の快感に支配されている。言われた相手はもちろん傷つくが、それに加えて言った本人の存在価値まで低くなっているだろう。

誹謗中傷を言ったからといってインセンティブが発生するわけでもないし、メリットがあるわけでもないし、むしろ自分で自分の首を絞めているのだから恥ずべき行為である。

つまり何が言いたいのかというと、「例え誹謗中傷を言ってくる人がいたとしても、言った本人が自分の首を絞めているだけだから放っておいた方が良い」ということだ。

誹謗中傷に耐えられるだけのメンタルを身につければ、この問題は簡単に解決するのではなかろうか。

誹謗中傷とまではいかなくても、会社内で自分のことをいじめてくる上司や同僚に対しては相手をしないことが一番なのである。相手にするだけ体力と精神の無駄遣いだし、いじめてくる相手は、自分の存在価値を自分で下げているだけなので放っておくべきなのだ。

相手をめんどくさいと思う自分がめんどくさい

相手をめんどくさいと思う自分がめんどくさい」という思考は、冒頭の人間関係に悩む人が、良好なライフを送るために鍵となってくる思考だと私は考える。よく言う“大人な対応”にあたる。

筆者である私にも当然、人間関係がうまくいかないなと感じる人が何人か存在する。ただし、別にそのことについて深く考えたりはしていない。明らかに理不尽なことを私に対して言ってきた人がいて「この人めんどくさいな」と感じることがあったとしても、「そう感じる自分がめんどくさいな」と考えるようにしている。

この思考が少し無理のある場合もあるが、理不尽で面倒な相手に出会ったとしても、変温動物のように適応できるスキルがつけば、毎日楽しい人生が歩めるのではないかと私は考える。

これは“全て自分のせいにしてみる”という考えの元にある思考だが、日常的に皆さんが使っている事柄と同じだろう。会社で社員が不祥事を起こしたとすると、不祥事を起こさせないように教育しなかった社長の責任になることがある。

大人になっていない子供が非行に走ったとしたら、しっかりと教育をしなかった親が世間からは叩かれる。

バイト先の後輩が自主的に動けてなかったら、そう指導しなかった先輩である自分が悪いと考える。

全て自分のせいにしてみることは、世間で当たり前のように行われている行為であるのだが、それを心情面にも活用し、“相手をめんどくさいと思う自分がめんどくさい”という思考になってみるのも、自分のスキルアップに良いのではないだろうか。

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