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“お姉さん”と“おばさん”の間に何かちょうどよい代名詞が欲しい

40歳の女性に対して、なんとお呼びするのが適切か。私が小さい頃から悩み続けていることだ。

「お姉さん」とお呼びするのは何か外れている気がするし(年齢詐称しすぎという意味)、「おばさん」とお呼びすると「老けているんだぞ!」って言っているのと同じになってしまう。

果たして、40歳くらいの女性を呼ぶための代名詞はこの世に存在するのか。もし存在しない場合は、どんな名前がよいか考えていく。

特定の年代にのみ存在する代名詞

人間に使われる代名詞の代表例として、お兄さん・お姉さん・お父さん・お母さん・おじさん・おばさん・おじいさん・おばあさん等が挙げられる。

お兄さん・お姉さん:10代後半〜30代前半くらいの人を指す。
お父さん・お母さん:年配の方、60歳以上の方を指す(ここでは子持ちの若い大人が自身の子供から言われるパターンは除く)。
おじさん・おばさん:40代後半〜50代後半の方を指す。

筆者の感覚ではこのくらいの年齢層のことを指す。

上記の表を見て改めて思う。
お兄さん&姉さんとおじさん&おばさんの間の年齢層の人、つまり30代前半〜40代前半くらいの方はなんとお呼びすればよいのか。

冒頭でも記述した通り、40歳の女性に対して「お姉さん」と呼ぶのも違う気がするし、「おばさん」と呼ぶのも何か失礼である。

「お母さん」と呼んだらよいじゃないか!と思ったそこのあなた、「お母さん」という代名詞は年配の方に使う言葉ではないか。「お母さん」とお呼びするとかなり歳を食っているというイメージを与えてしまうため、失礼にあたると思う。

新しい代名詞を誰か思いつきませんか

私が一番必要だと思う代名詞は、
お姉さんとおばさんの間の世代の女性、お兄さんとおじさんの間の世代の男性
この2つの代名詞である。

「おねばさん」「おにじさん」
2つの代名詞を合体させたようなもの。

「おぬえさん」「おなえさん」
新たなひらがなを勝手に当てはめてあほもの。

なかなかしっくりくるものが無い。どなたか新しい代名詞を考えてくれないか。
30代後半〜40代前半の男女の方々をお呼びするのに適している代名詞を誰か本気で考えてほしい。

この代名詞がもしできれば、言う側も言われる側もお互い気を使うことなく生活できるだろう。

大学生が“お父さん”と呼ばれてショック

今日のガソリンスタンドでの私と従業員さんとのやりとり

私:「あの〜すみません、タイヤの空気圧調整機の使い方が分からないんですけど、教えていただくことは可能ですか?お忙しところすみません!」

ガソスタ従業員:「はい、かしこまりました!ちなみにお父さん、タイヤの指定空気圧の確認方法はご存知ですか?」

私:「・・・(お父さんと呼ばれたことに少し動揺しながら、)運転席のドアの内側を見ればいいんですよね?」

まず、心の中の私の声を聞いてほしい。
「俺ってそんなに老けているか?!」

お父さんと言われるということは、上の定義だと60歳越えの人だと思われていることになる。

人生で「お父さん」と呼ばれたことは初。自分の顔と格好がそんなにも「お父さん」っぽかったのか。思わず口が滑ってそう呼んだのか、本当にそう思っているのか定かではないが、ショックであることに変わりはない。

もし仮に、「お兄さん」と「おじさん・お父さん」の間の年齢層の代名詞があれば、私への被害は最小限に抑えられたはず。もちろん「お兄さん」と言われたいが、「お父さん」と呼ばれるよりかはマシである。


新しい代名詞を考案した人、またそれが世の中に広がったとしたら、ノーベル賞級だろう。それを可能にする案をお待ちしています。

今日は以上!

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