長女の発狂と次女の断乳日決定

長女が発狂するようになった。
まあ思い返せば結構小さい頃からしてた気もするけど、最近多い。ちょっと思い通りにならないと叫ぶし、絵本で覚えた強い言葉を大声で言う。「なんで〇〇しないんだ!!」「おい!〇〇するんだ!!」などと言っている。寝起きや夜泣きで泣き叫ぶこともある。怒られると逃げて全力で誤魔化そうとする。次女が来るとにじり寄って押し返そうとする。
こんな様子を毎日ずっとみていると、だんだん自分のせいなのではという思いが無意識に強くなっていた。
私も子供の頃気が強かったし、余裕がないと長女に強く出てしまうし、次女の世話で我慢させることも多いし、物分かりいいからって頼りすぎて、ストレス与えてるのかな、だからこんな風に、みたいに。

でも数日前ふと(この子はこんなふうに発狂する小学生にはならないだろうな)と思ったのをきっかけに、これはこういう時期で、この子にとって必要なことだ。と思えるようになった。
別に私のせいでも、次女のせいでも、娘の性格がきついんでもない。
そういう時期あるよね、と受け入れようと決めたら、可愛く思えてきた。自分が責められてるような気持ちのせいで、発狂する娘に苛立っていたことに気づいて申し訳なくなった。
寝起きに「お父さんいなくて寂しいの」と泣き、置きたい本が滑っただけで「なんで滑るんだ!」と叫び、ちょっと言葉を聞き逃したら「分からんの?!まだ分からんの!?聞こえないの?!」と怒り、怒り出すと「違う!全部違うの!どっちも嫌!」などという時期。
同時に、妹に「使っていいんだよ」と物を譲り、「眠いの?枕持ってくるよ」と私の枕を運んできてくれ、寝る前のタッチで笑う次女を嬉しそうに見て、「喜ぶかなぁ?」と言いながら色んな人に手紙を書いて、「このサンタさんあははと笑ってるからお尻痛くないかな」と思いを馳せて、「〇〇だから大丈夫?」と自ら見通しを持って安心しようとする時期。
難しいこともあるけど、素敵な姿の方が多いのに、見逃しがちだから意識していきたい。

次女の断乳日をきめた。ちょうど1ヶ月後。名残惜しいような寂しい気持ちと、開放感や達成感への期待が半々。
我が家は2人で終わりだし、無理に断乳しなくてもいいか?とも思った。でもなんせ減らない夜間授乳で睡眠不足だし、乳飲みすぎて離乳食食べないし、だんだん添い乳で寝ないことも増えてきたし、噛まれるし、色々わかってきてる次女を見てると意識がはっきりしてからの断乳は手こずりそうで、決めた。
決めると終わりが見えるので、あと1ヶ月は頑張れそう。この期間に、私の心の準備をしておく。これが一番大事。

今日は夫が14時半まで子供を連れ出してくれ、私は爆睡できた。次女が離乳食だけで午前を乗り切ったのに感動した。
昔大好きだったけど久しぶりに聞いた阿部真央の「どうしますかあなたなら」に出てくる「完璧な自分を諦める勇気を ダメな自分を愛せる生き方を」というフレーズが刺さって、何度も聴いている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?