The Prosperous Heart 第7週 Forgiveness 本文要約

第7週　Forgiveness 赦し

ハーフポイント(原本ではmidpoint)を迎えて、自分が何者でどんな人生を送ってきたかをきちんと知ることは重要です。

自分の価値観を明確にし、自分そして自分の懐具合を大切に扱い、自分の人生で何を目指してるかを理解したことでしょう。

いよいよ過去を手放す準備が出来ました。自分を赦すタイミングです。赦し、怒りを手放すことで前進します。

7-1.Forgiving Ourselves 自分自身を赦す

半分を過ぎる頃、カウンティング(お小遣い帳をつけるワーク)は習慣になっているだろう。お金の使い方の傾向がはっきりしてきただろう。

借金を増やさないことはより簡単にできるようになってるだろう。ついに自分がお金をコントロールしている感覚を獲得したと思えるだろう。

自分自身を信頼しよう。お金はお金でしかない。

自らの責任で、自分自身を知り始める時である。

お金に関する自分史が明るみに出るにつれて、困惑して絶望して目を背けたくなるかもしれない。お小遣い帳ワークをやめたくなるかもしれない。

しかし逃げ出してはいけない。目を背けることは何の解決策にもならない。

(その明るみに出たお金に関する嫌悪感をもつ行動に対して)自分自身を赦す必要がある。孤独感は神々を自分の人生から追い出す時に感じることである。

先延ばしは怠惰ではない。恐れの感情である。

豊かさの心は自信を持って助けを求める。

7-2.Forgiving Others 他者を赦す

恨みほど不快な感情は殆ど見当たらない。

We drink the poison and then wait for the other person to die.
(自分で毒を飲んで他人が死ぬのを待つ)
→他人を恨むのは自分自身への毒になる

→しかし、他人を恨む行為を悪いと決めつけるのは、自分自身を赦すのと反対になる

豊かさの心は(ネガティヴなものも含めて)全ての感情や心に感じるものを受け入れる。受け入れは自由へ繋がる鍵である。

7-3.Dismantling Negativity ネガティヴな感情を解体する

ネガティヴな感情は常に恐れの表面にあり、思いやりの気持ちは常にそれを解体する。

ネガティヴな感情は常に恐れからやってくる。

欲しいものが手に入らないのではという恐れ、持っているものを失うのではという恐れ、だれかにジャッジされるのではという恐れ、誰かに無視されるのではという恐れ。

周りの人々が自分のネガティヴな感情をぶつけてくる時、そこに潜んでいる恐怖心を見つけることが出来る。

他人のネガティヴな感情は避けられるに越したこと無い。可能ならいつでも、楽観的な人のそばにいるべきだ。

しかし逆も真なり、自分自身も良く観察する必要がある。何かを恐れている時、不用意に周囲にネガティヴな感情を吐き出していないか？そのようなことをした瞬間、周囲の人々にどのような影響を与えているか考えているだろうか？

豊かさの心は安心感を感じ、わざわざトラブルの種を探しに行かない。豊かさの心は、ネガティヴな感情は恐れから発生することを知っている。

誰か他人のネガティヴな感情が自分を揺さぶった時はどうするか？その表面の奥にあるものに注目しよう。その人の恐れが見えてくるだろう。

貴方は何に対してネガティヴな感情をもつだろう？どんな恐れがそのネガティヴな感情の後に潜んでいるだろうか？

7-4.Moving Forward 前進する

リスクを取る時、自分で自分を大事に想っている感覚を経験する。この理由だけでもリスクを取る価値がある。

自分がどんな状況であれ、できることの選択肢があると認めることは自由へと繋がる大事な入り口となる。

コンフォートゾーンから抜け出して、利用できる機会に自分自身を投げ出すには勇気が要る。しかし進歩の小さなステップを受け入れるにつれて、自分に自信を持てるようになる。

豊かさの心は大胆だ。その衝動を信頼し、新しい方向に飛び出すことを恐れていない。

7-5.第7週　チェックイン

モーニングページ:今週はモニペ書きましたか？何日書きましたか？

お小遣い帳:今週は記録をしましたか？何を学びましたか？

借金しない:今週はカードなど借金を避けましたか？もし借金してしまったなら、何の為にしたか？どのように感じたか？

ウォーキング:今週はウォーキングしましたか？どんな閃きがありましたか？

タイムアウト:今週はタイムアウトを実行しましたか？何を学びましたか？