SKE48 10期生公演デビュー(7/24青春ガールズ公演)
先日、7/24にSKE48「青春ガールズ公演」が配信限定の新しい生活様式に従った公演が行われ、10期生11人のうち、6人が劇場公演デビューしました。
昨年2019年11月19日にオーディション合格、12月21日に劇場公演にてお披露目、翌2020年1月15日発売のシングル「ソーユートコあるよね?」では「渚のイメージ」という10期生単独の楽曲が収録され、2月15日の静岡エコパアリーナでのコンサートでパフォーマンス披露。
ここまでは順風漫歩であとは劇場公演デビューを迎える!というところまで進んでましたが、新型コロナウィルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言も重なり、活動自体が大幅に自粛となり、横浜アリーナでのコンサートを始め、SKE劇場での公演も中止。自然と10期生のデビューも先送りに。
10期生メンバーは個々にSHOWROOM配信でダンス披露や企画を自ら立てて配信したり、ブログで個性を発揮する子もいたり。ステージに立てなくとも、自分なりにアピールして活動をしていましたね。
ようやくのお披露目から半年以上かかっての劇場デビュー。無観客でお客さんからの反応もなかなか感じられない中でしたが見事に公演をやり遂げたような気がします。
期を追うごとに劇場公演として成立しているのが早くて。8期辺りからは劇場公演として満足して観れるのが早くなってきて、今までは3ヵ月くらいでやっと慣れてきた感じが、1ヵ月で納得できるものを披露していると思ってます。
10期生も同じでした。パフォーマンスに関しては全然問題ないレベル。当然、選抜された6人でもあり、16人でユニット曲の無いフルのセットリストでないので比較は出来にくいと思いますが、今回の6人に関しては全然見応えのあるパフォーマンスだったと思いました。観ている側的にはそう感じたような気がする。
MCは全然まだまだなのは仕方ないですが、それでも、これまでSHOWROOMで配信していたスキルとか個性とかが発揮されていて、光るものはめっちゃ感じましたね。ファンの方ももう付いているみたいですし。嬉しいですね。
今後登場する、残り5人の10期生メンバーの公演も楽しみですし、9期研究生との公演も楽しみになってきました。早い内にまた研究生公演が開かれますように期待したいです。
アイドルって、平均して活動期間が短くて。実力のあるメンバーさんは10年を超えて活動されている方も居ますが、おそらく5年か7年くらいが活動期間で「華の命も短い」という感じなのかなと思います。
その「華の命の短さ」を考えると、10期生だけでなく、全メンバー含めても、この新型コロナの影響によるこの半年はリスクになっていないか。
昨今の情勢を鑑みると、新型コロナの一件は収束しておらず、未だにその真っただ中にいる状況。元通りの状況になると考えると数年はかかることを覚悟し、リスクがまだ水増しする覚悟をしないといけない状況になるだろうと思います。
彼女たちは、その数年を受け入れる覚悟か。
デビューした10期生の11人も、もしかしたらお客さんの顔を見ずにステージを降りる子も中にはいるかもしれません。アイドルとして華々しくデビューし、なかなか芽が出ずに降りる子は星の数以上に居ると思いますが、このコロナ禍のせいで降りざるを得ない子がいないかと心配はしてしまいます。実際、他のアイドルグループさんでは、家族に感染リスクがあるからと活動自粛しているメンバーさんも居らっしゃるみたいですし。
でも、そんな中でも、今できる範囲内で熱を持って、活動に挑んでいる姿があるということだけでも感謝しないといけないですね。メンバーやスタッフさんを応援したい。そう考えるとパフォーマンスを見ることでその不安も吹き飛ぶ気もしています。
いつか16人で、お客さんを入れた形で公演が出来て、一緒に同じ劇場で共有が出来る時間が来ますように。その空間を10期生が早い内に体感できますように。
そのためには小さいことですが、感染が異常に広がらないように、ひとりひとりが気を付けることが大事だと思います。是非とも。