見出し画像

「要警戒だ!」菅政権の人事=第3次安倍政権と危惧される訳とは➠官邸官僚も同じ体制だからだ!

【「要警戒だ!」菅政権の人事=第3次安倍政権と揶揄される訳➠閣僚は半分は留任で。最大の問題が「官邸人事」。ご飯論法の加藤勝信厚労相が官房長官に。官邸官僚も同じ体制➠これで国家の私物化はもっと酷くなる】
 昨日、菅政権が発足した。政権の閣僚は半数は留任で、新しくデジタル庁が出来たくらいで安倍政権と変わらずである。
まあ、こっちは良くもないが、良いとしてだ……。
問題は、「総理官邸の人事」である。予想していたように今度も安倍踏襲であるから「官邸閣僚」はほぼそのままである。
 あれだけ安倍政権下で、行き過ぎた「官邸主導」で悪い意味で名を馳せた官邸官僚たちが、菅政権でも続投となった。
 日本の政策決定は、政権(政治家)ではなく「官邸」(官房官僚)主導になる。要するに、各省庁や閣僚の権限は「官邸」よりも下になり、総理への忖度、ヒラメ状態がなる。当然、総理への一強となる構図になる。結果として、各省庁や閣僚の頭脳は生かされないから国益を大きく失うことになる。
「安倍政治を継承」と言った菅だが、名前だけ「菅政権」で、実質的は「安倍政権」中身は何も変わらない。
 これが、第3次安倍政権と揶揄される訳である。
今 #スガ政権の退陣を求めます はネットでトレンドになっているのは、こういう背景があるからである。

「官邸主導」人事の弊害を、分かりやすく解説しているリテラの2つの記事があるーー。
❶【菅政権で「公費不倫出張」の和泉洋人首相補佐官が再任、“官邸官僚”のトップに! 虎の威を借る恫喝と行政の私物化が再び】
安倍政権を象徴する「官邸官僚」たちの人事だ。
安倍政権では「影の総理」と言われ、絶大な権力をふるってきた今井尚哉・首相補佐官兼秘書官は、菅政権では内閣参与に。他方、菅氏の最側近である和泉洋人首相補佐官はそのまま再任し、さらに元エリート警察官僚である杉田和博官房副長官と、内閣情報室(内調)のトップから国家安全保障局局長に登り詰めた北村滋氏も再任となった。
 安倍政権下で菅氏が“官僚の監視”を担わせた杉田官房副長官や、“野党やマスコミの監視、謀略情報の仕掛け人”として暗躍させてきた北村氏をそのまま再任させたことからも、官僚の人事を掌握して忖度を引き出す「官邸主導」がさらに進められてゆくことがはっきりとした。
 “公費不倫”があれだけ問題になったというのに、何事もなかったように重要政策を取り仕切る立場に舞い戻っていた和泉首相補佐官……。無論、菅政権の誕生により、和泉氏の権限はさらに増大することになる。
 今回の「官邸官僚」人事で今井尚哉秘書官は参与だが、それはたんに今井氏から和泉氏に首が挿げ替わったにすぎない。これからは、菅−和泉首相補佐官体制によって、より強く官僚を支配下に置いた「恐怖政治」がはじまるだけなのだ。
ーー以下略ーー

❷【菅政権の官房長官に決定 加藤勝信厚労相がコロナ対応で見せた無能!「37.5度以上4日間」の受診目安押し付け、デタラメ答弁連発】
https://lite-ra.com/2020/09/post-5636.html?utm_content=uzou_4&utm_source=uzou
要旨:加藤厚労相といえば、安倍首相が家族ぐるみの付き合いをしてきた故・加藤六月氏の娘の夫で、もっとも面倒を見てきた政治家。初入閣の際も、加藤氏の義母と親友である安倍首相の母親・洋子氏がプッシュしたという裏話がささやかれたほど。さらに、加藤氏には安倍首相と同様、「桜を見る会」に首相枠で招待されていた悪徳マルチ商法・ジャパンライフの広告塔を務めていたという問題もある。このように、加藤氏の官房長官就任というニュースは「安倍政権の継承」をもっとも象徴するような人事であるわけだが、この先が思いやられるのは官房長官会見だ。
 菅官房長官は「ご指摘は当たらない」「まったく問題ない」などという常套句によって質問に答えずシャットアウトする「スガ話法」を駆使してきたが、一方、加藤氏は質問に対して論点をずらして答えをはぐらかす「ご飯論法」によって言い逃れを繰り返してきた。やり口が違うだけで、「質問に答えない」という会見が今後も展開されていくことは間違いない。
ーー以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
#スガ政権の退陣を求めます はネットでトレンドになっている。
Twitterの反応ーー。






ーー以下略ーー

#内閣官房 #内閣人事局 #幹部人事
【行き過ぎた“官邸主導”の弊害 「報道特集」】
https://youtu.be/nNCO0KPI0ow
安倍一強政権に代わる新しい内閣が、発足します。 長きにわたる官邸主導が推し進められた結果、 官邸と官僚の関係は一変しました。 

【「官邸主導」 統治機構の根腐れ生む 一方で霞が関の各省庁が持ってる経験、知見、実績、頭脳は生かされないから結果的に国益を失う】
 連続、通算ともに在任期間が史上最長となった安倍晋三首相。その政治状況は「安倍一強」と言われてきた。
 政権中枢に権力や権限を集中させ、官邸主導で政権運営を進めたが、一方で、森友・加計問題での「公文書改ざん」や「桜を見る会」に代表される「統治機構の根腐れ」も生んだのだ。

【日本の政治は長い間、中央省庁の官僚が大きな力を握ってきた】
 政省令を根拠に許認可や予算配分に影響力を行使し、政治家や財界(経団連や大企業)とも結び付き、政界を実質的に支配してきた。
 自らの省庁の利益を優先する姿勢は「省益あって国益なし」と批判され、政財官癒着の構図は大型汚職事件をたびたび引き起こした。
 リクルート、東京佐川急便事件を機に「官僚主導」から「政治主導」に転換するのが、「平成の政治改革」の目的だったはずなのだ。
 政治に緊張感を生むため政権交代可能な二大政党制を目指して衆院小選挙区制、政治家が無理な資金集めをしなくて済むよう政党交付金制度がそれぞれ導入された。

【第二次安倍内閣で顕著になった「官邸主導」も「政治主導」を目指す政治改革の延長線上にある】
 官僚の権限や権力を国民に選ばれた首相を中心とする政権中枢に集め、政策決定や遂行、政権運営を機動的に行う。
 一連の政治改革で自民党政治の弊害とされた派閥は力を失い、大型疑獄事件も鳴りをひそめた。
 政権交代も二度実現したが、第二次安倍政権では「統治機構の根腐れ」ともいえる事態を引き起こした。官僚不祥事の続発である。

【官邸に権力や権限を集めたまではよかったが、過剰に集めすぎたのが今、逆に、各省庁の優秀な官僚のヒラメ状態になっている】
 「内閣人事局」の創設により人事権を政権中枢に握られた高級官僚は、首相らの意向を忖度し、各省庁の持っている頭脳で反論もできない。
 その結末が、首相の友だった森友・加計問題であり「桜を見る会」の私物化問題だ。 官僚機構のトップに君臨してきた財務官僚までもが、公文書改ざんに手を染め、それを部下にやらせる暴挙に出て、近畿財務局の赤木さんは、それを悔やんで自殺しているのだ。この他にも安倍政権に絡む不審死は山のようになる。また、歴代最長の安倍政権は国民のために何もしていない。
参考:
【「保存版」ー「安倍政権下での暗殺まとめ」 安倍政権下で多すぎる自殺に見せかけ不審死「警察が自殺と断定すれば」全てが闇に】
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12605244424.html

【「保存版」 安倍総理の在職日数が2799日で1位。これまでの彼の悪政を箇条書きにした➠経団連優先で国民に冷徹な政治】
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12620097848.html

【統治機構の根腐れと与党内の議論低迷の結末が、憲法や国民と向き合わぬ政権の横暴だ】
 統治機構の根腐れを放置してはならない。本来は、これを治して行くのが以前の自民党であった。しかし、 平均年齢71.4歳の自民党の4役のベテランですらこの腐敗政治を正そうとはないのだからお話にならい。

このままでは、今回の「官邸官僚」人事で今井氏の影響力が削がれたとしても、それはたんに今井氏から和泉氏に首が挿げ替わったにすぎない。これからは、菅−和泉首相補佐官体制によって、より強く官僚を支配下に置いた「恐怖政治」がはじまるだけであろう。 菅氏が安倍氏のように官邸をコントロールできるのか?
 しかし、「菅政権には 安倍晋三という陰の総理がいて口を挟んで来る」のは目に見えている。
これが、菅政権は「第3次安倍政権」と揶揄されているのだ。

#菅政権 #第3次安倍政権 #危険な 「官邸」人事 #変わらない閣僚人事 #恐怖政治    





 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?