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「海を汚すな!」フクイチの汚染水放出で、中国や韓国で抗議運動!日本大使館前でデモも!米国以外は全て反対してる国際社会➠中国は「海は日本のごみ箱でなく、太平洋も日本の下水道ではない」 国や東電は放出作業進めている

【「海を汚すな!」フクイチの汚染水放出で、中国や韓国で抗議運動!日本大使館前でデモも!米国以外は全て反対してる国際社会➠ 中国は「海は日本のごみ箱でなく、太平洋も日本の下水道ではない」 国や東電は放出作業進めている】
 福島第一原発の処理水放出を巡って、周辺国から抗議の声が相次いでいる。
 近くの中国や台湾は日本の海洋放出で海が汚染される恐れがあると指摘し、中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は「海洋は日本のごみ箱でなく、太平洋も日本の下水道ではない」とコメントした。
 韓国でも海洋放出に反対する動きが拡大している状態で、ソウルの日本大使館前では環境団体が抗議運動を展開している。

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【米国以外の全ての国も「汚染水の海の放出」反対している】
 ロシアも日本近海の海洋汚染を調査するとして、福島第一原発の海洋放出に深刻な懸念を表明しており、アメリカ以外のほぼ全ての国が日本の原発汚染水の海洋放出に不満を示している。
 日本側が処理水の安全性を証明することが出来なければ、反対の動きはもっと拡大していくのは必至な状況になっている。
 日本は、「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」などと「環境問題」を言っているが、これと完全に矛盾し、国際社会から信用を失い、CO2削減政策の説得力も全くなくなるのだ。
 中国や韓国、ロシアなドが中心になり、国際裁判所に提訴するのは確実な現実である。

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【国や東電、福島沿岸の近隣市町村に必至の説得を行なっている】
 この一方で、国内の説得作業や海洋放出に向けた準備作業は着々と動き出している。
 国や東電の担当者が大熊町議会を4月26日に訪問。大熊町側は海洋放出への賛否を示すことはしておらず、どういう基準か曖昧だが、「対象となる市町村」に向けて必死の説得を行っている。
 
【「汚染水」海洋放出について、ここまで国際社会が反対しているのに、強行に放出すれば未来永劫、日本は「海を汚した国」と見られる】
 タンクにある、汚染水をAlps浄化装置でどこまで浄化されるのか? ホントに安全なのか? 具体的にどこまで浄化されていて「安全」としているのか? 日本国民も疑っている。
 10年を節目として、いきなり、菅自民党が「タンクが満杯で原発敷地に置き場所がない」として、いわば勝手に放出を決めただけの話である。
この10年でAlps浄化装置が進化し、浄化能力が向上したわけではない。希釈して、何倍に薄めようが、汚染物質は総量は変わらないから意味がない。
 原発処理水にはトリチウム以外に12の核種(ヨウ素129、セシウム135、セシウム137など)が残留しているのは分かっている。

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 この汚染水については、全魚連(全国漁業協同組合連合会)も漁業者の声を聴いて猛反対しているし、国民の世論調査でも反対多数である。
 中国、韓国は近隣だから当然でもここまで国際社会が反対していることを、政府は重く受け止めなけばならない。
 しかし、これも「コロナ禍の中での強行五輪開催」と同じで、世論は無視である。

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ニュースソースーー。
【「地球で最も大きな井戸を汚染させる」 日本の海洋放出に対抗して韓-中南米が世論戦】
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68042d2edf8589dbc0aa9af88eb5d2c5e3c77dd

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韓国外交部が福島汚染水海洋放出に対抗して太平洋沿岸の中南米国家との共同対応を急いでいる。崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官は今月18日からコロンビア・コスタリカ・メキシコなど中南米3国を歴訪して汚染水放出に関連した懸念を共有した。汚染水放出は地球で最も大きな井戸である太平洋を汚染させる行為という「井戸汚染論」を繰り広げるための外交戦に出たといえる。

【処理水放出に韓国学生が丸刈りで抗議 「日本人か?殺すぞ」と脅迫される場面も【世界イッキ見】】

https://www.fnn.jp/articles/-/173662

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処理水放出に抗議するため、怒りの丸刈りパフォーマンスです。女子学生も一斉に頭を丸めていきます。福島第一原発の処理水放出を巡り、抗議の丸刈りパフォーマンスを演じたのは韓国の学生団体。団体は4月16日からソウルの日本大使館前で許可なく座り込みを続けています。警察は路上を不法占拠している上、「大使館の安寧と威厳を守ること」を定めたウィーン条約に違反するとして退去を促しています。また、丸刈り抗議についても中止を求めましたが、強制排除には踏み切りませんでした。さらに、現場では、日本人が韓国の男から「日本人か?殺すぞ」と脅迫される事案も発生。処理水への反発がヒートアップする韓国で、現地の日本人に危害が及ぶ懸念も出ています。(ソウル支局 川崎)

【中国報道官が北斎浮世絵で処理水揶揄 外務省が抗議】
https://www.sankei.com/politics/news/210427/plt2104270029-n1.html

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中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官がツイッターで、日本政府の東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出方針を揶揄(やゆ)するような投稿をしていたことが分かり、外務省は27日、外交ルートを通じて抗議した。茂木敏充外相は同日の記者会見で「厳重に抗議して削除を求めている」と述べた。趙氏は自身のツイッターで、中国のイラストレーターが葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をモチーフに、富士山を原発に書き換え、防護服を着た人物が船からバケツで液体を海に流す姿などを描いた画像を掲載。その上で「北斎が生きていたなら非常に心配しているだろう」などと書き込んだ。画像では、雲が十字架の形をしたり、白波が骸骨や奇形の生物で表されている。

【処理水放出、大熊町議会は賛否示さず 国の方針説明され】
https://www.asahi.com/articles/ASP4W3364P4VUGTB00G.html?ref=tw_asahi 東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出について、国や東電の担当者が26日、大熊町議会を訪れ、国の基本方針について説明した。一部の町議から処理水の安全性について質問が出たが、町議会として、海洋放出への賛否は示さなかった。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【海洋放出で「原発汚染水にはトリチウム以外の核種がある」と自民原発推進派の議員らでさえ指摘している 】
 専門家が危惧しているのは、トリチウムだけがクローズアップされていることだ。
 大新聞テレビは、汚染水を多核種除去設備「ALPS」で浄化しても、トリチウムだけは除去できないと報じ、原子力ムラは「トリチウムが放出する放射線は弱い」「自然界にも存在する」「通常の原発でも発生し、基準を満たせば海に流している」と、海洋放出は問題ないと訴えている。
 しかし、自民原発推進派の議員らは「ALPS」で取り除けないのは、トリチウムだけではないと指摘しているのだ。
 トリチウム以外にもヨウ素129、セシウム135、セシウム137など、12の核種は除去できない。
 一度、海に捨ててはもう取り返しがつかない。

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【国連、処理水放出に「深い憂慮」 福島原発で特別報告している】
 国連のボイド特別報告者(人権と環境担当)らは15日、日本政府による東京電力福島第1原発処理水の海洋放出決定に「深い憂慮」を表明した。  ボイド氏らは「汚染された水が海洋に放出されることで、日本国内外の人々の人権を無視できない危険にさらすことになる」と批判。「海洋放出以外の選択肢もあると専門家は指摘しており、今回の決定には失望させられた」としている。  処理水に含まれる放射性物質トリチウムについて「今後100年以上にわたり、人間や環境を危険にさらす可能性がある」と懸念。日本政府に「海洋環境を保護するなどの国際的な義務の順守」を求めた。
 例えば、中国や韓国やフランスが海洋放出しているのは「トリチウムしか残留していない国際基準に適合した処理水」で、福島第1原発に溜まり続けているのは「トリチウム以外にも基準値超の複数の放射性核種が残留している高濃度放射能汚染水」なのだから、同列に扱うこと自体が政府の詭弁である。

【東電は所謂「ALPS」を使えば汚染水からトリチウム以外の核種を除去出来るなどと喧伝していた】
 これが、実際に蓋を開けてみれば処理後も基準値の2万倍というストロンチウム90の外セシュームなど12種類の核物質が検出されたのだ。
こんな隠蔽・詐欺体質の連中が「処理水」などと誤魔化しても通用しない。ましてや被害は「風評」ではない、われわれ漁師にとっては、生態系に底辺のプランクトンが死滅して、この10年で大不漁になっている。
 温暖化だけでは説明がつかないほどの海に激変して生態系の底辺のプランクトンが死滅している。
 沿岸の被災地の基幹産業の水産業は瀕死の状態になっている。
▼これは、私の自船の魚探だが、震災前はプランクトンも沢山どこでも映っていた。 震災以降、これが、どんどん少なくなり、今ではどこでもなんの反応もない。つまり、栄養のない海に変わり果てたことを意味する。 魚も痩せて、小さくなっている。完全に食物連鎖が壊れていて、痩せこけた海になっているのだ。 これは6キロワットの強い振動子がついているが、普通ならプランクトンが映る。しかし、今では何も映らない。 

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【フクイチ事故の処理水には事故前の約400倍の約860兆ベクレルが含まれているというからケタ違いに性質が違う】
 そもそも、東電や政府は「トリチウムは三重水素とも呼ばれる水素の放射性同位体で。人体や環境への影響も少ない」としてきた
 このためだろう、実際に福島原発からは事故前の2010年にも、2.2兆ベクレルの「トリチウム」が海洋放出されていて、政府は「トリチウムは水と同じ性質のため、人体や生物への濃縮は確認されていない」と説明している。
 そもそも、「22兆億ベクレルの物質のトリチュームが生物に関係ない」はずがないではないか。 極端な言い方をすれば、水と同じなら飲めるはずだ。 従って、日本の原発ではマスコミも問題視せず、こういう垂れ流しが横行していたのだ。
 しかし、フクイチ事故の後にメルトダウンした核燃料のデブリからの影響で「トリチウム」を大量に取り扱う技術者の被曝被害の報告例もある上、今の処理水には事故前の約400倍の約860兆ベクレルが含まれているというからケタ違いに性質が違うのだ。
 ALPSで浄化しても、この高濃度の汚染水は完全にきれいになるはずもない。 東電や政府はこの浄化した結果資料を出したこともない。つまり、誰も検証しないまま、「人が飲んでも無害」(麻生財務談)などど、風評を広げて来ただけだ。

【これまでタンクに溜めたのは極一部であって、1日に1,000トン流れる地下水に紛れて放出されてきた】
 メルトダウンした高濃度のしたには地下水が流れている。サブドレンから汲み上げた地下水には、トリチウムが含まれており、濃度監視の上で薄めずに海へ捨てている。
 凍土壁に失敗して、コンクリートで地下ダムのように壁を作ったが、これをオーバーフローしたり、外の場所から漏れている。
その一例として、2017年にはサブドレンからのトリチウムを110GBq/年海洋放出している。この量は、サブドレンのみの排出に着目する限り、福島第一原子力発電所が平常運転していた2010年以前の実績値である2TBq/年に比して約1/20であって排出目標上限値であった22TBq/yと比するとたいへん小さな値です。但し本稿では、サブドレン以外の護岸などからの漏出については評価していまない。

2014年までは、そのまま垂れ流していた。
1日に1000トンの地下水に混じって、高レベルの汚染水が流されていたのだ!

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改善するために、2015年から凍土壁を試みたが、失敗し、コンクリート壁が作られた。しかし、1日1000トンの地下水はこれをオーバーフローして海に流れている。
タンクにある水はなどは極一部であり、ある意味ダミーでしかない。

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専門家は、「人体や生物へ悪影響がある」と指摘しているーー。
 当然だろう、これまでに人の健康被害は沢山あった。陸の昆虫なども奇形が沢山確認されている。 だが、全く報道されていない。

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(※参考:「処理水海洋放出」は何がまずいのか? 科学的ファクトに基づき論点を整理する 牧田寛2019.09.27 ➠ https://hbol.jp/202689

【自然界にもある、僅かな「ストロンチウム」に目を付けたが、ALPS(汚染水処理装置)だけでは、残るは大嘘だ!】

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【他にも問題が多く、福島第一原発の収束作業が終わるまで延々と地下水に紛れた汚染水を海洋放出することになる点も深刻な問題だ!】
1日1000トンの地下水で全てブロックされるはずもない。
岩手県の三陸での、震災以降の大不漁は汚染水が原因だと、肌で感じている漁師たちである。

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菅総理は「溜まった汚染水タンクをなくす事が福島の復興だ」といっているが、東京五輪で見られたくないだけではないか?
 海に流すことは、福島だけでなく、日本や世界の海に悪影響をあたえ、「風評」ではなく「実害」を及ぼすのは必至である。
もう、これ以上海を汚してならない。

#フクイチ #汚染水 #トリチュームだけではない #海を汚すな #生態系に悪影響 #プランクトン死滅 #大不漁 #漁民は生きていけない #水産業の崩壊  

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