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「五輪ありき!」大規模イベントの観客上限を1万人へ 科学的根拠は無し 宣言解除後もまん延防止へ➠ 飲食店は悲鳴! 午後8時までの営業短縮要請と「飲食店での酒提供、医療逼迫なら停止」

【「五輪ありき!」大規模イベントの観客上限を1万人へ 科学的根拠は無し 宣言解除後もまん延防止へ➠ 飲食店は悲鳴! 午後8時までの営業短縮要請と「飲食店での酒提供、医療逼迫なら停止」】
 きのう6月17日の記者会見で菅首相は緊急事態宣言を6月20日に解除し、東京都や大阪府などはまん延防止等重点措置の適用地域に変更すると表明した。
 政府が大規模なイベントを対象にして、観客の上限を5千人から1万人に変更するともしている。
 そして、まん延防止の対象エリアでは引き続き、飲食店など営業時間の短縮要請や酒類提供も医療逼迫なら停止するとしている。
「五輪のために廃業や倒産になる」と飲食店では怒りの声が上がっている。
 そもそも、緊急事態宣言やまん延防止措置も効果が徐々に下がっているわけで、東京などは、新規感染が、インド株などで逆に増えている。 
 こんな、中途半端な対応で本当に新型コロナウイルスの感染拡大を抑制することができるのか一般人でもリバウンドが起きると強く感じる措置である。
 結局は、「五輪開催のための解除」であり、国民の命は二の次だし、飲食店の営業も春からずっとの時短要請で倒産寸前である。
 感染者数を抑え込めていない中で、なぜこのタイミングの解除なのか。
ワクチン接種の会場からも、「東京オリンピック開催ありき」と批判する声が上がっている。

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【菅首相 緊急事態宣言解除「店での酒提供、医療逼迫なら停止」 毎日新聞 2021/06/17】
https://news.yahoo.co.jp/articles/572fa9bf5a442fa89ba823a74b3339569e8d98cc

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 菅義偉首相は17日夜、首相官邸で記者会見し、まん延防止等重点措置の対象地域で、新たに要件を満たした飲食店に酒類提供を午後7時まで認めることに関連し、「感染が再拡大し、医療の逼迫(ひっぱく)の兆しが見られた場合は、酒類提供の一律停止やイベントの厳格な開催制限などで機動的に対処する」と述べ、酒類の一律停止の可能性があると明かした。
 政府は同日、沖縄を除く9都道府県の緊急事態宣言を、期限の20日で解除し、このうち東京、大阪など7都道府県をまん延防止等重点措置に切り替えることを決定していた。

【首相、五輪観客入り表明 上限1万人が「基本」 共同通信 2021/06/17 20:44】
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbf126649de88c1df41aa11defb7f117a1b60bba
 菅義偉首相は17日の記者会見で、来月開幕の東京五輪・パラリンピック大会について、国内観客を入れて開催する意向を表明した。新型コロナウイルス感染対策として東京や神奈川、北海道などの大規模イベントの参加人数を最大1万人とする政府方針に触れ「大会の人数上限はこうしたルールを基本として決定される」と述べた。政府と東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者協議が21日にも開催され、観客数上限を正式決定する見通しだ。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【結局は、尾身会長も「腰砕けの政権忖度科学者」(御用学者)だった 東京五輪「1万人の強行」が招く感染爆発】
 今の東京は新規感染者が微増している。増えてる中で「緊急事態宣言の解除」というのは、誰の目にもオカシイ。(※ しかもPCR検査数は減っているという指摘もある)
 しかも、インド変異株がもう市中感染している。これは、誰が考えても、「五輪開催のための、無理くり解除」であると感じるだろう。
 全く、チグハグな判断としか言えない。
そして、東京五輪で「入場者1万人」強行が招くであろう、感染爆発であるが、結局は、尾身会長も「腰砕けの政権忖度科学者」(御用学者)だったということになる。
 中身スカスカの「提言」をよそに、記者たちの質問はイベントの人数制限に集中した。なんとここに来て、7、8月のイベントを「最大1万人」とする政府案を分科会が認めたのだ。
 現行の基準では、緊急事態宣言や重点措置の対象地域には「5000人または定員の50%以内の小さい方」、解除後は「5000人または50%の大きい方」を適用することになっている。ところが尾身会長は、人数を増やす「1万人案」をアッサリ了承。あれほど「(五輪を)やるなら強い覚悟でやってもらう必要がある」と菅政権にクギを刺していたのに、観客を入れて五輪を開催したい政府に“敗北”した格好だ。
あの「今の状況でやるというのは普通はない」と、五輪開催に突っ走る菅政権を牽制していた勢いは全くなくなった。
 結局は、尾身会長も「腰砕けの政権忖度科学者」(御用学者)だったとうことだ、官邸から圧力がかかったのは確実であろう。

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緊急事態宣言解除でも医療逼迫なら「飲食店での酒提供はできない」という論理は逆だろ】
 感染者が増加するのは目に見えているが、これで「医療圧迫」なら「飲食店で酒類提供禁止」としているが、逆ではないか。
 ならば、なぜ緊急事態宣言解除なのか! 逆なのだ。
春からずっと、飲食店は営業の自由を奪われ、時短営業、酒類自粛を求めらてきた。
 昨夜、BS TBS「ニュース1930」でも、これまで、16店舗あったのを、6店舗閉鎖して来た社長などが話をしてたが、なんと14ヶ月赤字だそうで、飲食店にとって酒類提供できないと客は来ないと切実に訴えていた。

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【このまま政権の思惑通りに観客を入れて五輪を開催したら、感染拡大は避けられない】
 国立感染症研究所や京大などの専門家チームが示した試算では、7月中旬頃から8月初旬に再発令に至るとハジき出している。 西浦教授の試算とほぼ同じだ。 
 ただし、インド株は、1.8倍の感染力があるが、これを1.2に下げた試算でそうなのだが、それでも、猛威を振るった場合、再発令は7月初旬とも試算している。

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【政府は「機動的に緊急事態宣言を出す」としてるが、とにかく6月20日にこだわっている】
 インド株の症状が分かりづらいことだ。英国の研究によると、その症状は従来株で見られた「咳・発熱」「味覚・嗅覚の喪失」とは違い、軽い風邪や体調不良とほとんど同じであるから、本人でもわからないうちに感染してるという。これでは、ドンドン市中感染は拡大する。
 とにかく、チグハグな「緊急事態宣言解除」である。 
東京五輪に「1万人」もの観客を入れて感染爆発なんてことになったら、政府や尾身会長はどう責任を取るのか。

#五輪ありき #菅政権 #緊急事態宣言解除 #チグハグ #飲食店は壊滅的 #インド変異株 #五輪と感染拡大が重なる  
 





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