「長引く戦争は悲惨だ!」ロシア軍によるウクライナ侵攻から1カ月。この戦争は長期化を避けられそうにない⏩その分犠牲者は増加する ウクライナ女性兵士「戦っているのは、ウクライナ、欧州の民主主義のため」が胸に刺さる
【「長引く戦争は悲惨だ!」ロシア軍によるウクライナ侵攻から1カ月。この戦争は長期化を避けられそうにない⏩その分犠牲者は増加する ウクライナ女性兵士「戦っているのは、ウクライナ、欧州の民主主義のため」が胸に刺さる】
ロシア軍によるウクライナ侵攻から1カ月経過した。ロシア軍のあまりの杜撰さにプーチンは怒っているようだ。それは、司令官の更迭でも分かる。
これで、🔽のニュースのようにウクライナの侵略の軍の指揮官など上層部は10人中、なんと7人が戦死したりして居なくなった。
一方の、ウクライナは欧米が武器や物資を支援しており、ロシア軍を首都キエフなどからは、遠のけている。 当初の軍事専門家の話は「1週間程度でウクライナは負ける」という見立てであった。それが、ことごとく外れており、もはや、「この戦争は長期化を避けられそうにない」という見方が出てきている。
そもそも戦争とは、いったん始まったら簡単には止められないものだ。80年ほど前、日本も勝てない戦争をバカのように4年近くも続けた。
旧ソ連のアフガニスタン侵攻は、撤退まで10年もかかった。この戦争も日増しに長期化の恐れが強まっている。これは、死者は多く出るともいえるのではないか。 早く終わればそれだけ犠牲者は減るのは当然のことだ。
▼SNSで盛んに、自分で撮影したりして国民に訴えるゼネンスキー大統領
これで、国民の士気が上がっているのは確実である。
▼対照的なのは、人と話すときもこんな長いテーブルで話す。自分の部下も警戒してるのではないのか?
▼このウクライナの女性兵士の言っている『戦っているのは、ウクライナ、欧州の民主主義のため』が胸に刺さる
【当初の想定と大きく違うのはロシア軍が大苦戦し、士気が著しく低下してるていることに加えて、ウクライナの変激がすごい】
当初から、軍事力でロシアの10分の1にも満たない。しかし、欧米などの武器・物資支援で各地でウクライナ軍の頑強な抵抗に遭い、進軍を阻まれている。首都キエフ近郊まで迫った部隊も後退を余儀なくされ、大型揚陸艦まで撃沈されている状態である。すでにロシア軍の死者は7000~1万5000人に達しているという。たった1カ月で侵攻に関わった兵士の1割近くを失っている計算であり、こんなことは通常あり得ない数だという。
ただ、もともと戦力に劣るウクライナにも戦況を変える力はない。
米戦争研究所も、今後「数カ月の膠着状態に入りそうだ」と予測している。
ロシア軍は国内にまだ8割の戦力を保持し、ウクライナにも欧米から次々に武器弾薬が供給されている。
なにより、プーチン大統領は一歩も引かないつもりだ。ウクライナのゼレンスキー大統領が簡単に降伏することもないだろう。
▼捕虜になったロシア兵。この捕虜の扱いも、ウクライナとロシアではまるで違うのではないだろうか?
🔽の記事が、ロシアの劣勢を物語っているーー。
【ロシア軍将官7人死亡、1人解任 西側当局 AFP 2022年3月26日 】
https://www.afpbb.com/articles/-/3397062
【3月26日 AFP】西側諸国の当局者は25日、ウクライナでの戦闘でこれまでにロシア軍将官7人が死亡し、1人が司令官を解任されたと明らかにした。 新たに死者として加わったのは、ロシア南部軍管区第49諸兵科連合軍の司令官、ヤコフ・レザンツェフ(Yakov Rezanstev)中将。
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Twitterの反応ー。
ーー以下略ーー
【二児の母が戦車破壊 反撃続くウクライナ軍の最前線 ANN 2022/03/27】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d77d7bffc2b41ca3e49bbb2ea8498ffcdd182b5b
All Nippon NewsNetwork(ANN)
首都キエフ近郊のマカリフを奪還したと発表するなど、反撃に出ているウクライナ軍。
最前線で何が起きているのか?現地記者が同行しました。
(偵察班の司令官)
『我々の役割は、空からの情報収集と現地の人による情報収集、攻撃する場所の情報提供です。今は進撃のための情報収集をしています。これはとても喜ばしいことです』
(記者)
『マカリフでは外で人に会っていません。常に砲撃を受けてどこかに隠れているか、もう避難したのでしょうか』
ドローンを使い、状況を確認します。
(ウクライナ兵)
『ロシア軍を探しています。現地の人の情報だと他の地域へ向かっているとみられます』
こうして得られた情報を他のウクライナ兵たちと共有し、ロシア軍への攻撃につなげていると言います。
対戦車兵器を扱う兵士の中には女性の姿もありました。
(記者)
『最近までこの公園付近に子どもを連れてきていた母親が、同じ場所でロシア軍を撃退するとは思いませんでした。彼女はこの赤い車で対戦車ミサイルを運んでいます』
二児の母でもあるタチアナさんは、先日、ロシア軍の戦車を一台破壊。
それを見た他の戦車は後退していったと言います。
(ウクライナ兵・タチアナさん)
『私が守っているのはキエフやウクライナ、ヨーロッパだけでなく、民主主義です』
ロシア兵士の拙さを指摘するウクライナ兵もいました。
(ウクライナ兵)
『文字通りのバカだね。月明りで周りが見えるのにライトを付けて進んでいた』
捕虜となったロシア兵2人。
身分証を見ると20歳になったばかりのようです。
他の捕虜は「食料がちゃんと届かなかった」と話しました。
(捕虜となったロシア兵)
『一日一食しか出なくて、それを二人で分けていた。基本的に(現地の)家で見つけたものを食べていた』
CNNによると、アメリカの国防当局者は「ロシア軍が補給物資を奪い合っている」との見解を示しています。
こうした状況で増えているのが、ウクライナ市民を巻き込む無差別攻撃です。
両足に重傷を負った15歳のアンドリーさんは、母を目の前で亡くしました。
ーー以下略ーー
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Twitterの反応ーー。
ーー以下略ーー
【今は、マリュウポリは陥落したが、ほかに地では完全にロシア軍の劣勢がまだつ現実】
劣勢でも、プーチンは諦めるはずもない。ロシア国家の威信をかけてますますエスカレートしてくるだろう。
この状況では停戦交渉も進まないだろう。停戦交渉は戦況が大きく動かないと進展しない。どちらかが優勢にならないと交渉は進まないと思われる。 しかも、お互いに“停戦条件”をのめそうにないのだ。
ロシア側は“クリミア半島のロシア編入”と“ウクライナ東部2州の独立承認”の2つを停戦条件に掲げているが、ウクライナは領土の割譲を認めないのは確実だ。
プーチンも絶対に「2条件」は譲らないと思う。
要するに戦争をやめるための“落としどころ”が見当たらないのだ。
その分長引けば、ロシア兵にしろ、クリミアの無差別な死者も増えているのは確実である。
【大量化学兵器で、最終的に核使用ならNATOの参戦で第3次世界大戦になるかも】
恐ろしいのは、戦争が長引けば長引くほど「第3次世界大戦」の可能性が高まってくることだ。
西側諸国も、世界大戦だけは避けようと、参戦せず、ウクライナの「側面支援」にとどめている。ウクライナが要望している飛行禁止区域の設定もNATOは拒否している。いずれもロシアとの全面戦争を回避するためだ。しかし、このまま側面支援だけで済ませることができるのかどうか。
いま、懸念されているのは、プーチンが劣勢を覆すため、科学兵器や核兵器の使用に踏み込むことである。
そもそも、ロシアの核戦略の基本政策を読み直すと「国家存続の危機には核を使うと」明記されている。プーチン氏に対する驚きとは、奇想天外なことをしているというよりも『書かれたとおり実際にやるんだ』という驚きである。だから、これが非常に怖いと感じる。
つまり、経済制裁や軍の被害拡大で「国家存続の危機」が訪れた場合、プーチンは「決められた通り」に「核兵器の発射ボタン」に手をかける恐れがあるともいえる。
▼プーチン氏側近「ロシア存亡の脅威あれば核兵器使用ありえる」毎日新聞 3/23
【そうなれば、西側諸国は重い腰を上げざるを得ないだろう。第3次世界大戦に発展するリスクが高まることになる】
今後、ロシア軍の劣勢が鮮明になれば、プーチンが戦局打開のため、化学兵器や戦術核の使用に打って出る可能性は否定できない。
そうなれば、西側諸国は無視できないであろう。
これまで否定してきたウクライナ上空での飛行禁止区域設定を決断するなど、警戒の『ギア』を上げざるを得なくなる。すると、西側諸国とロシアが直接対峙することになり、緊張感は一気に高まることになる。
いずれにしても、長期戦になれば勝敗は別として、ウクライナ、ロシア双方に、多くに犠牲者が出ることになる。
このウクライナの女性兵士の言っている『戦っているのは、ウクライナ、欧州の民主主義のため』が胸に刺さる。
主人や息子、娘たちの遺影を抱いた、万を超えるウクライナの「兵士」妻や子供、そして母や父の涙を思わずにはおられない。
その涙は、ロシア軍の兵士(18歳~22歳)の母のものと変わるところはないのだ。
「罪深いのは戦争」であり、大きな責めを負うべきは、独裁者のプーチンである。
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