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「正論だ!」白井聡氏が朝日新聞の「論座」で「安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である」真実で正しいスゴい迫力だ。#日本史上の汚点

【「正論だ!」白井聡氏が朝日新聞の「論座」で【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である」真実で正しいスゴい迫力だ。#日本史上の汚点➠ネットでは同感と称賛の声多数だ。ネトウヨが内容もない反論】
 「安倍政権とは何であったか。それは日本史上の汚点である」に始まるこの文章はものすごい迫力である。
 安倍政権総括として不可欠な要素を凝縮した論考だ。
「後継者が誰になろうが、安倍時代の不正の追及が正面から行なわれない限り、本質は何も変わらない」に全面賛成する。
 当然、安倍氏が辞任したらネトウヨの投稿が減った。アルバイト代が入ってこないからだ。有名であったアカウントが
 ⬇のリンクを掲載するので、是非、読んで見て欲しい。ここでは触りだけを紹介し、ネットのほんの一部ではあるが反応を掲載する。
 
【【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である】
~私たちの再出発は、公正と正義の理念の復活なくしてあり得ない~
白井聡 京都精華大学人文学部専任講師
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082800004.html?page=1
 安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である。この長期政権が執り行なってきた経済政策・社会政策・外交政策等についての総括的分析は、それぞれの専門家にひとまず譲りたい。
 本稿で私は、第二次安倍政権が2012年12月に発足し現在に至るまで続いたその間にずっと感じ続けてきた、自分の足許が崩れ落ちるような感覚、深い喪失感とその理由について書きたいと思う。こんな政権が成立してしまったこと、そしてよりによってそれが日本の憲政史上最長の政権になってしまったこと、この事実が喚起する恥辱と悲しみの感覚である。
 真の問題は、失政を続けているにもかかわらず、それが成功しているかのような外観を無理矢理つくり出したこと、すなわち嘘の上に嘘を重ねることがこの政権の本業となり、その結果、「公正」や「正義」といった社会の健全性を保つために不可欠な理念をズタズタにしたことにほかならない。したがって、この政権の存在そのものが人間性に対する侮辱であった。

 その象徴と目すべき事件が、伊藤詩織氏に対する山口敬之のレイプとそのもみ消しである。失政を重ね、それを糊塗しなければならないからこそ、山口のごとき提灯持ちの三下が安倍晋三にとっては大変貴重な人材となった。
 逮捕の撤回、明るみに出た際の安倍支持者による被害者への誹謗中傷、もみ消し当事者の中村格警視庁刑事部長(=当時)のその後の出世(現在、警察庁次長、すなわち次期警察庁長官の最有力候補である)という経緯のすべてが腐りきっている。このような事件を起こした政権を合法的に継続させているという一事だけでも、現在の日本国民の悲惨な道徳的水準を十分に物語っている。
 こうして腐敗は底なしになった。森友学園事件、加計学園事件、桜を見る会の問題などはその典型であるが、安倍政権は己の腐りきった本質をさらけ出した。不正をはたらき、それを隠すために嘘をつき、その嘘を誤魔化すためにさらなる嘘をつくという悪循環。それはついに、一人の真面目な公務員(財務省近畿財務局の赤木俊夫氏)を死に追い込んだ。高い倫理観を持つ者が罰せられ、阿諛追従して嘘に加担する者が立身出世を果たす。もはやこの国は法治国家ではない。
ーー中略ーー
私たちは、選挙はもちろんのこと、デモ、SNS等、あらゆる手段を通じて声を発し、公正と正義の実現に向けてさらなる努力を重ねる必要がある。安倍政権とは、腐食してしまった戦後日本の産物であり、その腐食を促進加速させる動力ともなった。腐食から破滅に向かうのか、それとも急カーブを描いて上昇気流を摑むことができるのか。私たちはいまその瀬戸際に立っているのである。
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Twitterの反応ーー。
●Dr.ナイフ@knife900
白井聡さんの記事、すごいです!
言いたかったことが全部、心に突き刺さる言葉で書かれています。こんなふうな文章を書ける人は尊敬。 ぜひご一読を! #日本史上の汚点
●ゆきほ@yukiho_dx
「不正をはたらき、それを隠すために嘘をつき、その嘘を誤魔化すためにさらなる嘘をつくという悪循環。かくしてモラルは崩壊し、政治の場、国家機構そのものが、政官財学で跋扈する背広を着た強盗どもによる公金のぶん取り合戦の空間と化してきた」素晴らしい。その通り。#日本史上の汚点
●kitarohcocawox@NNkitarohcoca
今の日本の政治や社会の有り様への罵倒フレーズの宝庫。永久保存版。さあこれを読んで、そろそろ、いい加減、#始めよう日本の民主主義 
●木村友祐@kimuneill
公正と正義に目もくれない安倍政権がその代わりとする原理は「私物化」である。私物化されたのはあれこれの国有財産や公金のみではない。若い女性の身体や真面目な官吏の命までもが私物化された。だから結局、目論まれたのは国土や国民全体の私物化なのだ。#日本史上の汚点
●TAMUエビ I AM MOT ABE 骨付き肉肉球薪党@tamut1227
この記事に対してネトウヨが「これ、ただの悪口じゃないか」などとうるさいが、この記事を書いた京都精華大学の白井聡教授は過去に「安倍晋三のごときゴミムシ」とツイートした事もあるのだから、これぐらい書くに決まってるだろ文句を言うんじゃない分かったかネトウヨ。
●ささききんや@sasaootako
不祥事続きの腐敗政権でした。モリ・カケ・サクラ、カジノに河井。忖度文化の醸成、公文書管理の意識的放棄。説明責任のネグレクト、食言の数々は、長すぎた政権の腐敗の典型でもあり、安倍晋三自身の品性の問題でもあった
ーー以下略ーー
【国民にとっては迷惑な政権。国政を私物化し、嘘とごまかしと忖度の、負のレガシーで固められた政権】
 この安倍政権の終焉はもちろん歓迎するが、本来は選挙による国民の審判でこの政権に国民からの縁切り状を突きつけるべきところ。それがきちんとできなかったことが残念と言わざるを得ない。
 しかし、彼が必死の執念を燃やした憲法改正は、国民の改憲阻止の世論と運動が阻止し得た。このことは、とても喜ばしいと思う。
 おそらくは、「安倍のいるうちが、千載一遇の改憲のチャンス」と改憲派はそう思っていたはず。その与望を担った安倍政権が改憲の糸口にも至らずに崩壊したことの意味は大きい。
ここしばらくは、改憲の見通しは立たないだろう。

【あらためて、この政権には何の業績もなかったことに愕然する】
 この政権が存続していた間に、日本の経済力も、国際的なプレステージも、科学的な競争力も軒並み下がってしまった。
 外交でも、北方領土問題を解決して日露間の関係改善を実現することも、拉致問題を解決して北東アジアに平和な国際関係を築くこともできなかった。ウソをついてまでして東京五輪を招致したけれどコロナによって開催の実現を阻まれた。
 また、何としても歴史的な汚点は、集団的自衛権行使容認の戦争法(安保法制)を強行成立させたことだ。
 その法律の廃止を含めて、数々の負のレガシーを払拭する努力をこれからも続けていかなくてはならない。 安倍の息がかかった後継首相 菅氏となったとしても。
#日本史上の汚点 #腐敗政権 #負のレガシー #白井聡氏
 

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