「戦争したいらしい！」　安倍晋三元首相「敵基地攻撃、敵中枢を攻撃することも含むべきだ」「防衛費の大幅増額を」⏩敵の中枢攻撃になると市街地への攻撃が視野なら民間人も、プーチンと同じだ。　重大な憲法違反となる

【「戦争したいらしい！」　安倍晋三元首相「敵基地攻撃、敵中枢を攻撃することも含むべきだ」「防衛費の大幅増額を」⏩敵の中枢攻撃になると市街地への攻撃が視野なら民間人も、プーチンと同じだ。　重大な憲法違反となる】
　自民党の安倍晋三元首相が４月３日に山口市内で講演を行い、「敵基地攻撃能力について、敵国の中枢施設を攻撃することも視野にいれるべきだ」と発言した。
　安倍元首相は講演会の中で「自衛隊は敵基地攻撃能力を保有するべきだ」とした上で「基地に限定する必要はない。敵の政治的な中枢を攻撃することも含むべきだ」と述べ、敵の中枢施設を破壊する能力も自衛隊が保持するべきだと発言した。
　さらに自衛隊の装備を増やすために防衛費の増額が必要だとして、「日本の防衛費を対GDP(国内総生産)比で2％に引き上げるべきだ」と主張していました。　来年度予算を6兆円程度とも発言し、今の防衛費は少ないとも強調した。
▼安倍晋三元首相、敵基地攻撃能力は「基地に限定せず、中枢攻撃も含むべき」　憲法９条への自衛隊明記も主張（東京新聞　2022/04/04）

【ロシアのウクライナ侵略戦争の激化の中で、国民に危機感のある中での専守防衛の一線を完全に超えた発言　憲法への挑戦か！】
　そもそも、「敵基地攻撃能力」は憲法との整合性で問題視されており、自民党内でもなかなか、キッパリ何も決まっていない。
　その中で、安倍が一人だけ前のめりになった発言であるが、これは無視出来ない。　
　敵の「基地」だけでなく、「政治中枢攻撃」になると、一般市街地への攻撃が視野に入ってくる。つまり、民間人も含めて攻撃することになる。
　戦争状態においてもあらゆる軍事組織が遵守するべき義務を明文化した国際法である「戦時国際法」は無論。
　重大な日本国憲法違反となる発言である。憲法改正を前提とした発言でああったのだろうが、完全に日本では、これはアウトだ！
ネットでも、＃安倍元首相 #敵中枢攻撃 　がトレンドになり、大きな批判を浴びている。

【敵基地攻撃「中枢にも」　自民・安倍元首相時事ドットコム　2022年04月03日17時14分】

　自民党の安倍晋三元首相は３日、山口市内で講演し、岸田文雄首相が能力保有を検討する敵基地攻撃について「基地に限定する必要はない。中枢を攻撃することも含むべきだ」と述べた。
　安倍氏は「日本が守りを専門にして打撃力を米国に任せる構図は大きく変えないとしても、日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」と強調した。
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Twitterの反応ーー。

敵基地攻撃について「中枢を攻撃することも含むべきだ。日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」と安倍元首相。約200億円を経済支援するも北方領土が返還されないままの対ロシア外交の反省さえしない政治家が口を挟むべきではないと完全に確信しているhttps://t.co/zyatuxovhI

— 五百旗頭幸男 (@yukioiokibe) April 3, 2022

遂に専守防衛を否定し始めました！
だから憲法は絶対変えたらダメなんです。

「日本が守りを専門にして打撃力を米国に任せる構図は大きく変えないとしても、日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」

・敵基地攻撃「中枢にも」自民・安倍元首相 https://t.co/nOELHaZD0Z

— Dr.ナイフ💙💛 (@knife900) April 3, 2022

敵の基地に限定しない「中枢」というのは、つまりは国家中枢、民間施設と言う事になり、それ自体戦時国際法に反します。元首相にして今尚与党自民党に強い影響力を持つ人物が、公式に言っていい言葉ではありません。余りに恐ろしい事だと思います。https://t.co/ftm0Yo61hK

— 米山　隆一 (@RyuichiYoneyama) April 3, 2022

ーー以下略ーー
【「敵基地攻撃」を自民党内でこれまで、議論して来ているが、安倍氏の「敵の政治中枢」を狙うべきなどは全く入っていなかった】
　そもそも、敵基地攻撃だって「専守防衛」の域を超える。これは、政府が敵とみなすその軍の基地の攻撃であるが、どの段階で敵とみなして攻撃できるのか？　
　政府はこれまで「平生から他国を攻撃するような、攻撃的な脅威を与えるような兵器を持っていることは、憲法の趣旨とするところではない」（１９５９年３月１９日、衆院内閣委、伊能繁次郎防衛庁長官）としてきました。「専守防衛」とは「防衛上の必要からも相手の基地を攻撃することなく、もっぱらわが国土およびその周辺において防衛を行うこと」（７２年１０月３１日、衆院本会議、田中角栄首相）とも答弁している。
　そして、安倍氏自身、首相の時には「外国に出かけていって空爆を行う…あるいは撃破するために地上軍を送って殲滅戦を行うことは自衛のための必要最小限度を超えるのは明確であり、憲法で一般に禁止されている海外派兵に当たる」（２０１５年７月３日、衆院安保法制特別委）と答えている。
　しかし、自民党内で「敵基地攻撃」が議論されているが、「敵の中枢」も攻撃するというのは、”前のめり”もいいところである。
　今のロシアのウクライナ侵略戦争で「国の安全保障」を議論することは良いことだろう。だが、「抑止力」ではなく「敵基地攻撃に敵の中枢」の攻撃であれば、完全に憲法に違反する。
　
先の記事ーー。

【安倍氏が言ってことは、プーチンと全く同じだという事になる】
　プーチンはウクライナの民間人を無差別の殺害しているのだ。
「脅威」に対抗するためといい、攻撃される前に相手の国の基地もその国の中枢市街も攻撃するというなら、プーチン大統領と同じ発想ではないか。
力の論理は決して平和をもたらさない。
　この前は、「核武装」、「各共有」論を展開いしている。
これも、非核三原則があり日本では絶対に持ってはいけないのだ。
　そもそも、ロシア外交で２７回もプーチンと会い、金を４千億円以上は上納した。しかし、北方領土は遠のいたのだ。
そんな男が、今度はプーチンのマネをしようとしてる。
総理を逃げ出した安倍氏であるが、彼の言うようにしていれば絶対に日本は平和から遠のくのは確実である。

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