「悪あがき!」黒川検事長辞任で森法相は「懲戒免職」でなく一番軽い「訓告」➠アベと対立する稲田検事総長に「監督責任で辞職しろ」と不当な圧力!

【「悪あがき!」黒川検事長辞任で森法相は「懲戒免職」でなく一番軽い「訓告」に➠ アベと対立する稲田検事総長に「監督責任で辞職しろ」と不当な圧力! 河井前法相捜査潰しが狙いだ!】
 東京高検・黒川弘務検事長が辞職することになった。しかし、驚いたのは森雅子法相が発表した処分だ。
 賭け麻雀は賭博法違反という立派な犯罪なのだから「懲戒免職」扱いが通例である。しかも、黒川は「検事長」で、検察のナンバー2の職責にいた国家公務員である。
 「懲戒免職」は愚か、一番軽い「訓告」である。これは、「ただの注意」でしかない。 こんな立場の人間でありながら「犯罪者」を「訓告」とは驚きである。
 そしてーー。
【アベと対立する稲田検事総長に「監督責任で辞職しろ」と不当な圧力をかけている】
 これは、 河井前法相捜査潰しが狙いと同時に、あのアベの「自分に楯突くやつは潰す」という、頭の構造もある。
 もはや「黒川検事辞任」で「アベの犯罪疑惑」「自民党の多くの「不起訴」した案件は、白紙になる。
 最後の悪あがきでしかない。まっとうな人物が検事総長になれば、安倍逮捕もありうる。
 例によってネットでは、#黒田の懲戒免職 #稲田検事総長を守ろう  がトレンド入りして国民がこれに反論している。
【この甘すぎる処分には国民から批判の声が殺到している #黒川は懲戒免職  もトレンド入りしていた】
 「犯罪者」に「訓告」とは、過去に例はないし、これからの国家公務員の倫理にも影響を与えるの必至である。収集がつかない処分でしかない。  
 安倍政権がとんでもないのはこれだけではない。首相官邸はなんと、黒川氏の賭け麻雀問題を逆に利用して、自分たちにとって「目の上のたんこぶ」の稲田検事総長の早期退職を迫っているのだ。 
 「アベVS稲田伸夫検事総長」は、黒川氏を総長にするためにアベ氏が「稲田検事総長の早期退職を迫った」しかし、総長はこれを拒否した。そして、現在、広島地検で捜査してることで早期立件を指示している。
 この対立については、当ブログでも2020-05-13
【河井夫妻の選挙違反、検察が立件を検討!アベ政権が検察庁法”改悪”強行採決も辞さない中、官邸と検察内良識派(非・黒川派)が衝突。】
 https://ameblo.jp/kin322000/entry-12596778387.html
 アベが個人的に気に入らない自民議員を落選させるべく、安倍官邸が異例の巨額資金(1億5千万円)を投じて応援した河井案里議員の大規模選挙違反事件について、検察当局が立件に向けて検討を開始した。
 これは、「安倍の安倍による検察支配の腐敗政治」であるが、ここに来て、やっと、アベ官邸の動きに危機感を強めている現職の稲田現検事総長ら「非黒川派」の「検察内の良識派」と「アベ官邸」が”全面対決”する様相を呈してきている。
【河井議員夫妻 検察が立件に向け検討開始 日テレ 2020/05/12】
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn…
河井克行前大臣と案里議員は、去年7月の参院選前に広島県内の複数の地元県議や後援会などに現金を配り、案里議員の当選に向けて買収した疑惑がもたれています。
 広島地検は、複数の県議らの事務所などを家宅捜索し、ゴールデンウイーク中にも河井夫妻に都内で任意で事情を聞くなどし、捜査を続けてきました。
 河井夫妻が現金を渡した関係者は少なくとも十数人にのぼるとみられており、広島地検などは、河井夫妻の刑事責任を問うべきだと判断して、公職選挙法違反の疑いで上級庁(稲田検事総長)と立件に向けた協議を始めた。
ーー以下略ーー
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これまで、「検察法改正」で稲田現検事総長ら「非黒川派」の「検察内の良識派」と「アベ官邸」が”全面対決”していたのだ。
各社が報道しているが、毎日新聞ではズバリ報道している
【黒川検事長辞職へ 賭けマージャン認める 官邸、総長の辞職要求 毎日新聞社 2020/05/21】
https://mainichi.jp/articles/20200521/dde/001/040/031000c
要旨:法務省は首相官邸と調整を進めているが、官邸は混乱の責任を取る形で稲田伸夫検事総長の辞職も求めているとみられる。
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【この件については稲田検事総長には何の責任もない。それどころか、稲田検事総長は黒川氏が法務省事務次官や東京高検検事長に就任する際も反対したのだ】
 昨年末、官邸が黒川氏を検事総長に据えようとしたときも、総長勇退を拒否して、その動きを阻んできた。にもかかわらず、官邸が黒川氏について「組織に引き続き必要な人材」だと言い張り、これまでの法解釈を変更して黒川氏の定年年長を「閣議決定」までしてる。違法な形で2月以降も検察の職にとどまらせたのだ。
 この経緯を見れば、引責辞任しなければならないのは、明らかに、定年延長を決定した森法相や安倍首相なのだ。
 それを黒川重用に反対していた検事総長に監督責任を押し付けるとは……。
 アベ氏の自己保身の塊が見えて来る。

【安倍政権がこんなむちゃくちゃな理屈でなりふりかまわず稲田検事総長を辞めさせようとしている】
 その理由は、上記のように、河井克行・前法相の逮捕をなんとしてでも潰し、1億5千万万円もの選挙資金を提供したのは自民党本部、つまり安倍総裁であるから、自分の火の粉を払いたいのだ。
 広島地検はこの間、河井前法相を公選法違反の買収容疑で着々と捜査を進め、「逮捕許諾請求をして国会会期中に逮捕する方針を固めた」と報道されている。
 この立件内容に「1億5千万万円もの選挙資金を提供した安倍総裁」が含まれいれば、アベはオシマイである。
 実はこの広島地検が強気であることの背景にあるといわれていたのが、検察トップの稲田検事総長の「捜査を潰そうとする黒川氏に対して、稲田氏が『立件にたる証拠があるのなら遠慮することはない』とする後押しだったのだ。

【アベ氏にとって稲田氏はまさに、潰しておかねば、自分までも立件の可能性があるから、ハラハラしてるだろう】
 従って、早く稲田氏を引退させて、黒川氏を検事総長に据えようと必死になっていたんだが “アベの番犬”の黒川氏が国民の批判と賭け麻雀問題で沈没。だったら、河井捜査の後ろ盾になっている稲田氏も一緒に辞めさせられないか、と考えたんだろう。
 それに、実際に稲田検事総長を辞めさせることは無理でも、「監督責任というプレッシャー」をかければ、稲田氏が裏取引に応じて、逮捕許諾請求はせず在宅起訴くらいになるかもしれないという計算もあるのは間違いないのだ。

この先、安倍政権の行方は広島地検にかかっていると言ってもいい。
全ての悪事の計画が水疱に記した安倍首相
この先、国民世論の反対もあり、この程度の圧力しか行使できないだろう。
やれば、完全に政権崩壊になりうるのだから。

#黒川氏は懲戒免職
#稲田検事総長を支持します
#辞めるなら今だぞ安倍晋三

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