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#維新に騙されるな 「文書通信交通滞在費100万円問題」で維新のゴマカシ⏩吉村洋文府知事「文通費」で特大ブーメラン 6年前の“1日100万円”を慌てて寄付表明

#維新に騙されるな  「文書通信交通滞在費100万円問題」で維新のゴマカシ⏩吉村洋文府知事「文通費」で特大ブーメラン 6年前の“1日100万円”を慌てて寄付表明】
 日本維新の会副代表である吉村洋文・大阪府知事がツイートして大きな波紋を広げている。ネットでは、昨日から  #維新に騙されるな  がトレンドいりして叩かれている。 
 国会議員に毎月100万円が支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)の問題(※これは、共産党党を除く全議員の問題であろう)。これは「10月31日に当選した在職日数がたった1日しかない衆院議員にも日割りではなく満額の100万円が支払われた」(維新の初当選した議員が暴露していた)
 この「「文書通信交通滞在費」(文通費)」の事を吉村知事が問題視して、「どうやら1日だけでも国会議員の身分となったので、10月分、100万の札束、満額支給らしい」「これが国会の常識。おかしいよ」とTwitter上に投稿。これが大反響を呼ぶと、橋下徹までしゃしゃり出て大キャンペーンを開始し、メディアも大きく取り上げはじめていた。

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【ところが、この文通費の問題を焚き付けてきた張本人である吉村知事に、とんでもないブーメランが判明した】
 吉村知事が、衆院議員時代に月の在職日数が1日しかなかったにもかかわらず、文通費を100万円、満額受け取っていたと認めたのだ。
 吉村知事はまず、本日15時45分ごろからの会見においてーー。
「僕自身のことで、6年前のことになるが、議員をやめて大阪市長に挑戦することになった。そこも日割りになってないと思う。なので、僕も6年前の文書通信費になるが、日割りで返還したい。寄付を考えている」
 などとさらっと発言した。
 同日の16時半ごろには自身のTwitterにーー。

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と投稿した。
 これだけをみると、あたかも「俺は自ら受け取ったことを明かしたうえに、寄付をする、偉いだろ」と言わんばかりだが、冗談ではない。
 これは実は、吉村氏が月の在職日数1日で100万円を受け取っていたという問題は、吉村知事が今回の衆院議員当選組の100万円支給問題を騒ぎはじめた段階からTwitter上で指摘されていたのに、ずっと知らぬ存ぜぬを決め込んでいた。
 ところがだ、2008年に当時の橋下大阪府知事に抗議した元大阪府庁職員で、先の衆院選で初当選を果たしたれいわ新選組・大石あきこ議員が以下のようなツイートをしたーー。

で暴露した。すると、吉村知事はさすがに事実自体をごまかしきれないと思ったのだろう。前述したように、本サイトの党本部直撃から1時間後に会見で「寄付する」などというごまかしを入れながら事実を認め、その直後にドヤ顔で事実を認めるツイートをしたのである。
 姑息としか言いようがないが、しかも、吉村知事は事実を認めただけで都合の悪いことは何も説明していない。

これを、マスコミも同様に維新や衆議院担当部署に確認して以下の様に、上記の事をニュースで報道されたのだー。
【吉村洋文府知事「文通費」で特大ブーメラン 6年前の“1日100万円”を慌てて寄付表明 東スポ 11/15(月) 18:09】
https://news.yahoo.co.jp/articles/349fbd29d4d6308866bb594adba5efa0183807f8
 大阪府の吉村洋文知事(46)が15日、ツイッターを更新。永田町で話題になっている文書通信交通滞在費(文通費)について言及した。
 文通費として国会議員1人に月100万円が支給されている。10月31日に投開票された衆院選で当選した新人議員に対しても10月分100万円が支給されることに、日本維新の会の新人議員らから疑問の声が上がっていた。これを受けて維新では新人議員らの文通費を寄付することを視野にいれているという。 
 吉村氏も14日のツイッターで「『経済的弱者の救済を!』と声高に叫ぶ政党も、結局、自分達の厚遇に関しては、みんなで仲良く下向いて知らんぷり」と批判していた。
 ところがだ。れいわ新選組の大石あきこ衆院議員が「吉村知事が衆議院議員を退職した2015年10月1日。10月の文通費100万円を受け取ったか、衆議院担当部署に問い合わせたら『100万円受け取った』『返金してない』との回答でした」とツイッターで暴露。当時、吉村氏は大阪市長選に出馬するために国会議員を辞めていた。
 「今回の文通費のおかしさを僕自身が取り上げています。ケジメがつきませんから、6年前のことですが、満額寄付を致します」とした。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【吉村知事はわざわざ10月1日に議員辞職、意図的に1日で100万円をゲットしようとした】
 意図的と思われる過去がある。吉村知事の「1日で100万円」が意図的な“血税かすめとり”である。
 吉村知事が批判してきた今回新たに当選した衆院議員たちの100万円受け取りは、10月31日が選挙の投開票日で、その1日が10月分の在職日数にカウントされたという不可抗力だが、吉村氏の場合、自分が月はじめの1日にわざわざ辞職願を出した結果、たった1日で100万円の文通費が支給された。しかも今回新たに当選した衆院議員は今後の議員活動に使うことになるのだろうが、吉村氏が支給されたのは議員を辞職した後だ。辞職したのに100万円をもらっているのだ。
 さらに、吉村氏は、2014年の衆院選に維新の党公認で大阪4区から出馬し、小選挙区では敗れたものの比例復活で当選。しかし、2015年に橋下徹・大阪市長の任期満了を受けておこなわれた大阪市長選に出馬するために同年10月1日に辞職願を衆院議長に提出、同日、国会議員を辞職した。だが、大阪市長選への出馬については、辞職する1か月以上前の8月下旬から「維新は市長選候補として吉村議員を軸に調整するとみられる」などと報道されていた。
 そもそも、当時から維新は「文通費の問題」を取り上げており、その問題意識に基づけば、9月30日までに決断し、辞職願を出すこともできたはずだ。しかし、吉村氏はそうはせず、月はじめの10月1日に辞職願を出した。これは文通費の100万円を受け取るためにわざと10月1日に辞職願を出したと見られても仕方がないものだ。
 普通なら辞職は月末にやるが、意図的に月初めの1日にわざと辞めている。 確信犯ではないか。
さらに問題なのは、「自分たちは文通費の使途を公開している」と鬼の首を取ったようにわめいている維新が、この吉村氏の満額100万円の使途報告書を公開していないことだ。

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【吉村氏が意図的に1日で100万円をゲットするために10月1日に辞職した疑惑も、使途報告書の公開も、このままなかったことにするつもりだろう】
 
調べると、維新には吉村氏と同じようなケースがほかにもあった。
2020年4月2日には維新の谷畑孝・衆院議員が病気を理由に辞職し、同月に維新の美延映夫氏が繰り上げ当選しているのだが、維新のHPでは谷畑氏の2020年4月の使途報告書は掲載されていない。
 その上、吉村知事は本日の会見で「文通費はいまの制度上、領収書もいらない経費ということになっている。領収証の入らない経費そのものがやっぱりおかしい。領収証を付ければいいということ。まずそこが重要な部分」などともっともらしく語っていたが、維新が公開する文通費の使途報告書では、議員による“セルフ領収書”によって議員が自身の政治団体や資金管理団体に還流させるという不適切な処理が繰り返されていたのだ。
 ようするに、「使途を公開すべきだ!」「領収書なしはおかしい!」「これが国会の常識か」などと吠えている張本人である吉村知事を筆頭とする維新自体の文通費の貰い方、使い方がデタラメもいいところである。

【しかし、問題が深刻なのは、メディアがこうした維新の「口だけ」ぶりをまったく報じないことである 裏には自民党と「改憲」近づいているから】
 ワイドショーもあたかも吉村知事が自ら自分の問題を明かしたかのように報じる可能性は高い。
11/15(月) 11:30 の産経などは<独自>として以下のように報道している。
【<独自>維新、「1日100万円」文通費を全額寄付へ 】

昨夜見たTBS「ニュース1930」のテレビ報道でも、維新の新人議員が「文書通信交通滞在費(文通費)100万円の問題」を発掘したと称賛していた。

本来なら、この「維新の身を切る改革」のウソを暴くことにあろう。
この、裏には自民党に「改憲議論推進」で、公明党連立をやめて維新に近づいていることが、背景にあるのは確実である。
以下の2021/11/15の毎日新聞をみればなるほどと思われるだろうーー。
【公明、議席増で政策発信強化 躍進した維新と自民の接近に危機感】

【コロナでは、吉村知事が何をおいても毎日のように関西ではテレビに出演していた、これが選挙でも有利になった要因】
 ここでも、テレビ報道のあり方が問題である。
コロナ致死率が東京よりも高く、ベルリンは1.63%、マドリードは1.8%、モスクワは1.72%だったのに対し、大阪は1・51%。東京の0.83%となっている。
 1%を切る致死率だった東京は、最大のヤマであった第5波でも医療崩壊することなく踏みとどまったというのに、準備不足で大阪は「病床確保が遅れていた」と厚労省も公開している。
 在阪メディアを中心としてテレビや新聞が事後検証も放棄して吉村知事を持ち上げてきた結果でもある。
 その姿勢はいまや東京キー局に広がり、文通費問題を野党攻撃に転嫁させている橋下氏らの主張だけを取り上げつづけているのだ。
 こうした、マスコミの本質を報道しない姿勢は「正しい情報」を、選挙後は特に伝えなくなった。
 野党は叩き、自公や維新を持ち上げている。これは、戦前に似てきてるのではないか。 

#維新の会 #吉村知事 #文通費100万円 #デタラメなマスメディア  



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