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「ネトウヨ猛反対!」女性天皇に7割超が容認。「女系」も5割容認。「毎日新聞と埼玉大」共同世論調査結果に⏩これを「本気にするやつは、変態」などと批判し、「調査自体が詐欺」とか言っている異常な反論!


【「ネトウヨ猛反対!」 女性天皇に7割超が容認。「女系」も5割容認。「毎日新聞・埼玉大」共同世論調査結果に⏩これを「本気にするやつは、変態」などと批判し、「調査自体が詐欺」とか言っている異常な反論!】

 毎日新聞社は埼玉大社会調査研究センターと共同で、昨年11月から今年1月にかけて、時事問題に関する世論調査「日本の世論2021」を実施。
 その中で、天皇の皇位継承について聴いた。その中で「男子がいない場合のみ、女子の継承を認めるべきだ」が41%。 さらに「男女にかかわらず、天皇の第1子の継承を優先すべきだ」が35%となり。合わせて回答者の7割超が女性天皇を容認した結果になった事を報道した。
 この中で、「男子の継承を維持すべきだ」は10%にとどまった。
この、報道があった途端に、ネットでは、ネトウヨや自民支持者など、右翼思想者などが、これを「毎日新聞が誘導」、「本気にするやつは変態だ!」批判し、「調査自体が詐欺」とかの反論を繰り返している。
 異常なほどの、古来からの右翼思想や「日本会議」に毒された思想があるから猛反対を投稿している。

▼天皇陛下の「祝賀御列の儀」で沿道の人たちに手を振られる天皇、皇后両陛下=東京都千代田区で2019年11月10日

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▼今回の毎日新聞、埼玉大学の世論調査の結果

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質問のしかたは以下の通りである。皇位の継承は男性皇族しかできませんが、天皇陛下や秋篠宮家の長男、悠仁様しかおらず、皇位継承が不安定になる可能性があります。女性皇族も継承できるようにするべきだという考え方に対して、あなたはどう思いますか?

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【女性天皇、7割超が容認 「女系」も5割 毎日新聞・埼玉大調査 毎日新聞 2022-02-23 15:01】
https://mainichi.jp/articles/20220223/k00/00m/010/047000c

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毎日新聞社は昨年11月から今年1月にかけて、埼玉大社会調査研究センター(松本正生シニア・コーディネーター)と共同で、時事問題に関する世論調査「日本の世論2021」を実施した。天皇の皇位継承について「男子がいない場合のみ、女子の継承を認めるべきだ」(41%)と「男女にかかわらず、天皇の第1子の継承を優先すべきだ」(35%)を合わせて回答者の7割超が女性天皇を容認。「男子の継承を維持すべきだ」は10%にとどまった。
 現行制度では、父方が天皇の血筋である「男系」の男子のみが皇位を継承できる。女性の回答に限ると「第1子」の38%と「男子がいない場合のみ女子」の37%が拮抗(きっこう)。年代別では「第1子」との回答が18〜29歳で43%だったのに対し、60歳以上では「男子がいない場合のみ女子」が4割を超えた。
 女子が天皇に即位し、その子が皇位を継承すると、母方が天皇の血筋である「女系」の天皇となる。女性天皇容認の回答者に女系天皇について尋ねたところ「女系による継承を認めるべきだ」が70%を占め、「男系による継承を維持すべきだ」は10%だった。女系容認派は回答者全体の52%に当たる。     調査は全国240地点の選挙人名簿から無作為に抽出した2400人を対象に郵送法で実施し、1315人から有効回答を得た。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【「皇位継承策問題」こえは国会で熟議しかない。「国民の総意」形成の道を重視せよ!】
 安定的な皇位継承の在り方を検討してきた政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)の最終報告書が昨年年12月末に提出された。
 肝心の秋篠宮家の長男悠仁さまの後の皇位継承策の問題には触れず、現状の論点整理として出てきた皇族数の確保について、軸となる2案を提示するにとどまった。
報告書の内容は国会に報告され、議論の舞台は国会に移ったことになる。
だが、皇位継承問題の中核にある女性・女系天皇の議論は全くなされなかった。
これは、「女性天皇の子(愛子様)が即位する女系天皇」については、保守派がかたくなに反対している。
 これまでの「各種の世論調査」や今回の上記の「毎日と埼玉大学」との調査などでの7割の国民が容認する姿勢とは対照的である。

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【この報告書は本質論を回避した内容である】
 報告書が示した皇族数の確保策は、①女性皇族が結婚後も皇室に残る ②皇族の養子縁組を可能にして、旧宮家の男系男子を復帰させる―という2案だった。
①案は女性・女系への道を模索したものではない。結婚した相手やその子は皇族としての身分を持たず、一般国民としての権利・義務を保持し続けるとして、女性・女系天皇の誕生を否定した。
②案は明確な男系男子の継続を意味する。宮内庁関係者がよく例示として口にするのが、子供がおらずお二方とも高齢となられた常陸宮家の養子縁組。戦後間もない1947年に皇籍離脱した11宮家51人の旧皇族の流れをくむ男性を養子として迎えるというものだ。
 いずれにしても、報告書には皇位継承策を議論する際の中核を成す女性・女系天皇について検討した部分は出てこない。

【これは、安倍政権下の2017年に退位を認めた特例法が成立し、その後の菅政権で設置されたこの有識者会議の議論は女系天皇を拒否する保守派政権の意向を完全に取り込んだ形だったのだ】
 「悠仁さまの後」の本質的な議論を避けて先送りし、当面は「男系男子で行けるとこまで行く」というのが報告書の基本的スタンスと強く読み取れる内容である。
 報告書は最終部分で、福沢諭吉の「帝室論」を引用。「帝室は政治社外のものなり」との指摘を紹介して「国論を二分したりするようなことはあってはならない。静ひつな環境の中で落ち着いた検討を行っていただきたいと願っている」と結んでいる。
 極めて、保守的な政治色が強く、女系天皇を拒否する内容になっているのからだ。

▼今現在の皇室の構成は以下の通りである

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【憲法は天皇の地位を「国民の総意に基づく」としている】
 その基盤を崩しかねない難題に、国会はきちんと向き合い回答を出すことができるのか。「国論を二分する」ことを恐れて議論しなければ、「総意」への道は見えてこないが、上記報告書の筋書きは、「女性否定」「女系否定」の見解であり、安倍総理の思想が入り込んだ可能性も否定はできない。
 それは、つまりこれまで、「日本会議」が各地の地方のありとあらゆる神社などに、「天皇が女系ではダメな理由」などを記したチラシなどでもわかる。

▼「日本会議」「日本神道同盟」などが配布している「女系天皇反対」の理由を書いたチラシなど、全国の神社に配布してきている

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▼安倍晋三首相は国会答弁などで、皇位継承に関しては、男系の重みを踏まえるとの認識を重ねて強調している。党内でも岸田文雄政調会長は25日の会見で「皇室の長い歴史や伝統を考えた場合、女系天皇は慎重に検討すべきだ」と発言。(産経 2019/11/29 )

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▼極右団体「日本会議」と「日本神道同盟」の役員名簿

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【国会議員が国民の代表としての能力を全開にし、その矜持を見せる時がはそうは時間がない】
 この問題は、少し遅い感もあるが、早期に、国会で決めなければならないことだ。
 だが、またも与党自公は、これらの思想と同様であり、安倍政権のように世論無視での数のちからで、強行に決める可能性は充分ありうる。
 私には、今の現実では天皇陛下の子どもが女性なのでしかたがないし、海外では、女帝は多く存在する。
 また、ジャンダー平等という観点からも世論調査結果と同様の立場であるが……。さて、皆さんはどうであろうか?

#皇位継承 #女性天皇 #女系天皇 #政府の有識者会議 #安倍忖度 #国会議論も数の力 #世論は7割女性で良い #世論無視の政権   


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