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「I型さんのための100のスキル」静かな人の謎が解けた本

I型さんの本を読んでみました。著者の鈴木奈津美さん(なつみっくす)は会社の元上司で、私が所属している母親アップデートコミュニティ(HUC)のリーダーです。

I型さんとは「内向型(I:Introversion)」は前に出たくない性格で、自己の内面や個人的な価値観を重視する人。
対して、E型さんは、外向型(E:Extraversion)」は社交的で、人や活動からエネルギーを得ることを好み、周囲の人や環境を重視する人。

鈴木奈津美さんとは2011年からの知り合いで、所属している会社の同じ部署に異動してきて出会いました。一緒に仕事をしているときから、とても控えめで、仕事も早くて、アイデアも素晴らしくて、優しくて、強い人だと尊敬しています。

私の疑問は、こんなに仕事が出来る人なのに控えめすぎないか?
もうちょっと自己主張、アピールした方が良いのではないか?
と、E型の私はずーっと思っていました。今更ながら、この本を読んで鈴木さんの悩んでいた事や、実践されていた事が明らかになり、理解が深まり、「あー、そういうことだったのか、、」と納得でした。

本の中にあるスキル、例えば

スキル66 会議で存在感を出すには 議事録係を担う

I型さんのための100のスキルより

スキル68 会議でなかなか意見が言えないなら、ここぞという時に「本質」を突く発言をする

I型さんのための100のスキルより

そうそう、いつも鈴木さんは社内会議で議事録を取り、会議が終了すると皆さんにメモを送ってくれていて、「本質」を突く発言で、みんなが考えを深めたりしたことが確かにありました。本に書かれていることは、ずいぶん前から実践されていたことでした。

「100のスキル」
攻略とかではなくて、「スキル」という言葉が、努力とか戦略ではなくて"元々持っているI型さんの資質を使ってみよう"とアドバイスしているところ、内向型の自分のままでよいと肯定しているところ、具体的に課題とスキルが書かれているので、悩んだ時に課題ごとに読めるのも良いと思いました。

無理しなくても考え方を変える、ちょっとした工夫でご機嫌になれるヒントをわかりやすく教えてくれています。

私はE型で外向型で考える前に行動してしまうタイプです。
「橋を叩いて渡る」のが苦手で、確認する前に石橋を渡ってしまいます。感情重視で論理的ではないので、I型さんの丁寧なところ、考える姿を学ぶべきところが沢山あると思いました。

I型、E型関係なく、参考になるスキルもたくさん書いてあります。

スキル38 先延ばし癖があるなら 目標を小さくする
スキル42 締め切り間近に焦ってしまうなら、仕事を「一口サイズ」にする

I型さんのための100のスキルより

先延ばし癖、締め切り間近に焦る、、まさに私にピッタリでした!

この本を読んでE型さん(外向型)の場合は違う行動を取るな、、と思えるスキルもあり、E型スキルを考えるのも楽しかったです。

例えば、

スキル65
やっかいなトラブルが生じたときは、トラブルを「学び」に変える

I型さんのための100のスキルより

E型の私はトラブルは「学び」ではなくて「笑い」とか「ネタ」に変えるにはどうしたら良いかと考えてしまいます。E型さんの場合のスキルを想像するスキルもいくつかありました。

100のスキルはE型の私も参考になるスキルも多くて、E型に置き換えた時を想像するのも楽しめます。

手元に置いて、何かで悩んだ時に参考に、自分を救ってくれそうな、一歩踏み出す勇気を後押ししてくれると思います。

この本に出会えた事、鈴木奈津美さん(なつみっくす)に出会えた私は、かなりなラッキーだなと本当に思います!!感謝!


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