見出し画像

日記(20240504)

つよつよもすなる日記といふものを、よわよわもしてみむとて、するなり。


要するにアウトプットの練習をしようと思っているのである。
それ以外はとくに理由はないし、突然やめるかもしれない。
話題もとくに決めていないし、多分誰かの役には立たない。

JSTQBの勉強をしている。

しているったらしている。
しているのだが「レビュー」とか言われてもなんのことだかさっぱりだった。
レビュー自体は参加したことがあるのだが、この「レビュー」というやつに正式な種類と名前があることを知らなかった。
そして驚くべきことに彼らは「指導的」「分析的」とかではなく全部横文字の名前がついている。丸暗記をせざるを得ない……のだが私は丸暗記が苦手なのである。
うそでしょ。

こういうときはどうしたもんかな~と思ったが具体例とともに覚えればよしと思い、けれども具体例もそんなに世の中で出回っているものでもなし、はーさっぱりさっぱり。
とはいえそれで済ませるわけにもいかないので、ちょっと語源のほうを調べた。
その結果「は~こんなイメージか」となんとなくわかってきたのでメモとして記載しておく。
あくまでイメージの話である。

知らないレビューたちへの気持ち

非公式レビュー

全部横文字の名前だと思ったがこれだけは例外であった。
読んで字のごとく「わざわざ公式に人集めてやるまでもないんじゃないかな」くらいのレビューのことであろう。

ウォークスルー

車の構造などの意味もあるが、レビューのウォークスルーの場合は「芝居の通し稽古」のことだと思われる。
ドキュメント=台本の制作者ができあがったものを持ってきて、ざっくりと全員で演じてみる=仕上がりを確認する。
この時使う台本は本番用の完成品でなくてもよく、演者からの意見を取り入れて修正される場合もある。
よってシラバスには

欠陥の発見、ソフトウェアプロダクトの改善、異なる実装方法の検討、標準や仕様へ の準拠の評価。

テスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

さまざまな技法やスタイルに関するアイデアの交換、参加者のトレーニング、合意の形成。 

テスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

みたいなことが書いてある。
納得。

あと、

シナリオ、ドライラン、シミュレーションの形態を取る場合がある。

テスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

のも、まだ脚本を書いている最中のお芝居の通し稽古と思えばそれっぽさがある。

テクニカルレビュー

テクニカルなレビューのこと。
テクニカルにはテクニカル以外の意味がなさそう。
シラバスを見ると

作業成果物の品質の評価と信頼の積み上げ、新しいアイデアの創出、作成者のモ チベーション向上と将来の作業成果物の改善、異なる実装方法の検討。

テスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

レビューアは、作成者の技術領域の同僚、および技術分野が同じ、または別の専門家である。
レビューミーティング前に個々のレビューアが準備する。

テスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

とあるので、身内で読み合わせをして台本を完成品まで持っていく(ためにやる)のがウォークスルーで、こちらは一回完成した台本を同分野のプロなり演出の専門家のところに持っていって「どうですか?」「どうしたらもっとよくなりますか?」と意見を求めるようなイメージなのかもしれない。
それが「モチベーション向上」につながるかどうかは正直微妙(個人差があります)なのだが、「新しいアイデアの創出」「将来の作業成果物の改善」「異なる実装方法(演出・表現)の検討」だと思えばわからないでもない。
うそ。わからない。

インスペクション

視察・内覧・調査などを指すらしい。不動産用語なのかな。
「視察」をするのでおそらくもうできあがったものを確認する意味合いがあるのだと思う。
とりあえず作った台本を通し稽古で確認するウォークスルー、作成中の台本がどうなったら台本をより良くなるのか(次回作含む)を学ぶテクニカルレビュー。ここまでが演劇の前準備の作業なら、これはもう舞台でやっているお芝居をみんなに見てきてもらいましょうね、というイメージ。

シラバスには

潜在的な欠陥の検出、作業成果物の品質の評価と信頼の積み上げ、作成者の学習と根 本原因分析による将来の類似欠陥の防止。

テスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

とあるので、「もうできちゃったものは仕方ないから今作の評価はこれ、次はこうしてください」という話をするためのレビュー……なのかな。そういう感覚でテストに望もうと思います。減点されそうだけれども。

メトリクスを収集し、ソフトウェア開発プロセス全体(インスペクションプロセスを含む)の改 善に使用する。

テスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス

こういう記載も見かけたので、基本的には未来のことを見据えたレビューであるというのはイメージが合っていそう。
合っていてくれ。

余談

日記を書くためにシラバスを確認していたところ、インスペクションの項目で「レビューミーティングで作業成果物を読みあげる人を選任で加えたりすることもある」が連続しているのを発見。

「インスペクション」の説明のスクショ

「こともある」レベルなのに二回言うほど大事なのだろうか。

新しいシラバスでは直っているのか、消えているのか、今度確認してみようと思う。


※試験も近いので間違っている箇所があれば教えて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?