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ササニシキのambrのオフ会感想

まず初めに。お会いした皆さま、まとめ役になってくれたじんさん、きんととさん。そしてambrの方々へ感謝を。

わたしは広告を制作する会社でWEB編集者として働くOLで、Vtuberとの出会いからxRに興味を持っているxRファンです。
ただのOLとして、xRが世界にどのような影響を及ぼしていくのかと考えながらワクワクしています。

このnoteは、ambrのオフ会で感じたあれこれを書きました。軽い感じで読んでください。

1.ambrとササニシキ

ambrというソーシャルVRサービスがあります。2019年4月よりクローズドアクセスとして開始したサービスで、22:00から30分のみログインできる国産のソーシャルVRという、ちょっと特殊な場です。

現在は正式オープンに向けて一時休止していますが、待ちきれないambrユーザーたちによるオフ会が行われたので行ってきました。

わたしはambrユーザーの中では割とライトユーザーに位置する方で、毎日ログインするほどではありませんでしたし、そもそもambrを利用するためにユーザー登録をした熱心なVRファンでもありませんでした。

わたしが好きなVtuberのめっちゃばぶ美とがんばるぅ子(おぎゃるーむ)が毎週木曜日に行なっているVRライブイベントに合わせ、その日の夜はambr内にあるbarのワールドで語り合う場が設けられたことをきっかけに登録したという、比較的後発にあたるユーザーでもあります。

それでもたまに、VRCの集会に呼んでもらえたりして嬉しかったし、オフ会もすごく楽しい時間でした。声をかけてくれてありがとう!

2.難易度の高さとコミュニティ

2019年12月に発売したばかりのテッド・チャンの新刊『息吹』に収録されている『ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル』に描かれているAIのファンコミュニティに、どことなくambrを感じていて、オフ会に参加している間、なんとなく頭の片隅にありました。

難易度の高いAI育成ゲームの販売する会社がローンチ後1年で廃業するも、ファンコミュニティがかなり強固で、会社はなくなったけれどサービスが続いているので、熱心なユーザーがずっと使い続けている様子が描かれている小説です。
難易度が高いからこそ、数は少ないけれど熱心なユーザーに恵まれているという描写が、ambrユーザーの熱量を思い出させました。

ambrに限らず、VR系のサービスは入り口がわかりやすいとは言えず、みんな大好きVRCなんてゲームエンジンであるunityを弄らないと好きなアバターにお着替えできないし、そもそも満足に動かせるマシンが安い買い物では無いことなど、難易度の高さが熱心なユーザーを呼び寄せることに繋がっているのかな、とオフ会で「DK1の頃…」とかいう単語が聞こえるたびに思いました。

3.ローカルに根付く企業の時代?

ambrを好きな理由のひとつに、わたしが住んでいる下北沢発のスタートアップであるということがあります。
下北沢は渋谷まで電車で10分という立地なので、もっとITが盛り上がってもいい街だと思うのですが、勉強会もあんまりないし、コワーキングスペースも少なくて、ちょっと寂しいなと思っていたところに、まさかVRスタートアップが下北沢にあるではないか!と興奮しました。

わたしは本業では旅行に関する仕事をしているのもあり、地方創生などのトピックを気にしているのですが、個人的な感覚としては、これからは東京よりも地方が盛り上がっていく流れになるんじゃないかという気がしています。
東京は中央としての機能は残しつつも、今までのように全てが渋谷に集まっている形は薄まる気がしています。
ITの進化とともに、東京に出る必要がなくなっていき、飛行機が単に金持ちの道楽となった時、高い金を出してクソ狭いタワマンに住むよりも、地方でそれなりの広さの家に住んで満員電車に乗らない方がステータスになるかもしれません。
そうなった時、まずヤバイのが埼玉県や神奈川県といった郊外の街です。新宿まで特急で40分!みたいな売り方をしていた街はとたんに魅力を失ってしまい、過疎化の一途を辿るでしょう。
技術の進化が、人びとから通勤を失わさせた時、街は戦略を立てて経済を回す必要に迫られます。

そういう時代には、街と企業はもっと密接になっていくんじゃないかと思いますし、ある企業がなぜその街にあるのかというストーリーも必要になる気がします。
わたしの愛する下北沢は、街そのものにストーリーを持ち、さまざまな表情を持っているカルチャーの街です。小さい街ながらも、外国人観光客がたくさん訪れている観光都市でもあります。

そんな下北沢のVRスタートアップambrは、どんなストーリーを見せてくれるのでしょうか?ワクワクします。

4.オフ会って朝まで飲むもんだっけ?

オフ会はそんな下北沢で行われました。夕方の会社訪問から、最終的に残っていたメンバーは始発まで飲み倒しました。
普通に辛い二日酔いになりましたし、記憶もあやしいし、玄関の外にOculus GOとホットのカフェラテが落ちていたのですが、オフ会って泥酔するほど飲む場でしたっけ?

一次会、二次会はどちらもオシャレな雰囲気のお店で、オフ会のような多い人数が入れるお店でありながら下北沢っぽさがあって良かったです。(お店選び最高でした!)
三次会以降は完全に終電後の深夜の下北沢の飲み屋をウロウロしていたのですが、これが完全に下北沢っぽくて楽しくて、わたしは少し羽目を外してしまいました。

一緒に飲み歩いたambrユーザーのみんなが楽しそうにしているのを見て、下北沢の持つ“ちょっとした非日常”を垣間見ました。
下北沢の良さは非日常が楽しめるところにもあり、さまざまなカルチャーや人間模様が混ざったところがいいところなのかもしれません。
ambrも同様に、いろいろな人間模様が楽しめる場となっていくのでしょう。

以上、ササニシキのambrオフ会感想でした。
みなさん楽しい時間をありがとうございます!

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