見出し画像

【MD】12/5のパックにこっそり鉄獣戦線の新規カードが追加されている件【鉄獣戦線】

12/5 の新規パックで様々なデッキが強化されました。
その中でも鉄獣戦線にも新規カードが追加されていたので今回はそれと採用した場合のデッキレシピについて少し。

さて、鉄獣戦線では以前から実装はされていたリンクモンスターのこのカード

鉄獣式強襲機動兵装改“bucephalusⅡ

トライブリゲードアームズブーケファルスツー 声に出して読みたい名前

実装日は6/8で《スプライト・スプリンド》と同じですね。
このカードはEXデッキから特殊召喚するための条件として、墓地に「トライブリゲード」の名を持つ魔法・罠が3枚以上なければ特殊召喚できません。
そのため実装時点でまともにデッキに採用可能な魔法・罠は《鉄獣の抗戦》程度でそもそもデッキ構築から難しいものでした。

しかし、12/5にマスターデュエルで実装となった新規カード
《鉄獣の咆哮》の登場により、EXの枠が依然厳しくはありますが、採用を検討する事も可能となりました。

鉄獣の咆哮

閃刀姫にも出張される

名称1ターン制限で、自分の場にリンクモンスターが存在している場合に発動が可能。(リンクモンスターなら何でも良い)
発動時にデッキかEXデッキから「トライブリゲード」カードを1枚墓地に送り、場の効果モンスターを対象として発動。処理時に墓地に送ったカードの種類によって3種類の効果のうち1つを適用する、というもの。

・モンスターを墓地に送ると、ターン中対象のモンスターの攻撃力を0にする。
・魔法を墓地に送ると、ターン中対象モンスターの効果を無効にする。
・罠を墓地に送ると、対象モンスターを手札に戻す。

墓地に送る効果はもちろん、処理時に行われる効果もどれも強力なもので、
このカード1枚でモンスターを墓地に送れば墓地効果でアドバンテージ+1枚とこのカードの処理時の効果で2枚分の働きになる。
墓地に送るモンスターは《鉄獣戦線 ナーベル》《鉄獣戦線 キッド》はもちろん、
EXデッキから墓地に送る効果で《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》や《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》によるサーチ効果、《鉄獣式強襲機動兵装改“bucephalusⅡ》を経由して《共命の翼ガルーラ》を墓地に送り1ドローしつつ、下級鉄獣戦線の共通効果による素材確保の墓地肥やしなども可能。

このカードを複数枚採用することでデッキから2枚目以降の《鉄獣の咆哮》を墓地に送り効果無効にし、《鉄獣の抗戦》を使用した後であれば墓地に魔法・罠が3枚そろうので《鉄獣式強襲機動兵装改“bucephalusⅡ》の召喚条件も整う。

運用としては様々なケースがありますが、主になりそうなのは、

従来であれば《鉄獣の抗戦》を素引きした際に使用出来なかった《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の墓地効果で《鉄獣の咆哮》をサーチすることで妨害札が1枚増える。

展開の途中に妨害や《増殖するG》を打たれて《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》のサーチ効果までアクセスできない場合にこのカードで《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》を墓地に送り《鉄獣の抗戦》をサーチが可能。

戦闘でスプライト等のパワーの低いシステムモンスターを突破しようとしてきた相手モンスターの攻撃力を0にして返り討ちにしつつ墓地に送ったモンスターの効果でさらなるアドバンテージを確保する。

あとは変わった使い方では【御巫】デッキ相手の際に自分のモンスターに使う事で攻撃力を0にし、1キルの対策になる。

など。
実際に使ってみてモンスターを墓地送りした際の攻撃力を0にする効果が思っていた以上に強力で、【鉄獣スプライト】では先行展開時に魔法・罠による耐性はあるが、盤面にいるモンスターの打点が低い問題をこのカードが解決してくれます。

暫定レシピ

ここから環境にあわせて変えていく形になりそう。

EXデッキは《鉄獣式強襲機動兵装改“bucephalusⅡ》を入れるなら《共命の翼ガルーラ》もセットで採用したいがどうしても枠が足りない。
本末転倒だが多分ここは《鉄獣式強襲機動兵装改“bucephalusⅡ》に思い入れがなければ《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の2枚目にするのもいいかもしれない。

要研究。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?