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【MD】リチュアル フェスティバル振り返り 影霊衣デッキ解説【影霊衣】



ごきげんよう。
マスターデュエル遊んでいらっしゃいますでしょうか。
11月は多忙でランクマはマスター5までとデイリーをそこそこにして、
イベントは儀式をテーマにしたフェスということで、好きなテーマのネクロスを使用して遊んでいました。

1.イベントで使用したレシピ

ネクロステーマ内URは2種類で、必須は《トリシューラの影霊衣》の1枚と《アラドヴァルの影霊衣》2枚の計3枚。《アラドヴァルの影霊衣》は最初は1枚で使っていましたが、初動やサーチ先としてデッキにもう1枚あると便利だな~と感じたのでイベント中に生成した。
実際に使用すると、個人的には2枚は必須。それでもネクロス系のカードだけで見ればコストは安く組めるのかなと思います。

EXデッキのサクリファイスは枠が余っていたので入れていた。出せないので入れる必要はありませんが、ブルーアイズは12レベルのモンスターを儀式のコストに使うので1枚は必須。ランクマ等では光属性なのが仇となりビーステッドに狙われるので、《極戦機王ヴァルバロイド》を入れると良いです。

2.ネクロスカード解説など

・古いテーマですが、効果を2つ持ち、共通効果として名称1ターン制限持ち
・手札から自身を捨てて発動する効果持ちが多い
・儀式魔法の共通効果として儀式召喚はターン1制限、サーチ効果にはターン制限は無し。
・儀式の素材は代用モンスターを使用しない場合、召喚するモンスターのレベルと丁度同じになるように素材が必要。
・レベル5、6の儀式モンスターは素材に同名カードを使用できず、レベル7以上の儀式モンスターは同じレベルを素材を使用できない。

《ブリューナクの影霊衣》

3枚

手札から自身を捨てて好きなネクロスモンスターをサーチ。
レベルが6なので《儀式の準備》からもサーチが可能。
フェスでは使用機会はなかったが、盤面に出すと起動効果で相手のEXから出たモンスターを2体まで対象に発動、処理時にデッキに戻す効果を持っているので後手ではお世話になることも。

《クラウソラスの影霊衣》

2枚

手札から自身を捨てて好きなネクロス儀式魔法をサーチ。
上記の《ブリューナクの影霊衣》からこのカードを経由する事でネクロスカードなら何でも好きなカードを1枚サーチ可能になる。
フェスでは使用機会はほとんどなかったが、盤面に出すと誘発即時効果、フリーチェーンでEXから出たモンスターを対象に選択し、処理時にターン終了時まで効果無効と攻撃力を0にする効果を持っている。
レベルが3のため後述の《影霊衣の万華鏡》儀式から《トリシューラの影霊衣》のお供として盤面に出す事がある。

《ユニコールの影霊衣》

2~3枚

手札から自身を捨てて墓地のネクロスカードを回収する効果と、盤面にいるとEXから特殊召喚されたモンスターの効果を無効にする永続効果。
主に《影霊衣の万華鏡》から出すカードでEXの《虹光の宣告者》を墓地に送ることで儀式召喚し、《虹光の宣告者》の効果で後続のサーチが可能。

フェスでは《大儺主水》の除去を許さず攻撃力でも勝っている程度だが、ランクマッチ等ではこのカードを盤面に出すだけで《エクスピュアリィ・ノワール》や《サイコ・エンド・パニッシャー》の効果も無効にできる。場のモンスターの効果を無効にする効果は永続効果なので、チェーンを作って発動する効果ではないためである。コンマイ語は難しい。
ちなみに儀式召喚の際に素材で送るカードを《旧神ヌトス》にすれば効果耐性を無効にしているのでそのまま破壊もできる。
EXから特殊召喚されたモンスター限定なので、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》などの一度墓地等に送られてから再度特殊召喚されたモンスターの効果は無効にならない点に注意。

《影霊衣の術士 シュリット》

2枚~3枚

自身を儀式の1枚分の素材とする効果と、効果でリリースされた場合に戦士族の儀式ネクロスをデッキからサーチする誘発効果。
儀式の消費コストを減らすのはもちろん、サーチ効果で戦士族の《ブリューナクの影霊衣》もサーチ可能なため、実質好きなネクロスをサーチ可能になる。サーチも含めて儀式の消費を減らす事ができるので、このデッキの要である。

《影霊衣の巫女 エリアル》

1枚

盤面では手札の儀式モンスターを任意の数見せて自身のレベルを上下する起動効果、効果でリリースされた場合に儀式以外のネクロスモンスターをサーチする誘発効果。
主に《アラドヴァルの影霊衣》の効果でリリースし、《影霊衣の術士 シュリット》をサーチするために使用する。イラストがかわいいだけではなく、実際にデッキにあるとないとでは動きが変わるので1枚の採用。

《影霊衣の舞姫》

0~1枚

盤面にいるとネクロスの儀式魔法に対して相手はカードを発動できず、場の儀式ネクロスが相手の効果の対象にならない永続効果、
自身が効果でリリースされた際に除外ゾーンからネクロスモンスターを1枚回収する誘発効果。
このカードを出した後に儀式モンスターを展開すれば《無限抱擁》などから守ることが可能。
昔使っていたイメージが残っていたので1枚採用したが、《マンジュ・ゴッド》などのサーチモンスターに召喚権を割いたほうが強そうだな~と感じたので好みで。こちらも《影霊衣の巫女 エリアル》と同じくイラストが一部の界隈で人気。

儀式魔法3種
《影霊衣の降魔鏡》

2枚

手札フィールドの素材をリリースする効果に加えて墓地のモンスターを除外して素材にできる。
《影霊衣の術士 シュリット》であれば手札で儀式素材にしたあと墓地からも素材にできて2度美味しい。
墓地を除外して素材にする効果は大型の儀式を出す際に使用する。

主な組み合わせは3種で、
《影霊衣の術士 シュリット》= 任意のレベル
《ブリューナクの影霊衣》+《クラウソラスの影霊衣》=9レベル
《ブリューナクの影霊衣》+《ユニコールの影霊衣》or《影霊衣の巫女 エリアル》=10レベル

先行と返しのターンでも使うので2枚採用。

《影霊衣の万華鏡》

1~3枚

手札フィールドの素材を1枚のみ、あるいはEXデッキから1枚を素材にしてレベルの合計になるように儀式モンスターを複数特殊召喚する効果。
他の大多数の儀式魔法と違って素材は1体のみである点に注意。
主にレベル4の《ユニコールの影霊衣》を儀式召喚する際に《虹光の宣告者》を素材にし後続のサーチ、またはランクマッチ等では《旧神ヌトス》を墓地に送って盤面の処理をする。
12レベルのブルーアイズを墓地に送って9+3で《トリシューラの影霊衣》+《クラウソラスの影霊衣》、8+4で《ヴァルキュルスの影霊衣》+《ユニコールの影霊衣》の組み合わせで儀式召喚も可能。
手札、場の《影霊衣の術士 シュリット》も素材にできるがこの際に儀式召喚できるのは1体のみ。
《ユニコールの影霊衣》を盤面に出す価値がイベントでは低かったので1枚の採用。

《影霊衣の反魂術》

1~2枚

手札、フィールドの素材をリリースし、手札あるいは墓地から儀式モンスターを儀式召喚する効果。
効果処理時に儀式モンスターを選んで儀式召喚するため、《墓穴の指名者》にもある程度の耐性がある。とはいえ出したい儀式モンスターが除外されてはその後が厳しい。
ネクロスは墓地にモンスターが溜まりやすいデッキなので手札の《影霊衣の術士 シュリット》を素材にして儀式を行う事が多い。《影霊衣の万華鏡》を1枚にした分、こちらは2枚目を採用。

《トリシューラの影霊衣》

1枚

手札から自身を捨ててフィールドのネクロスモンスターを対象としたカードの発動を無効にする効果、
儀式召喚時に相手の手札、フィールド、墓地にカードが1枚以上あれば発動し、処理時に相手の手札、フィールド、墓地にそれぞれカードが1枚以上あれば1枚ずつ選んで除外する誘発効果を持っている。
本家のドラゴンと違って発動時と効果処理時に除外できるカードがないと不発になるので注意。コンマイ語は難しい(2回目)
1枚必須で墓地に送られた後も《影霊衣の反魂術》や《ユニコールの影霊衣》で使い回せるので2枚目以降は好み。
戦士族のため《影霊衣の術士 シュリット》からもサーチが可能。

主に後手で使用して盤面を捲るためのカードである。
先行でも展開したモンスターを守る効果の使用機会は少なくない。この際《墓穴の指名者》を受けるとピン差しであれば《影霊衣の舞姫》で回収しなければならない上に、2枚以上採用の場合も返しの自分のターンで効果が使えなくなるので注意が必要。

あとプレイングでの注意点だが、
相手の手札が1枚のみの場合は《灰流うらら》をケアする必要がある。
手札の《影霊衣の術士 シュリット》をリリースして儀式召喚した際にはチェーンブロックを、

チェーン1 《影霊衣の術士 シュリット》
チェーン2 《トリシューラの影霊衣》

とする事で相手の《灰流うらら》を許さずに除去とサーチが行える。
これがチェーンブロックを逆にすると《灰流うらら》が飛んできてサーチも除去も行えず悲惨になる。相手の手札が2枚以上で除去が通りそうなら、逆にするのも状況によっては良いかもしれない。

《アラドヴァルの影霊衣》

1~3枚

手札から自身を捨てて発動、処理時に他のネクロスモンスターを2枚までリリースして、リリースした枚数分デッキから好きなネクロスカードを墓地に送る起動効果、盤面に出たあとは効果モンスターの発動時に手札かフィールドからモンスター1体をコストとしてリリースし、処理時に効果の発動を無効にして除外する誘発即時効果。

ネクロスをリリースし墓地に送る効果で儀式魔法を墓地に送れば、儀式魔法の共通効果でリリースに使用したネクロスモンスターと除外することで儀式魔法を1枚サーチ。あるいは《儀式の準備》で墓地に送った儀式魔法を回収するのも良い。
さらに、リリースしたネクロスモンスターが《影霊衣の術士 シュリット》や《影霊衣の巫女 エリアル》であればさらに後続のサーチが可能。
自身が戦士族であるため《影霊衣の術士 シュリット》のサーチ効果にも対応しているので、リリースするモンスターを《影霊衣の術士 シュリット》か《影霊衣の巫女 エリアル》にして効果を発動すれば手札2枚の消費で先行であれば《アラドヴァルの影霊衣》を、後攻であれば《トリシューラの影霊衣》、または《ブリューナクの影霊衣》を経由する事で好きなネクロス儀式モンスターを盤面に出せる。

攻撃力が3300と高く、ネクロスでは対応し辛いEXモンスター以外の効果モンスターに対して有効なカードなので先行で出すことを目指したいカード。このカードがデッキに1枚だと《ユニコールの影霊衣》や《影霊衣の反魂術》を絡めないと手札によっては盤面に出せないので2枚は欲しい。このカード+αで初動になるため3枚目の採用もあり。

あとは注意点として効果を無効にする方のリリースはコストによるリリースのため《影霊衣の術士 シュリット》や《影霊衣の巫女 エリアル》のサーチ効果が発動しない点に注意。コンマイ語は難しい(3回目)

《ディサイシブの影霊衣》

0~1枚

場のネクロスを対象として手札から捨てるとターン中、攻守を1000上げる誘発即時効果、盤面では場の相手の裏側カードを対象として処理時に破壊しゲームから除外する起動効果。1枚採用。
遊戯王は古来から攻守増減系の効果はダメージステップに発動するのが定石なのでモンスターの攻撃宣言時ではなく、その後のダメージ計算前に発動するのが良い。
攻撃力も3300と高いので、後攻では相手の後ろのカードを除去しつつモンスターを殴れる。このカードに《無限抱擁》を切らせて後続の《トリシューラの影霊衣》を通すなどの使い方も状況により可能。
ドラゴン族なので《影霊衣の術士 シュリット》でのサーチには対応していない点に注意。

《ヴァルキュルスの影霊衣》

0~1枚

手札からこのカードと墓地のネクロスカードを1枚除外して相手の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する誘発効果。
盤面では効果処理時に自身の手札、フィールドからモンスターを2枚までリリースし、リリースした分だけデッキからカードをドローする起動効果を持っている。
フェスでは【御巫】などの1キル対策に入れていたカード。
とはいえそれだけのために入れるのは勿体ないので、ドローする効果を使用するために魔神儀を採用してリリース素材にしていた。
リリース先が《影霊衣の術士 シュリット》や《影霊衣の巫女 エリアル》であればこれらのサーチ効果も発動できる。つまり2ドローと合わせて1枚サーチし、盤面が空けば墓地の儀式魔法のサーチ効果でさらに儀式魔法を1枚サーチして爆アドである。

とは言ったが盤面に出すのにこのデッキでは儀式召喚する方法が、《影霊衣の術士 シュリット》を1枚使用するか、《マンジュ・ゴッド》《影霊衣の巫女 エリアル》《魔神儀 -キャンドール》から2枚、あとは《影霊衣の万華鏡》からブルーアイズを墓地に送って《ユニコールの影霊衣》とあわせて儀式召喚なので上記のような2ドロー+2サーチは稀である。
魔法使い族なので《影霊衣の術士 シュリット》でのサーチには対応していない点に注意。

《グングニールの影霊衣》

0~1枚

手札から捨てて、自分のネクロスモンスター1体を対象として発動し、効果処理でそのターン中、対象モンスターが戦闘、効果で破壊されなくなる誘発即時効果。フリーチェーン。
盤面での効果は手札のネクロスを1枚捨てて場のカード1枚を対象に発動、処理時に破壊する起動効果。

ネクロスを守る効果は優秀で先行で出した《アラドヴァルの影霊衣》や《ユニコールの影霊衣》などをあらゆる破壊から守る事ができる。
盤面での効果も場のカードを破壊できるので強そうに見えるが、自分のターン限定でコストがネクロスのみ、さらにリリースではなく捨てるという点に注意。正直使い辛い。もしもこれがフリーチェーンで相手のターンでも使用可能であればまた違っていた (登場当時にその効果なら強すぎる気もするが)

個人的には《ディサイシブの影霊衣》と選択で1枚採用が良いのかなと思う。今回は不採用。

その他のネクロスカード
《影霊衣の大魔道士》
《影霊衣の戦士 エグザ》
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
《カタストルの影霊衣》
《sophiaの影霊衣》

この辺りはあまり使わないカードなので割愛。

3.展開

先行で目指した展開

盤面 アラドヴァルの影霊衣 + 手札次第でユニコールの影霊衣+後続サーチ

展開例
《アラドヴァルの影霊衣》+《影霊衣の術士 シュリット》

《アラドヴァルの影霊衣》①の手札効果発動、手札の《影霊衣の術士 シュリット》をリリースしデッキからネクロス儀式魔法 (主に《影霊衣の反魂術》)を墓地へ。
《影霊衣の術士 シュリット》の①の効果を発動しデッキから2枚目の《アラドヴァルの影霊衣》をサーチ。
《影霊衣の反魂術》の墓地効果で墓地の《アラドヴァルの影霊衣》を除外しデッキから《影霊衣の降魔鏡》をサーチ。
《影霊衣の降魔鏡》を発動し墓地の《影霊衣の術士 シュリット》を除外し手札から《アラドヴァルの影霊衣》を特殊召喚

手札に《儀式の準備》があれば《影霊衣の反魂術》を落とす代わりに《影霊衣の降魔鏡》を落として回収するのも良い。
手札次第で横に《影霊衣の万華鏡》から《虹光の宣告者》をコストに《ユニコールの影霊衣》を儀式召喚して後続の確保もする。

URを節約して《アラドヴァルの影霊衣》1枚のみの採用であれば、《影霊衣の術士 シュリット》のサーチ対象を《ブリューナクの影霊衣》にして①のサーチ効果で《ユニコールの影霊衣》をサーチし、①の回収効果で墓地の《アラドヴァルの影霊衣》or《影霊衣の術士 シュリット》を回収。
墓地に送った儀式魔法のサーチ効果でデッキから儀式魔法をサーチし、《アラドヴァルの影霊衣》を回収した場合は《影霊衣の降魔鏡》を、
《影霊衣の術士 シュリット》を回収した場合は《影霊衣の反魂術》をサーチして儀式召喚すると良い。
ただし《アラドヴァルの影霊衣》か《影霊衣の術士 シュリット》のサーチに《ブリューナクの影霊衣》を使用している場合はこのルートは使えない。

もう1つのルートは、
《アラドヴァルの影霊衣》+《影霊衣の巫女 エリアル》の場合

《アラドヴァルの影霊衣》で《影霊衣の巫女 エリアル》をリリースし儀式魔法を墓地へ、《影霊衣の巫女 エリアル》の効果で《影霊衣の術士 シュリット》をサーチし、墓地の儀式魔法+《影霊衣の巫女 エリアル》を除外して《影霊衣の反魂術》をサーチ、手札の《影霊衣の術士 シュリット》を素材にして墓地から《アラドヴァルの影霊衣》を儀式召喚

このルートの場合は《アラドヴァルの影霊衣》を1枚採用で問題ないが、ピン差しカード1枚ずつでサーチ手段にも限りがある点に注意。

《アラドヴァルの影霊衣》or 《影霊衣の巫女 エリアル》のどちらか1枚と
《儀式の準備》or 《ブリューナクの影霊衣》 or 《マンジュ・ゴッド》or 《宣告者の神巫》が必要になる。

後手

《トリシューラの影霊衣》を優先し、出せない、あるいは出しても除去を発動できない場合には《アラドヴァルの影霊衣》か《ディサイシブの影霊衣》の儀式召喚を目指す。

複雑な事はあまり無いので、豊富なサーチ手段で素材を引っ張ってきて儀式召喚するだけ。
ですが、儀式魔法の儀式召喚はターン1制限があるため使用する順番に注意が必要。
例えば、
手札に儀式魔法が《影霊衣の降魔鏡》と《影霊衣の反魂術》の2枚、儀式モンスター+《影霊衣の術士 シュリット》がある場合は、
《影霊衣の反魂術》から先に使用して儀式召喚、《影霊衣の術士 シュリット》のサーチ効果で後続確保、《影霊衣の降魔鏡》で墓地の《影霊衣の術士 シュリット》を除外してサーチした戦士族の儀式モンスターを特殊召喚するなど。

プレイングでの注意点

・《トリシューラの影霊衣》は除外出来るカードが3枚ある場合に効果の発動と処理ができる。
・相手の手札が1枚でまだ《灰流うらら》を打たれていないターンに《影霊衣の術士 シュリット》をリリースして《トリシューラの影霊衣》を儀式召喚する場合は、チェーンブロックの組み方に気をつける。
・《アラドヴァルの影霊衣》の効果の発動を無効にする方のリリースでは《影霊衣の術士 シュリット》や《影霊衣の巫女 エリアル》のサーチ効果は発動しない。
・儀式魔法はターン1制限なので使う順番に注意。また共通サーチ効果の除外コストは後々《ユニコールの影霊衣》で回収したり《影霊衣の降魔鏡》の素材、《影霊衣の反魂術》の儀式召喚先で必要になるため後々の事を考える。
・後述のEXモンスターを展開する場合、《ユニコールの影霊衣》が場にいると自分のEXデッキから特殊召喚したモンスターも効果が無効になる。

この辺を抑えておけばいいと思います。

4.余談

イベントは終わっていますので普段ランクマッチ等で使用する場合は、《マンジュ・ゴッド》の枠が《宣告者の神巫》になります。
《宣告者の神巫》は1枚で10シンクロになれるルートがあるので紹介。

《宣告者の神巫》1枚で10シンクロ

普通に出張でも使える

《宣告者の神巫》を召喚
効果で《虹光の宣告者》を墓地へ。サーチ効果で《ブリューナクの影霊衣》をサーチ。
《ブリューナクの影霊衣》のサーチ効果で《クラウソラスの影霊衣》をサーチし、さらにサーチ効果を発動し儀式魔法の《影霊衣の反魂術》をサーチ。
《影霊衣の反魂術》を発動し、場のレベル6になった《宣告者の神巫》をリリースし、墓地から《ブリューナクの影霊衣》を儀式召喚。
《宣告者の神巫》のリリース時のデッキからレベル2以下の天使族を特殊召喚する効果を発動し《朱光の宣告者》を特殊召喚。
《朱光の宣告者》と《ブリューナクの影霊衣》で8シンクロ 《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》を特殊召喚、効果で墓地の2チューナーを特殊召喚。
2のチューナーと《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》で10シンクロ 《フルール・ド・バロネス》を特殊召喚。

1枚始動で10シンクロが可能。
あるいは、少しパワーは落ちますが《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》のシンクロではなく《スプライト・エルフ》をリンク召喚する事で相手ターンに《宣告者の神巫》を蘇生し効果で《旧神ヌトス》を墓地へ送って盤面1枚除去もできる。

手札次第で横に《アラドヴァルの影霊衣》も立ちますね。
10シンクロをするルートは《増殖するG》が痛いので可能なら先に《アラドヴァルの影霊衣》を立てるルートから入るほうが良さそう。

ネクロスデッキとしては使用URは増えますが、《宣告者の神巫》やEXのカードは使い回しが効くカードなのでURが余っていればぜひ。

5.イベント外のデッキレシピ

普段はこんな感じの構築で遊んでいます。
フェスと特にやることは変わりませんが、強いて言えばランクマは先行で《ユニコールの影霊衣》を立てて守っていれば相手が勝手に自滅していく事があるくらい (所謂初見殺し)

終わり

イベントでは他にも壊獣とサクリファイスを合わせたデッキや、リチュアもそこそこ使っていましたが、紙のカードの時代で思い入れのあるテーマのネクロスを思う存分回せたので楽しめました。
古いテーマですがランクマでは《ユニコールの影霊衣》がEXを主体とするデッキ、例えば【ピュアリィ】等には刺さったり、他のデッキ相手でも噛み合わないと苦しいですが、まぁやりあえなくはないな…という感じです。
ただ、最近流行のEXを使用せずとも高打点持ちの【クシャトリラ】【VS】辺りには弱いので今のランクマで使うのは厳しい。儀式と魔法を多様するのでデイリー消化を兼ねるには良いかも。

同時期のテーマが次々と強化されているので、そろそろネクロスの強化もほしいなぁ。


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