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ビートボックスはコスパの良い趣味。ゼロコストと没頭。

まえがき

そもそも趣味にコスパを持ち込むなと言いたい君はこの記事に向いているかもしれない。知らんけど。

なんだかんだビートボックスを中学2年生から続けている。

というより、正確に言うとビートボックスを続けられる口になってもう9年近く経つらしい。

何となくで始めた趣味がこれだけ続いている。いや、やはり続いているというのは表現としてふさわしくない。

体に宿っているという方がしっくりくる。

さて、今回なぜこのnote書いたのかというと

ビートボックスという趣味、あらゆる面でコスパの良い趣味では?と思ったからである

思いつきなのでテキトーに読んでいってください。

暇か?

これは相棒に出てくる角田課長がよく言っている言葉である。

そう、人類は暇なのである。

東大の國分功一郎先生の著作「暇と退屈の倫理学」によると

人類は環境の変化で定住せざるを得なくなったよ

そしたら暇っていうものができたよ

だからみんな暇に悩むことになったんだよ

と書いてある。めちゃくちゃ雑な要約なので詳しく知りたい方は著書を読んでほしい。最高に興奮する本だ。

もう少しだけ詳しく書くと、かつては富のあるもの以外はかなりの時間労働を強いられていた。

でもあるときフォードさんっていう偉い人が

「人間働かせ過ぎたら壊れちゃうね!だったら労働時間減らして労働の質あげよう!」

ってことを言い出したり、労働させられすぎだろ!って人々が怒って労働時間が減った。

その結果人は暇を手にしたけど、次は何をして過ごしたら良いかわからなくなっちゃったっていう話。

そして、國分功一郎先生が出した答えは

①意味の消費をやめよう!

②没頭しよう!

ってことだった。

①はこの記事に関係ないので飛ばすとして、②没頭しよう!ということにビートボックスとの親和性が高いと感じたので書いてみたというわけだ。

そもそもビートボックスとは?

ここらで「そもそもビートボックスってなんだよ」って思った人もいると思う。説明しよう。

ビートボックスというのは正確に言うとヒューマンビートボックスというもので、口でいろいろな楽器の音を鳴らす遊びだ。

よくボイスパーカッション(通称:ボイパ)っていう言葉もあるけど、あれはパーカッションの音(打楽器系)のみを演奏する時に用いられるやつ。ビートボックスの中に含まれているイメージ。打楽器系の音の他にはシンセサイザーとか、ギターとか、ラッパとか、スクラッチとか色々ある。そういったすべての音を含めたものがヒューマンビートボックスというわけだ。

これはどういう視点で見ると「コスパが良い」と言えるのか?次から述べていきたいと思う。

前提の話:趣味とは

そもそも趣味というものはどのような性質があるのか?

思うに、「暇という時間をうまく使うことができるもの」という解釈が一つあるのではないかと思う。

この解釈を前提とした場合、「没頭」というものがキーワードになってくる。

みんなも好きなことをしているときには時間が経つの速く感じるのではないか?(例:カラオケで好きな曲を歌う、好きな漫画を読む)

また、つまらないことは時間が永遠に感じられる(例:校長先生のお話)

このように、没頭しているときは「あぁ、充実した時間だったなぁ」と感じられる場合が多い。

だから、趣味も没頭できるもののほうが良くない?という単純な結論になる(もちろん、個人の感想ではある)。

というわけで前提の話はおわり。本当にコスパについて述べていきたい。

ポイント1:口があれば大体の場所でできる

ビートボックスをするのに必要なことは?

そう、口だ。口さえあればできる。ということは・・・

風呂、トイレ、リビング、部屋、車の中とどこでもできてしまうわけだ。

だって持ち運ぶものや準備することがほぼないといって等しいのだ。

このように準備の部分がほぼゼロコストな点が、容易に続けられて、没頭しやすいといえる理由だ。しかも機材なども必要ない。コスパという概念そのものが要らないではないか。

ということなので、この時点で優勝しているのだがもう少しだけポイントがある気がするので書いてみる。

ポイント2:無料の優良教材がYouTubeにたくさんある

これは実際に検索していただければ分かる。高いスクールに通うとか、入門書とかはまじで必要ない!神!

一時期ヒカキンさんとかDaichiさんとか流行ったからね(2012年頃?)。遺産がたくさんあるわけだ。先人に感謝。

ちなみに、遊びの4分類で考えると「模倣」に当たる部分。真似したら、憧れのあの人に近づいている感じがする!これもなんかいい。遊びの4分類に関しては、この方の最強大天才noteを参考にしました。

ポイント3:なんか凄く見える!

初心者からしたら少しそれっぽく聞こえると「スゲー!」ってなるのがビートボックスです。これは僕の経験上間違いないです(文化祭で3回位やってます)。

また、マイクを通すと多少下手でも「マイクレバレッジ」が効いてなんとなく上手く聞こえます。

脚色するのも容易!すごい!

まとめるお

ビートボックスの何がコスパを良くさせているのか。それは以下の通り。

まとめ
1.準備がゼロコスト!
2.どこでもできるから没頭しやすい!
3.無料で教えてくれる人が多い!
4.なんかチヤホヤされる!

以上、ビートボックスのコスパの良さでした。

「趣味ないけど、やることないな。でも、簡単にできてそれでチヤホヤされるものないかな」

とか思っているそこのお前にぴったりです。是非試してみては。

参考文献

圧倒的感謝です。掲載します。


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