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好きなもの解説日記③ 〜フラワーカンパニーズ 深夜高速〜

フラワーカンパニーズの深夜高速はぶっ飛ばすためにある。


え、なに?って聞かれたらもう一度言う。


フラワーカンパニーズの深夜高速はぶっ飛ばすためにある。


え?な、なに?って言われたらそいつをぶっ飛ばそうと思う。(嘘)
聞いたことない人は聞いてください。


先日「それぞれの深夜高速」というお笑いライブを観ました。内容はお笑い!って感じではないんですが。


ライブの内容は、
芸人が過去の辛かった日を語り、その後にフラワーカンパニーズの深夜高速を熱唱する。
というもの。


もちろんこんなのが面白くないわけがなく。
最高なライブでした。

それぞれの芸人がこの曲で悔しい想いをぶっ飛ばし、あの日のストレスをぶっ飛ばし、夢へとぶっ飛ばし、夢が叶った今でも想いをぶっ飛ばす。


そんな感じが主観強めですが、しました。

ということで、今日はフラワーカンパニーズの深夜高速についてです。


好きなもの③
フラワーカンパニーズ
〜深夜高速〜


なかでも昔から自分が好きな歌詞があります。


ヘッドライトの光は手前しか照らさない
深夜高速/フラワーカンパニーズ


ここです。
ここの比喩表現がカッコいい。


ここからは自分の妄想(というより解釈)なんですが、
このヘッドライトは自転車についてる本当にか細い光をなんとか出すくらいのもので、

手前しか照らさない=今の地点しか見えない

つまり、今、この現在しか見えず、未来なんて想像もできない。そんな中走ってる。


少し先に壁があるかもしれないのに、もしかしたら道を間違ってるかもしれないのに。

で、チャリガン漕ぎ(強め)


っていう妄想。
でもこれってきっと、みんなが経験している、というよりそうやって生きてるんじゃないかって思うんです。


特に10代の頃は。いや、大人でも。大人になっても今しか見えないです。


だって意外と進んでないなって思うんです。
昔となにが変わったんだろうって。
この後の歌詞にもでてきますが10代は生きていればすぐ終わります。


そんなみんなの想いをヘッドライトに喩えて歌ってくれたフラワーカンパニーズはやっぱりかっこいい。


当時、この曲を聞いた日から、手前しか照らさない自分の自転車のヘッドライトがなんだかかっこよく見えて、にやにやしながら歌って帰りました。(キモイ)


前回も書きましたが、もし自殺したいと言っている友だちがいたら。

自分はフラワーカンパニーズの深夜高速を2人で熱唱しようって、それだけしたいっていうと思います。

俺らでぶっ飛ばそうぜと。(うざい)


もし知らなかったら、もったいないって言います。
今のお前が1番かっこいい、っていう歌があるって。


そんなことが今後ないことを祈り、でもあってもいいなってと思います。


生きててよかったー!


佐々木

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