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老後に備える

先日、北海道中小企業家同友会 道北あさひかわ支部 宗谷地区会で開催されたセミナーに参加してきました。
講師はファイナンシャルプランナーなどの資格を持っている「FPオフィスOHNO」の大野代表
今回の参加者はほとんどが経営者だったので、経営者向けに老後にどう備えるかをお話しして頂きました。
一言で「老後」と言っても、人によって定義がさまざまで、それぞれの考える老後を定義することからスタートであると教えて頂きました。
たとえば、日本人の平均寿命(男性81歳)まで生きるとした場合、65歳で退職すると81歳までの16年間が老後となります。
経営者なので定年はないから、75歳まで働くのであれば、6年間が老後となります。
そして、老後の1年間に使う費用の概算を計算すると、老後にいくら必要なのかが割り出せて、さらにそこから年金などで補填できる金額を差し引くと、準備しておかなければならない資金が出てくることになります。
そうやって計算すると、漠然とした不安から、現実的な数字になり、じゃあその資金をどうやって確保したらよいのかが見えてくるとのことでした。
実際のところ、自分がいつ死ぬかは予想がつかないのですが、こうやって数字を積み重ねると、わかりやすくなることがわかりました。
参加者も、なるほど!と言った顔をしていたのが印象的でした。
理想は「DIE WITH ZERO」なんだけど、終わりがいつかわからないのが難しいところですね。

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