It's ain't none of your business

好きだったバンドの曲のタイトル。
"It's ain't none of your business"、邦題は「あなたには関係ないこと」。
none of your businessで翻訳をかけると「大きなお世話」と出てくる。

あなた(私)には関係のないこと。
それに容易に口を出せるのが今のSNS文化。
タイムラインに流れてくるニュースは自分に関係があろうとなかろうと反応しては何か一言申し上げる。自分にとっては他愛のない、また他意もないただの「感想」。ご意見だとすら思っていない。ましてや誹謗中傷だなんて夢にも思ってない。

現実の世界と同じような気分で、口に出すような気分で文字にして流す。
でもそれは現実の世界と違って、隣にいる人にしか聞こえないつぶやきじゃない。世界中の誰のもとにでも届きかねない文字。砂浜に何気なく捨てたガラスの欠片が次にそこを訪れる誰かの足を傷つけることはきっとある。

コンビニの本棚に並んでいても手に取ることがないようなゴシップ週刊誌の記事を、web記事だったら気軽に拡散してもっともらしいご意見を述べる。

本当はどうだっていい。
本当は私には関係ない。
ただニュースが流れてきたから反応しただけ。
私のせいじゃない。


Yes, indeed. "It's Ain't none of your business". So, WHY?


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