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タワー型PCのピカピカ

学校が休校のとき、子供と一緒にパソコンを作った。部品構成から組み立て、記憶デバイスクローン化、osインストール。
PC自作って、一生のうちに1回やるか、やらないかくらいだと思うのでやってみた。

こんな見た目して高校ではそっちを習っていたので、サクサクできるかと思いきや四苦八苦どころか三十六苦七十二苦くらいした。
生粋のドM根性もいい加減にしてほしい。

完成して電源をいれるといろんなところがペロンペロン光る。
cpuって70℃くらいに熱くなるんですけど、冷やすためのファンの翼が半透明になっていてそこがカラフルに光りながらものすごい速さで回るんです。

作った人ピエロか。

当初このピカピカ達が余計だったんだけど消し方がわからない。
でも使っていると毎日がカーニバルのようで良く思えてくる。明るくいこうぜと光る換気扇が声をかけてきた。ピエロか。

それ以降、この指1本で明るい光を生む祭りを開くんだと椅子に座る義務感が生じた。
スイッチをカチっと押した瞬間、暗い部屋に何色もの光がワッとなる。

ホタルや。新手のホタルや。

ピカピカ光ると結構子供にウケる。
そした余ったノートパソコンは子供にあげる。またおさがりだ。

家でスマホを使い、小学校の授業でパソコンの基本的な使い方を習う。
このとき自分のノートパソコンが家にあるとどんな使い方をするのか、しないのか。
興味があふ。

おかげさまで、生きていけます。