活動記録2024年度第1話・104期OPENING!Fes×LIVE 所感 ~根付いていたものと、形を変えるもの~

Link!Like!ラブライブ!にて、活動記録2024年度第1話と、104期OPENING!Fes×LIVEが放送されましたね。
それらを経て色々思った事があったので、少し書いてみました。

Twitterに垂れ流しても良かったんだけど、数ツイでは纏まらない気がしたのと、残しておいたほうがいいかもな、と思ったので、noteに書く形を取りました。


はじめに

私自身、結構エアプなので、浅い内容を書いているかもしれません。
また、もしかすると、一部肯定的でない書き方をしているかもしれません。

ただ、今私が想っていることを残しておこうと思い、率直に書いたつもりなので、
もし暇でしたらちらっと見ていただければなと思います。

(※)表題の通り、活動記録2024年度第1話と、104期OPENING!Fes×LIVEの内容に触れています。
まだ見ていない方はご注意を。

活動記録 2024年度第1話を読んで

Fes×LIVEの前に、それに繋がる活動記録の2024年度第1話を読んだけど、
とても面白いな、と思いました。

そう思ったポイントは色々あるんですが、少し触れると以下かな。

  • 1年生が入ってきて、新しい物語の始まりを見ることが出来た所。

  • 103期生が後輩を持つ立場になり、少しずつ先輩としても成長していく所。

  • 芸学部とスクールアイドルクラブで受け継がれていった伝統について触れることが出来た所。

特に、今年度のスタートという意味では一番最後の点が重要なのではないかと個人的には思っていて。

時代に合わせて形は変わっているかもしれないけど、大事な・大切な部分は次の世代に受け継がれている、という話。

私は割と(当時の)吟子側の思考だったかもしれない、という感触はあって、伝統っていうものは昔から変わらないもの、という印象が少し強かった。
だからこそ、今回の話は面白いなと思った。受け継ぐというところにも、色々な形があるんだなと。

兎にも角にも、悩みを乗り越え新メンバーを迎えたユニット。新体制で行う初のフェスライブ。どのような形になるんだろうな、と思いながら、Fes×LIVEを見始めました。

Fes×LIVEを通して感じた事

違和感

活動記録の流れから分かってはいましたが、各ユニットの伝統曲衣装で登場。
ただ、過去のままではなく少しアレンジを加えたもの。活動記録の話も織り交ぜつつ、新体制で始まったんだなというところを感じられて良いんじゃないかな~と思いながら見ていました。

そして、曲もNEW Ver.に仕立てている、という話がありつつ、各ユニットの伝統曲が披露されます。

ここで、正直すごいむずがゆくなりました。

個々の演出はすごく良かったなと思っていて。
ただ、それはそれとして、103期で披露された時の伝統曲に思いを馳せている節がありました。

104期伝統曲に対して良いねと思う気持ちと、103期伝統曲が聴けなくなるのは寂しいな、もう一度見たいなという気持ちが、混在しました。

ただの原理主義かよ、と思われるかもしれないけど、個人的にはこの感覚に驚いていました。
(そもそも、ここにおける原理とは何?という話になりそうだけど。)

何故かというと、自分が、コンテンツ内の新しい展開を極力受け入れようとする側だと思っていたから。

ラブライブ!で新しいシリーズが始まったり、新メンバーを加えることはこれまで何度かあったけど、基本的に受け入れるスタンスを取っていたつもり。
ラブライブ!だけでなくとも、基本的にそのスタンスのつもりでした。

だから、蓮の時も同様のスタンスで行くつもりでいたはずだったのに、上のような感情が少し沸いたので、驚いていました。

根付いていたもの

何で今回こう思ったのかな、というところを少し考えました。

NEW Ver.の曲調が合わなかったという節は少なからずあるとは思っていますが、
それを加味してもちょっと違和感がありました。

結論としては、多分、相当好きだったんだと思います。103期の時の曲が。

で、好きなだけではなくて、昨年度の自分に103期の曲がかなり埋め込まれていたんだと思います。自分が想像していたよりも深く。

だからこそ、ガラッと変わった時の違和感が、これまでよりも大きかったのではないかな、と。

蓮って毎日少しずつ、活動記録やWith×MEETSを通してストーリーやキャラの関係性が更新されていきますけど、
それと一緒に、曲に対しても色々とストーリーや想いがついてきます。日々を追う毎に段々と。

1年間見てきたわけだから、そういう感情がついて回る、というのは分かったつもりでいたけど、
自分が想像していたよりも、曲に対する想いがかなり深いものになっているんじゃないか、というのを今回のFes×LIVEで痛感しました。

これまでリアルタイムで進む作品に触れてきたことはあまり無いけど、
そういう作品ならではの面白さだったり、恐ろしさだったりするのかな、と感じました。


余談なんですけど、先日開催された蓮2ndでも似た気持ちは少しだけ抱えていました。
具体的には、Dream Believersの104期版が披露された時。

この曲、104期版もかなり好きではあります。このライブの印章に残った曲の1つとして挙げるくらいには好きです。
その上で、103期のパート分けとかを思い出して「ここ好きだったな」とか、「ここの歌唱は聴けないな」とか、ふと思うことはありました。(実際蓮2ndの時も思った。)

今振り返ると、パート分けが変わっただけで色々思う節がある状態なのだから、
曲調までガラッと変わったら色々思うのはまあ…当然かもな、とは少し思いました。

活動記録を振り返って

この感覚を踏まえた上で、今月の活動記録を少し思い出しました。

活動記録を読んでいた時は、「形を変えて受け継がれていくなんて面白いな」程度に軽く考えていたけど。
Fes×LIVEを見た後に内容を振り返ると、色々と思う所が出てきました。


今回披露された伝統曲は、まさに形を変えて引き継がれる瞬間だったわけで、
いざ変わった瞬間を観客として受け取った自分というのは、ここまでつらつらと書いたような感情になっています。

そう思うと、当たり前ではあるけれど、「過去にあったものを変える」という事は、相当重い行動です。

それをスクールアイドルの皆さんが分かっていないわけがない。この代だけでなく、先代もきっとそう。

だからこそ、変えるときには相当悩んだのだと思います。
それでも、自分達の好きな曲を、より素敵なものにしようと考え、形を変え、今に受け継がれていったのかな、と思います。

スクールアイドルノートの具体的な中身を見れた訳では勿論ないですが、
あのノートには、色々悩みながらも、受け継ぎたいと思った伝統の記録が、こちらが想像できない程沢山詰まっているのではないかな、と、少し想像しました。

Fes×LIVE中に、このようなアレンジにした理由を語ってくれていたわけだけど、その方針を決めるまでにもきっと、色々悩んで出した結果なのだろうと思います。
その記録も、歌も、衣装も、いつか先代達と同様に受け継がれていくのかな、と思うと、本当に歴史的瞬間に立ち会った気分になります。


また、活動記録を読んでいた時に感じたこの部分。

私は割と(当時の)吟子側の思考だったかもしれない、という感触はあって、伝統っていうものは昔から変わらないもの、という印象が少し強かった。

この感触も、実際のFes×LIVE終わった後の感覚を踏まえると、あながち間違いではなかったのかな、と思っています。

おばあちゃんが好きだった曲が残っていないと分かった時に落ち込んでしまった吟子の気持ちが、少しだけ分かった気がしました。
(今の自分は、そこまではいってないですけど。)


諸々踏まえると、今月の活動記録とFes×LIVE、お互いの親密さを感じた月の1つになったかなと思います。

活動記録を踏まえると、今回のFes×LIVEの演出になった経緯は分かるし、Fes×LIVEを踏まえて活動記録を振り返ると、更に気付きが出てくる。

で、こういう解釈はきっと1つじゃない。人毎にそれぞれの理解がきっと生まれる。すごいことだなと思います。

まとめ

今回書き留めておきたかったのは、
このコンテンツには軽く触れていたつもりが、思っていたより自分の生活に根付いていた、ということに気付いたのと、
活動記録とFes×LIVEの両方を見て、自分なりに色々感じられたなというところでした。

自分の中で新しい曲に違和感がある、という点は現地点では正直変わらない。
ただ、変化を加えて、新しい形で受け継いでいこうとしている104期スクールアイドルクラブの意志は、本当にすごいと思うし、尊重もしたいなと思っています。

今の感情には、自分なりのペースで少しずつ向き合っていきながら、今後のスクールアイドルクラブの活動を見守っていきたいな、と思いました。

そして、今年度が終わる頃、今抱いている感情はどうなっているのか。
そこも楽しみではあります。
(というより、そこを振り返りたくてこの記事を書いた節はあります。)

余談

印象に残った伝統曲

今回披露された伝統曲について、違和感があったとは言ったけど、印象に残らなかった、というわけではなくて。
個人的に印象に残ったのはSparkly Spotかな。

103期のクール属性な感じとは変わって、フラメンコを彷彿とさせるようなちょっと熱い感じの曲調に変わってたね。

この曲、歌詞自体は元々熱い意志を感じるようなものではあったよね。

103期のこの曲は、その歌詞にクールな曲調が乗って、静かながらも確かに熱い思いを秘めている、という受け取れて、まさに綴理とさやかっぽいなというのを個人的には感じていました。
(正確には、さやかっぽさの方が強いかも。)

そこに徒町小鈴が入ったことによる変化、というものが、104期版Sparkly Spotには表れていて良いな、と思いました。

実際Fes×LIVEでも「小鈴のキラメキを入れたかった」という話があったけど、
(ここまでの活動記録を見る限り、)小鈴は頑張りたいという意志、情熱を結構表に出す印象が見受けられているし、
この曲調の変化は、その要素を取り入れた結果なんだろうなと感じています。

「決めるのは自分だ。」の歌唱パートが小鈴に変わっていたのも、その辺と繋がっているのかなとは思っています。


といった感じで、これまで存在した曲に新しい考え方が生まれる、というのは面白いなと思っています。(浅くはありますけど)

今後も生まれてくる、新しい考え方にも期待したいな、と思います。

Remixで好みなもの

今回のNEW Ver.聴いてふと、「じゃあ逆にRemixで好みなものって何?」という疑問が少し浮かびました。

で、少し考えてみたけど、個人的に好きなのはこの辺かな。全部μ'sだけど。

特に微熱の方は原曲と同レベルには聴いてるかも。サビ入りとかめちゃめちゃカッコいいんだよね。

地味にラブライブ!ってRemix少ないよね。音源化されてるRemixが存在するのってμ'sとAqoursくらい?

もし誰か好きなリミックスあれば教えてほしいですね~。ラブライブ!シリーズに限らず。
このnote、コメント欄開けないはずだからどこで言えばいいのか選手権ではあるけど。


(さらに余談で、Remixの話題を挙げた上でアレですが、
今回のNEW Ver.は正確にはRemixではないのかな、と思ってはいますけどね。
どちらかというとリアレンジなのかな?あんま自信ないけど。)


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