私立中高一貫校のメリットとデメリット

中学受験はもはや子育てにおいて避けて通れないテーマだ。
これについて自分の考えを備忘録にしたいと思う。

メリット

基本とある動画の受け売りであるが、僕も心底納得していることである。
リンクは需要があれば張る。

〇先取り学習
これが最も大きい。
中学高校6年間のカリキュラムを5年間で終わらせて、残りの1年間を受験勉強に費やすことができる。受験でより良い大学に行くという目的に沿った素晴らしいプログラムだ。
振り返ってみても思うが、中学3年間の内容は実はスカスカで高校3年間の内容は重い。
公立中から公立高というルートを取ると、前半ゆっくり学習で、後半にスピードを上げられることになる。
同じレベルの子でも、そういった私立と公立の環境の違いによって、おおよそ1ランク進学先の大学のレベルが異なることになる。

〇その他
同レベルの子ばかりなので授業の進度がちょうどよい。
私立の学費を払える家庭の子供ばかりなので、民度は一定程度担保されている。友人の民度も必然的にある程度担保されることになる。

デメリット
1000万円近くのお金がかかる。
受験塾まで考慮するともっといくのではないか。
このお金で株式を購入すれば、年3%の利益とすれば、30万円の年収アップになる。
(税率は株式のほうが低く、20%引かれて2万円の手取りアップとなる。
給与で同じくらい手取りを増やすにはおそらく40-50万程度増やす必要がある)
どこかの段階で不動産の頭金や商売の元手として使うこともできる。
もし私立に行くことで年収が上がらなかったりするとただただこのお金を失うことになる。

結論
金銭を考慮しなければ、どこレベルであっても私立に行ったほうが良い。
最終学歴期待値や期待年収は間違いなく上がるからだ。
しかしながら、ある程度高レベルでの私立中高一貫のほうが期待リターンが高い。どんなレベルの私立でも大して学費は変わらないからだ。
また学習に追加してお金をかけるには本人に自主的な学習意欲がある必要がある。
これらを総合的に考慮すると、
公文、もしくはそれに類する学習を小学校のうちからさせておいて、
小学校3年生までの段階で、小学校6年生の算数を先取りする実力と意欲があること。
我が家ではこれを中学受験チャレンジさせるかどうかの基準とする。
そもそも中学受験塾も、私立中高一貫も先取学習することにより、カリキュラムに縛られる公立の子供に打ち勝とうとするものだ。
つまり最初から先取りしようとする意欲と実力がない子供には、先取りしようとする空気は子供にはしんどいだろう。

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