9/15自由連句「秋祭り」の巻
ツイッターもそうだけれど、インターネットって、日本人にとっては、どこか「お祭り」な感じがある。いまこっちでは、自由連句祭りがさかんです。さかんなんですよ!
「秋祭り」の巻
1 秋祭りいつの時代か問うなかれ てるや
2 テレビの中はちょんまげだらけ よう
3 ドリーモビューだけでは曲がみつからず てるや
4 アレクサに鼻歌でたずねる たみか
5 薬局でティッシュペーパー安売りで よう
月 挟まっていたタロットの"月" てるや
7 帰るのか帰らないのか終電は 朱夏
恋 あなたの夜をいただきましょう よう
恋 抱きしめて舞台袖へとはけたまま てるや
10 ラッセンの海を泳ぐテンション てるや
花 花の宴にイルカはいるか よう
12 メールにはライブカメラのURL たみか
海月漂さんの2句、ここのちょんまげは実際のでもあるのか象徴でもあるのか。なかなかの絵ですよ、ちょんまげだらけ。
袴田朱夏さんの7句、ほんと帰るつもりのときの終電は焦りますよね。(というか7句−10句まで恋でもいいのか)
寿々多実果さんの4句、もうそれが最後の頼みのつなな時代ですね。というか諦めた昔の方がいさぎよかったかも。
先日恋づくしをやりましたが、他にも、カタカナづくしや、ネガティブづくし、ベタ付けづくしなど、可能性はいろいろありますね。まぁ縛らないのが自由連句でもあるので矛盾といえば矛盾ですが。
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