連作知らず4

ほほう、たった今下書きが出来ることを知った。前回下書きがないなんて書いてすみませんでした。それでも、ほとんどの文章はぶっつけで、その場で考えながら適当に書いています。

歌集を読むと連作、とまでいかなくても題のある作品は、わりと3首、みたいなのが多いような気がする。4首、となると、ある種の安定感が出てきて、起承転結じゃないけど広がりがなくなる、みたいなこともあるのかもしれない。 四角形とか、四面とかは、全体を表すような意味もある。

  連作「四季にあらねば」

春なくば上から下まで新品に包まれたきみに桜花降らず

耐えがたき夏なくば夜の水分をまとうふたりの肌溶けあわず

この町の駅前の「春夏冬」の秋なくば店の看板さびし

死んじゃえば思い出したりしないわよ窓明るくて寒い冬なくば

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