Grade 9: Last Semester - “Relieved”
4月7日(金)
Eくんと別れたのはたった昨日の出来事で、HageからEくんと最近どうなん?と聞かれた。
タイミング的に絶対、Kuriから報告を受けてたのに知らないふりをして聞いてきたと思っている。
自惚れとかじゃなくて、Hageにとって私がEくんと別れたことは朗報だったはずだ。
また、この日何かをきっかけにKuriがソフィアちゃんと付き合い始めてたことを知った。
2人で放課後帰ってるところを見かけたんだっけ、Sugarちゃんがあの2人付き合ってるって聞いたよ、あたしとMarioと同じ日なのwってその時に聞いたんだっけ。Hageが言ってきたんだっけ。
最初に話してたKuriとの会話で、私がソフィアちゃんとどうなの?と自ら聞いてた。
It’s good it’s goodいい感じだよ と当然返ってくる。
君とEはどうなの?ともちろん話を振ってくれるKuri。
きっと聞いてほしかったのだと思うし、どんな悲惨な別れ方をしたのか知って欲しいと思ったと思う。連絡がひっきりなしに来る時は鬱陶しいけど、それでもKuriは私のBest guy friendであり双子だから。
「よくない」 私はそう答えた。
Kuriはそれを聞いていい反応をくれる。
うまくいかなかった。
これ以上詳しい話しは深掘りされなかった。
確か、話題はソフィアちゃんとの話になってEくんに振られた話しはうやむやになった。
その後、Hageがこの話題で話しかけてくる。
ずけずけと敷地に入ってくるHageは、詳細を知りたがった。
面白がって詳細を求めるHageはやっぱり性格が悪い。
そう思うも私は返事をすることをやめなかった。もう今となってはHageが一番Eくんに近い距離にいる人になってしまったし、少しでも「現状」を知れればいいと思ったのだと思う。
悪いと思うなら最初から聞かなければいいのだ。
なんだかんだで、Eくんが少しでも落ち込んでたらいいと思った。
後悔してればいいと思った。
今日別れたって聞いたんだけど。とHageが聞く。
そうだとしたらその日のうちに事実確認するこの人の神経を疑う。
今思うと、Marioくんはこの時点ではまだSugarちゃんを通してでしか話を知らなかったかもしれない。
けど、MarioくんがEはもともと今回Sarryちゃんのこと好きじゃなかったらしいって言ってた。とHageが言った時点でそれはEくんが言ったことなんだと私は捉えた。
付き合い直すことを決めた当初は好かれていたと思っていたかった。そんなこと、知らなかった。
だけど、ショックを受けては負けてしまうと思います知ってると強がった。
Eくんとの一連を話したら、Hageが急に謝ってきた。
Hageとの喧嘩のことについてだった。
Hageのことには興味がないので、Eくんの話に戻す。
遊ばれたと言われたこと、Hageに最初から何も好きじゃなかったらしいと言われたことも悔しかった。
少しでもEくんの気持ちは偽りじゃなかったってことをHageに思って欲しかった。
Hageから、一つ質問を受けた。
きっとこの質問は後日のHageとの会話につながるフラグ。
私の回答はこう。
これでよかったのかもしれないだなんてHageにも誰にも言われたくない。
そんなこと言っちゃうHageは慰め下手だ。
私には一つ、せめて一つだけ気になることがあった。
男子の目線で、解釈して欲しかった。
一回で聞かれてるシナリオと意味が通じなかったので、「求めてる回答」を聞けるよう、もう少し詳細に伝える。
あー冷めてる相手なら胸が痛くなるとか思わない。
という求めてた回答をもらって満足する。
自分の分析は間違えてなかったと。
大なり小なり、Eくんの心にダメージを負わせれたんだと。
これを機にHageやKuri、はたまたShikaからチャットがどんどん増える。
ソフィアちゃんと付き合い始め、私にもそのことが発覚すると明らかに惚気てきたし、HageはHageで今までソフィアちゃんに愚痴っていたのが矛先を変えて私にシフトしてた。
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