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人に会いに行くと言う事・第二章

動けば変わる

飲食店経営を始めたが自分の思うようにお客さんの来店が無い。
常にお金が無いと言う呪縛に囚われる生活。
そんな中、ただお客様を待つ営業スタイルでは無く、お客様との対話を重視したい、店での主婦向けお料理教室を思いつき縁あって静岡市清水区に有る「由比漁港、桜海老を使った料理教室」を勉強の為に訪れる事になった。

車で長いバイパスを通り由比に向かう。
フロントガラスの向こうには、雪をかぶった富士山がことの他大きく見えた。
バイパスの途中、駐車場スペースに車を停めた。
開催時間にはまだ早い。
早く到着して、知らない人達の前で話をするのもためらう。

店を持つ料理人の私が家庭料理の主婦向け(男性でもウェルカムです)の料理教室に出るのだ。
なんとなくそういう目で見られるのが(プロとして)恥ずかしく感じられた。

その当時は相手からどう見られるかを気にしていた。

郷に入っては郷に従え

由比漁港の由比漁協組合の事務所ビルに到着。一階は魚の水揚げ場でセリを行うエリア。
料理居室はその3階にあります。

先ずは受付を済ませて教室に入る。
挨拶をすると、講師の本多淑実先生や生徒さん達に迎えられた。
「この方はサリーズカフェという洋食屋さんのシェフなんですよ〜!」

「やめて〜!そんな事言わなくても、注目されちゃうじゃんか〜😂」
なんとも言えない恥ずかしさ。
はい、小心者です‼️

そんな中、一際大きな男の人が満面の笑みで挨拶して来てくれた。
桜海老漁師の「まーちゃん」だ。
この料理教室は由比漁港で水あげされる桜海老を使用した料理を教えてくれます。
その桜海老を獲る漁師が登場!
漁師のイメージは寡黙、静か、ぶっきらぼう、およそそれには当てはまらない、フレンドリーで話し好きのオッチャンだった。

その時はその料理教室の本田先生と桜海老漁師のまーちゃんが私の人生に大きな影響力を与えるとは夢にも思わなかった。

人生で初めて、社会人になって自分の仕事と関係が深い場所に行くという行為が、恥ずかしいながらも新鮮に感じた。

料理教室は楽しく主婦の人達とグループで楽しくおしゃべりしながら料理を作ってみんなで試食した。
周りは料理人だろうがなんだろうがあまり気にしてはいない、みなさん一生懸命に料理教室という空間を楽しんでいる。

郷に入っては郷に従え!
プロの料理人ではなく、ただの調理が得意なオヤジがそこに居た😆

料理教室に参加して2日後に、私の店に、料理教室の先生と桜海老漁師が来た。
それからほぼ毎日その人達は来た。
私に会いに来てくれた。

人に会いに行くと言う事

そこから、怒涛の如く人と人の繋がりが出来た。
もちろんその二人が人を紹介して下さったのもあるが、東北大震災復興応援、障害者サッカーである「アンプティサッカー⚽️ボランティア」、「地元漁師との繋がり」「第二の事業展開の礎」「地元アーティストの応援」「桜海老の応援」

人に会いに行くという事は、人を応援する事だと気がついた。
そしてその応援は自分にも返ってくる。

「人に会いに行くという事は、人を応援するという事」

もちろんそこ人達の人柄が大きく左右している事羽生言うまでも無いけれど、自分の殻を破って外に積極的に出て行く。
今まで自分には持ち合わせて居ない習慣を身につける事が人生を変える転機になろうとは。


続く...。

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