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人と人が「好き」で繋がる事で得られるもの(スポーツ編)

思いと準備

地域のスポーツ共同体(コミュニティー)は作られるべくして作られる。中心となる人物の人一倍熱い思いと具体的なビジョンが必要である。
その人物の思いの熱量が人の心を動かし、具体的なプランニングを支えるビジョンが必要だ。
その想いを汲んでそこに居る一人一人が動き始める事で結束力が強いコミュニティーを形成して行く。
コミュニティーに集う人々の個々のベクトルが同じ方向に向くことで、更なる共感を呼び人を引き寄せる。

コミュニティーへの思いはその中心となる人物の熱量に比例して様々な準備が必要となる。人を説得するだけの理由とリスクマネージメントを肯定的に準備する必要が有るだろう。


自分の「好き」を伝える勇気

思いは有るけど人に伝えるのが苦手、自分の好きな事で得た喜びや感動を素直に人にシェアする事に躊躇する。
自分の好きな事が相手が好きであるとは限らないと思い込んで、思いをアウトプット出来ない。

人はそれぞれ違う環境で育ち、沢山の失敗と僅かな成功体験を通じて成長し、それにより千差万別に考え方が違うしそれが当然の事である。
共感できる部分もあるし、全く共感できない部分もある。共感できる部分が少しでもあるならば、人は肯定的に話をして聞いてくれる。
思い込みで良いから、先ずは声をかけて思いを伝える一歩が必要である。
地域には、物事に何かにつけて否定的な方も必ず存在する。自分は動かず、批判と否定ばかりする人。そんな、前に進もうとしない方に巡り会うかもしれないけれど、そこに神経を使う必要は無いし、敢えて自分から遠ざけよう。
分かり合える人は必ず居るのだから。
自分の「好き」を伝えることは決して恥ずかしい事ではない。
「好き」は自分の心の中に幸せをもたらしてくれる。その幸せを相手にシェアする事で、伝えられた人も共感という「幸せ」の一端を味わう事ができるのだ。
自分の「好き」を伝える勇気を持とう!



地域の先輩は心の友

地域には高齢化社会の中、自分よりも年齢が高い方が大勢いる。年齢の高い方
(高齢者)はえてして保守的だとか言われがちで、新しい物事に消極的だと思われている方が多いが、決してそんな方ばかりでは無い。
高齢な方ほど、地域との繋がりを求める
現にそんな高齢者をあなたの周りに必ずいます。

そこで、そんな方を見つける最良の方法が前の項目で書いた「好き」を伝えるという事。
高齢者の方々は上手く同好会やサークルに溶け込んで人生を楽しんでいる方もおりますが、家庭内に引きこもって、休日はテレビを観て過ごすという方もそれ以上に大勢おります。
そんな方達は社会との繋がりを求めています。そのきっかけが無いだけです。

あなたから一歩踏み出してみましょう。
「好き」を伝える事で、幸せの一端を味わえるとお伝えしましたが、地域の活動の中や日々の生活の中、あるいは仕事で出会った高齢者に自分の「好き」を伝えてみましょう。
とかく希薄と言われる高齢者の方々との繋がり、自分の親にすら今自分が夢中になってる事を誇らしげに伝えていない方は多くいるのでは無いだろうか?

積極的に思いを伝える事で、見えてくる事がきっと有ります。
自分自身も殻に閉じこもらずに、「伝える」という新しい取り組みを行う事により、地域社会の中で少しずつ認められる。
その事に気づかせてくれるのも人生の先輩達なのだ。

人から人へ、地域から地域へ

様々な考え方やものの見方をする人間が同じ地域に暮らしている。
生きてきた環境も違うし、年代も違う。
スポーツを通じた共同体の中でもそれは一緒であろうと思う。
しかし、好きな事で体を動かし交流する素晴らしさを共有する事は一緒である。その繋がりの強さは一つの力を生み出す。そして自分のフィールド外で活動する共同体と交流する事により更なる繋がりが出来る。
人から人へ、地域から地域へ!

新型コロナウィルス感染拡大が収まりを見せない中、今一度周りを見渡して自分の周りから自分の好きを発信してみるのは如何だろうか?

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