LOD表現をマスターする①

Tableauを使っていて難しい機能の一つにLOD表現があると思います。

今回はこのLOD表現を正しく理解できるよう学習をした内容を
まとめてみました。

LOD表現とは?

まずはLOD表現の概要からおさらいします。

詳細レベル表現 (LOD 表現とも呼びます) ではデータ ソース レベルおよびビジュアライゼーション レベルで値を計算できます。さらに、LOD 表現は計算したい粒度のレベルをコントロールできます。粒度のより細かいレベル (INCLUDE)、それよりも粒度の大きなレベル (EXCLUDE)、またはまったく個別のレベル (FIXED) で計算を行えます。

https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/calculations_calculatedfields_lod.htm

LODとは「Level of Detail」の頭文字を取ったもので、データをどの単位で集計するのか、集計するデータの粒度のことを意味しています。
ただ言葉で説明しても難しいのでサンプルスーパーストアのデータをもとにビューで見てみましょう。

データの粒度が1つのビュー

オーダー日の年ごとの売上を見るビューです。
これはデータの粒度が「オーダー日」だけなので非常にシンプルなビューができました。

データの粒度が2つのビュー

先ほどのオーダー日の年ごとの売上を見るビューに顧客Idを追加しました。
これはデータの粒度が「オーダー日」と「顧客Id」の2つとなり、やっと分析が始まりそうな感じがしてきました。

このように、データを増やしていくと粒度が細かくなり、自分のやりたい分析ができるようになってきます。
しかし、その分だけ自分の作りたいグラフと利用している計算式に誤りがないか気を付ける必要が出てきます。

次回は本格的なLOD表現の使い方(FIXED)をまとめていきます。
次回:



参考にさせていただいたリンク:

ここまで閲覧いただきありがとうございました!

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