薬膳日記 25 老若男女の薬膳

新年あけて7日経ってしまいました(笑)
七草がゆを食べる日ですね。
七草がゆ せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すすな すずしろ ですね。
健胃 食欲増進などに良いようですね。
出来ない場合 爪を切るのがいいのだそうです。


今年最初は
老若男女の薬膳を考えてみます。
とはいえ個々に違うと思いますのでここでは {参考}に してください。 身体と相談するのが一番です。
老若男女世代別 仕事の状況などでちょっと違ったりします。


『黄帝内経』という中医学書(薬膳講座 1参照)では
男性の盛衰は8の倍数 女性は7の倍数で変化すると言われています。
現代では食生活や生活環境で変わります。

今回 男女は 成人男女で書かせていただきます。


男性は「気」から生まれる と言われているそうです。
「気」に左右される一生をおくります。
生命エネルギー「精」を貯蔵している
「腎(腎臓だけではない)薬膳講座 五臓六腑参照)」
不足すると足腰の衰えを感じたり 動作が鈍る
白髪 抜け毛 身体の老化を感じます。

親から受け取る「先天の精」と
食べたりして自分で作り出す「後天の精」があります。
腎を補うためには消化吸収し体力を作る
「脾(胃腸 消化器系)」の働きも大切です。
気虚の方が多いのでは?


【脾】を補う
らっかせい そば もちごめ あわ 小豆  えだまめ やまいも さといも まいたけ バナナなど

【腎】を補う
くこの実 黒ゴマ くるみ 黒豆 ひじき うど キャベツ ニラ キウイ ぶどう  しじみ いかなど


女性は「血」から生まれると言われているそうです
その一生を「血」に左右されます。
冷えやストレスに敏感で少しの事で女性ホルモンや
自律神経のバランスが崩れます

「肝」は血をためる所。 
「気」を巡らせてストレスなどをコントロールして
身心をのびやかにするよう働きかけます。
「腎」も男性と同じように生命エネルギーを貯めます。
「腎は血の母」というそうです。
多くの女性は血虚になりがちになりますね。


【肝】を補う
クコの実 黒ゴマ 松の実 ひじき 菜の花 セロリ ニラ 菊の花 
よもぎ ミント いちご もも 梅 など

【腎】 は↑と同じ。
(など の部分 たくさんあるので書ききれません
ネットで調べたりしていただくといいかと思います。
ただし 今の梅雨の時期は ねっとり食材は重いので秋冬におすすめ。



今書いてる7日は小寒の時期でこれから冬本番。
腎を強化しつつ 男性は腎と脾 女性は腎と肝に注目してもらうと
いいかなと思います。
色は黒と黄 黒と緑 で選ぶとわかりやすいかもしれません。
これを書いた時はラズベリーマフィンを作ってました。

ラズベリーマフィン


ホットケーキミックス 150g
ラズベリーパウダー 6g
バター50g
玉子1個(M)
牛乳110ml
砂糖40g

バターをとかしておき
玉子、砂糖 牛乳 をボウルに入れて混ぜ
とかしバター 粉とパウダーをだまがなくなるまで混ぜます。
冷凍ラズベリーを適量入れてもらっても美味しいです。
170℃で25分から30分焼きます。


(ラズベリー)

体質 血虚 陰虚 瘀血
五性 微温
五味 甘 酸
帰経 肝 腎

帰経が肝と腎なので今の時期ちょうどいいかと思います。
混ぜて焼くだけなので食べたい時に作れますね。




この時はどうやったら楽しんで薬膳出来るかなと考えた時に
おやつを取り入れるのもいいなと思いましたね。
普段通りに3食選んでいてちょっと昨日は足りなかったという
部分はおやつで補うのもあるし
私が勉強したすべての事が活かせるのではと作ってみましたね。
去年やりました zoomのお料理教室もそんな気持ちで
やってみました。 ど緊張しましたけど課題がありながら
たくさん作ってもらえて良かったなと思いました。
良い経験でした。

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