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Monthly Sweet Band(マンスリー・スィート・バンド)

エントリーしてよい場所とエントリーしてはいけない場所を見分けたい、FXトレードなどで、そんな思いを抱いたことはありませんか?少なくともエントリーしてはいけない場所が分かれば、負けトレードを減らすことができます。

前の月の高値と安値をベースに、エントリーしてよい場所とエントリーしてはいけない場所を判別できるツール、それがMonthly Sweet Bandです。Monthly Sweet Bandの価格帯(ゾーン)の中にレートがある時はエントリーしない、これだけで値動きの少ないレンジ相場を避けて、負けトレードを減らすことができます。

またMonthly Sweet Bandの価格帯ではレートが反転する傾向にあるため、反転前に手堅く決済する場所を探るツールとしての活用もできます。

Monthly Sweet BandはMT4で稼働するインジケーターであり、為替のみならず仮想通貨やCFDの各商品(原油、金、株価指数等)でエントリーを避ける場所や反転しやすい場所の表示が可能です。

販売者の運営サイト:Monthly Sweet Bandの販売開始しました(されどFXと為替の日々)

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Monthly Sweet Bandの仕組み

Monthly Sweet Band(MSB)は前月の高値と安値にフィボナッチ・リトレースメント及びフィボナッチ・エクステンションを引いて、値動きの少なくなる価格帯や、反転しやすい価格帯を算出し表示するMT4のインジケーターです。

フィボナッチの各ツールは、使う人によってラインの引き方が違う・・・、ということが日常的に発生します。よって自動的にフィボナッチのラインを引くツールやインジは、有効性に疑問が残るツールも少なくありません。しかしMSB は先月の高値と安値に基点を当てているので、人やブローカーのMT4によってMSBが異なる、というケースは殆ど発生しません。

DailyやWeeklyPIVOTの場合は東京時間・ロンドン時間・NY時間と各ブローカーのMT4によって表示される場所が違う、ということが発生します。しかし前月の高値・安値はどんなMT4でも同様の基点を取ることになります。よって日足・週足よりレートが反応しやすい起点を取ることができます。


Monthly Sweet Band の特徴

Monthly Sweet Bandをチャートに表示させると、色の付いているMonthly Sweet Bandと色の付いていないNatural Bandの2つの領域にチャートは分かれます。

Monthly Sweet Band(MSB)及びNatural Band(NB)内でレートは下記の値動きを見せる傾向にあります。

・MSBの中ではレートが停滞しやすい
・MSBの中ではレートが反転しやすい
・MSBを抜け切ると次のMSBにレートは向かいやすい
・NBではレートが動きやすい(トレンドが生じやすい)

レートがMSBとNBのどちらに存在しているかを確認して、その上で通貨ペアなどの次の値動きを予想します。

Monthly Sweet Bandの見方

MSB の見方は主に3種類あります。

①ゾーン中ではエントリーしない
②ゾーンに入ったら逆張りする
③ゾーンに入ったら決済する

①ゾーンの中にレートが入ったらエントリーしない

多通貨のトレードをしている方なら、レートがMSB の中に入っている通貨ペアはトレード対象から外す。コレをするだけで、レンジ相場にはまって動かない・・・、という事態を避けることができます。

動かない通貨ペアでトレードしない、それをMSBで実践することができます。

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②ゾーンに入ったら逆張りする

MSB のゾーンはレートが入ると反転しやすい価格帯でもあります。相場はV字型に往って来いとなるケースもありますが、上昇や下落した後にレンジ相場を形成した後で反転する、そんなケースが多くなります。

その相場の性質を利用すれば、MSB 内で逆張りのタイミングを図ることもできます。レートがMSBを完全に抜けてしまったら勝負有りで素直に損切りする、コレを守ることができれば、MSB は逆張り用のお助けツールとしても使えます。

ただし逆張りで利用の際は、MSB 単体ではなく別のテクニカル等で根拠付けやタイミングを取ることをオススメします。

逆張りで戦うことのできる場所を特定できるので、余計な逆張りエントリーをせずに済みますよ。逆張りしてよい場所とダメな場所が簡単に分かります。

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③ゾーンに入ったら決済する

長めのデイトレやスイングトレードが対象となりますが、ポジションを持っている時にMSBのゾーンに入ったら決済する、という利用方法もできます。

MSBでレートは反転する可能性が高まりますので、レートが反転する前に決済が可能です。MSBに入った後に決済することで、比較的手堅い決済ができます。

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Monthly Sweet Bandの簡単な使い方

MSBの簡単な使い方としては、上記①のMSB の中では勝負しない、という使い方をまずはオススメします。

レンジ相場=ゴチャゴチャした値動きとなる可能性が高いため、レンジ相場となる可能性のあるMSB の中では戦わない、コレを徹底するだけでも負けトレードを減らすことができます。見方としても難しくないので、お試しください。

そしてMSBを見るのに慣れた段階で③の決済のタイミングを測るツールとしての利用も試してはいかがでしょうか?MSBでトレンドの止まる場面が多く出現することにお気付きになるのではないでしょうか。

尚、MSBは時間足を変更しても表示内容に変化はありませんが、4時間足を基本にチャートをご覧いただくことを推奨します。

Monthly Sweet Bandの欠点

MSBの欠点は大きく分けて下記2点があります。

・①月初は使えない
・②使えない月もある

まず①月初は使えないという点ですが、月初はMSB が上下に存在する場所からスタートします。よって上下いずれに相場が進むかはMSBで把握することはできません。

月の相場の初動が上下いずれに進むのかについて、MSBはトレンド把握のツールではないのでとらえることができません。


次に②使えない月もあります。レンジ相場が続き、レートがMSB の中に入らない月もあります。その場合、MSBは用をなしません。特に前の月に大きな値動きが生じると、MSBの間隔が広く設定されるため、翌月はMSB にタッチすることなく推移するケースがあります。

その場合は他の通貨ペアでのトレードを試みてください。ツールが得意としない相場で無理に戦っても勝てませんので。

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購入後の手続きについて

購入後は有料部分に記載のメールアドレスに下記をお送り下さい。(48時間以内に返信いたします)

件名(例):noteでのMonthly Sweet Band購入後の手続き依頼の件
①noteのニックネーム
②購入日時
③利用するMT4のID1つ(半角←コピペで利用するので必ず半角でお願いします)

上記の3点を確認後、返信のメールに申請されたMT4で利用可能なMSBをお送りします(利用されるMT4のIDに紐付ける形でMSBのインジをお渡しします、IDが変わるとインジの利用はできないので、その際はまたご連絡ください)。

購入後、有料部分からそのままダウンロードして利用する形式ではないため、ご注意下さい。

尚、MSBはMT4専用のインジケーターです。よってTradingViewでの利用はできません。


Monthly Sweet Bandのまとめ

月の観点で見た時に今のレートがどの位置にあるのか、ということをMonthly Sweet Bandは簡単に表示し意識することができます。

Monthly Sweet Band は、このツールを利用すればFXで簡単に勝てるようになります!,というツールではありません。しかし少なくとも、レートがMSB 内にある時はトレードしない、という点を徹底すればトレードの負け数を減らすことができます。

デイトレードなど短期トレードしていると、現在の自分の立ち位置を見失いがちです。MSB を表示させることで、月足の観点で常時自らの立ち位置を確認できるため、レンジ相場になりそうな所でエントリーしてしまった、とか、ブレイクしそうなところで逆張りしてしまったといった事態が避けられる可能性が高くなります。

また決済のタイミングを測るツールとしても利用ができます。よって、長くポジションを持ち過ぎて決済のタイミングを逃してしまうケースも減らすことができますよ。

動かない通貨ペアでトレードしてジリジリとメンタルを消費したり、欲が出てツイツイ長くポジションを持ち過ぎて決済タイミングを逃したりしてませんか?トレーダーなら誰しも経験がありますが、どこかでそのクセは治さないといつまでたっても同じことの繰り返しが待っています。

Monthly Sweet Bandを活用することで動かない通貨ペアでのトレードを避けるルール化に加え、決済タイミングのルール化も可能となります。トレードの一連の流れのルール化がトレードで勝ち切るための第一歩となります。設定から見方まで、利用方法は難しくありません、トレードのお供にMonthly Sweet Bandをご活用ください!

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