食の好き嫌いは幼児期に作られる!好き嫌いをなくす方法について

皆さん、こんにちは!
SARAスクール「食の資格」担当スタッフです。

赤ちゃんの離乳食が終わるのが大体1歳半くらいで、
それから本格的な食事に移行していきますが、
本格的に食事を始めると好き嫌いが出てくるものです。

好き嫌いは誰にでもあるものですが、
好き嫌いが多いと偏食になって栄養が偏り、
子供の健全な成長には大きな悪影響が及んでしまいます。

また、幼児期(1歳半~6歳くらい)に生じた好き嫌いは
その後も続きやすいものですので、
いかに幼児期に好き嫌いをなくすかがポイントとなるのです。

そこで今回は「好き嫌いをなくす方法」をご紹介したいと思います。

その方法として最も効果的なのが「食材の調理方法を工夫する」こと。
好き嫌いは食材自体が原因になっていることが多いものです。
たとえば味が嫌い、匂いが嫌い、見た目が嫌い、触感が嫌いなど。

ですから、調理方法を工夫した食べやすくしてあげると、
嫌いなものでも手をつけやすくなります。
嫌いから普通に変わることも多々あります。

嫌いな食材を使う際には、料理の味付けを濃くしたり、
細かく刻んだり、同じ色の他の食材を混ぜたりしてみましょう。

嫌いな食材の代表格が野菜ですが、魚が嫌いな子供も多くいます。

魚では主に匂いが嫌い、骨が苦手なことが多いので、
臭みに対してはクセの少ない白身魚を使い、
煮魚にする場合にはねぎや生姜などで臭みをとりましょう。
また、煮込むと骨が柔らかくなって食べやすくなります。

このように調理したものを食べさせる際、
嫌いな食材の存在を故意に隠す方が多いようですが、
これでは根本的な解決になりませんし、
嫌な思い出から逆効果になることがあります。

そのため、嫌いな食材が入っていることをしっかりと伝え、
その上で食べてもらうようにしましょう。

また、「食材に良い印象を持たせる」ことも大切です。
無理に食べさせると余計に嫌いになってしまいます。

ですから、親が手本となって美味しそうに食べる、
少量でも食べることができたら褒めてあげる、
華やかな食事にして楽しんで食べてもらうなどして、
嫌いな食材に良い印象を持たせるようにしてみましょう。

嫌いな野菜を育てるのも効果的です。
家で育てることでその野菜に対する愛着が沸き、
食べることへの抵抗感が薄くなります。

また、一緒に料理を作る、スーパーで買い物をするなど、
親と子供が何かを一緒に行うことで喜びを感じ、
食事が楽しいものになるはずです。

子供とのコミュニケーションにもなりますので、
積極的に取り組んでみてくださいね。

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