エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代と体への影響

皆さん、こんばんは!
SARAスクール「片付け・整理・収納・生活の資格」担当スタッフです。

日本の夏は暑さが厳しく、家で快適に過ごすために
ほとんどの方がエアコンを使用しているかと思います。

しかし、エアコンを使うと電気代が気になるもの。

巷ではよくエアコンをつけっぱなしにする方が安い、
こまめに消す方が安いとさまざまな情報が出回っていますが、
はたして実際にはどちらが正しいのでしょうか。

実はこれ、外気温や部屋の広さ、家の断熱性など、
さまざまな要素によって大きく変わってくるので、
一概にどちらが正しいとは言えないのです。

たとえば一般的に外気温が高いほど
部屋を冷やすために大きな電力がかかりますので、
外気温が高い日にはこまめに消すよりも、
つけっぱなしにした方が安くなることがあります。

目安として、35℃以上であればつけっぱなし、
30℃程度までならこまめに消す方がお得になるといわれています。

また、部屋が広いほど冷やすのに電力がかかりますし、
熱がこもりやすい家ではすぐに温度が上昇してしまうので、
熱がこもる家はつけっぱなしにした方がお得な場合があります。

それに、こまめに消すといっても、
家を空ける時間の長さによっても違いが出てきます。

たとえば3時間ほど外出するのと、30分だけ外出するのとでは
その間の部屋の上昇温度はかなり変わってきますよね。

このように条件によって大きく異なりますから、
どちらがお得なのかは家庭によりけりですし、
使用状況次第でも変わってきますので、
電気代についてはあまり深く考えても意味はないと言えるでしょう。

それよりも、エアコンをつけっぱなしにすることによる
体への影響を考えた方が良いと思います。

エアコンをつけっぱなしにすると空気が乾燥し、
それに伴って鼻や喉、気管の粘膜も乾燥して炎症を起こしやすく、
ウイルスなどによる感染症にかかりやすくなります。

また、家と外の温度差が開きすぎると
外の暑さに体が対応できなくなって、熱中症の危険が高まります。

エアコンのつけっぱなしで快適性が向上しますが、
その一方で健康への悪影響が生じる場合もありますので、
つけっぱなしにするにして適度に加湿したり、
家の中の温度を下げ過ぎないようにすることが大切です。

目安として、夏場であれば
温度を25~28℃、湿度を40~65%くらいに保ちましょう。

住まいアドバイザー資格検定の通信教育・通信講座

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?