タルト台のキレイな焼き方、タルトストーンの使い方や代用

皆さん、こんばんは!
SARAスクール「食の資格」担当スタッフです。

今回は、お菓子作りの中でも少し難易度の高い
タルトについてお話していきたいと思います。

タルトと言えば、底のサクサクとしたクッキー上の台が
味・見た目ともにポイントとなってくると思います。

スイーツとして食べるタルトの場合、
タルト台で一般的に使われているものはパートシュクレといい、
材料は薄力粉、バター、砂糖と卵からなります。

バター、砂糖、卵、薄力粉の順に、
むらなく材料を混ぜて1つにしたら、ラップに包み冷蔵庫で冷やします。

これはクッキーの材料とも同じなので、
余った生地は冷凍庫で保存して
アイスボックスクッキーとして食べることもできます。

生地が冷えたら成形にはいりますが、
その前に型にも下準備をすることで、
焼き上げ後にきれいに外すことができます。

バターをまんべんなく型の中に塗り、小麦粉をふりましょう。

下準備を終えたら、生地を2枚のラップで挟み、
綿棒で均一の薄さに広げていきます。

大きさの目安としては、
型の直径よりもやや大きくなるまで広げるのがベストです。

広げ終わったら、下のラップを上手く利用し、
生地を逆さまにしてタルト型に乗せます。

このとき、生地の中央がすこしくぼむような形で落とし込むと、
タルト型の側面の部分の生地も確保できます。

ラップを外し、指で内側をキレイに整えたら、再度ラップをかけ、
上から綿棒で転がすと、余分な生地がきれいに取れます。

次に、フォークで底の部分に穴をあけましょう。
こうすることで、蒸気が抜け底が膨らみにくくなります。

タルト台は、そのまま焼くと膨らんでしまい、
キレイなタルト台の形になりません。

上からぴっちりとクッキングシートを被せ、
タルトストーンという専用の重石を敷いてからオーブンで焼きましょう。
タルトストーンがない場合は、生米で代用することも可能です。

最初はこの状態で10~15分焼き、形がある程度固まったら、
次は内側を焼くために重石を外してさらに5分ほど焼きます。

タルトによっては中身を入れてからさらに焼くものもありますので、
そこはレシピごとに焼き時間を調整してみてください。

1度マスターできれば、お菓子作りのバリエーションが増えて
さらに楽しめることかと思いますので、
是非チャレンジしてみてくださいね。

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