体が力むと心身の能力低下に!力を抜くことを心がけよう

皆さん、こんにちは!
SARAスクール「美容・健康・ボディケアの資格」担当スタッフです。

今回は「力むことによる影響」についてお話します。

私たちの体は筋肉と関節によって動くことができますが、
力が入った状態ではスムーズに動かすことができません。

たとえば格闘技ではパンチを打つ時、腕に力が入った状態だと、
パンチのスピードが落ちてしまうほか、
肩関節や肘関節も伸びにくくなるので、
拳が相手に当たった時のインパクトが弱くなってしまいます。

格闘技を例に挙げましたが、
他のスポーツにおいてもパフォーマンス低下につながります。

また、人は緊張したりストレスを感じたり、
危機的な状況に直面した時に体が硬直することがありますが、
力が入っていると咄嗟に動くことができず、
危機的な状況にある場合でもすぐに逃げられなくなります。

緊張した場面では、体の硬直により血流が悪くなって
頭が回らなくなったり、より緊張してしまうこともあります。

また、体に力が入ることで、
体のだるさ、肩こり、頭痛などの不快な症状が生じます。
短時間の外出の後、家に帰ると一気に疲れが出ることがありますが、
これは外出時に無意識に体に力が入っている証拠。

寝る時においても体に力が入っていると、
なかなか寝られなかったり、途中で起きてしまったりします。

このように、体の力みはさまざまな悪影響を及ぼします。
主に緊張やストレスによって体に力が入るので、
緊張やストレスを排除することが理想的ですが、
実際にはこれらを排除するのはそう簡単ではありません。

ですから、まずは普段から意識して力を抜くようにしてみましょう。

方法としては、力が入っていそうな時に深呼吸をします。
息を吸う際には肩が上がり、吐く際には肩が下がりますが、
吐く際に力が下に抜けていくイメージで深呼吸をしてみてください。

肩を意識するのは、肩が最も力が入りやすいためです。
上記の方法で深呼吸をし、肩あたりがジワっとした感覚や、
少しビリビリ痺れるような感覚があったら成功です。

力が抜けていくイメージが非常に大切で、
コツを掴めば深呼吸をしなくても力を抜くことができます。

続けていくことですぐにリラックスすることができますし、
そもそも力みにくくなりますので、
普段から力を抜くようにしてみてくださいね。

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