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銀婚式、もっと先のことだとおもってた

12月で結婚して25年になる。

結婚25年目は銀婚式らしい。もっとおばあちゃんになってからっていうイメージだったから、意外に早くやってきた。

飽き性で何事も長続きしない私史上、唯一続いたといえるのが結婚生活(笑)

夫婦関係を円満にするために努力することは、間違いなく、今世の課題だったとおもう。過去形なのは、もうだいたい課題は終えたと感じているから。

今でこそ穏やかな関係になったけど、25年間、順風満帆だったわけもなく。すったもんだしながら、あーでもない、こーでもないと押したり引いたりするなかで、結局自分の問題でしかないと気付くまでの物語を生きるために、若かりし私は、夫という人を選んだ。もちろん、選んだ当初は、純粋にこの人となら、とおもって結婚したのだけれど。まさか、まさか、独り相撲劇場のヒロイン(私のことね)の相手役として選んでたなんて(笑)

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結婚当初から今に至るまで、夫は基本的に、私を野放しにしておいてくれた。それが長続きした要因だとおもう。決して無関心というわけではなく、でも、私のやることなすことに口出ししない。干渉や束縛が嫌いな私にとって、どれほどありがたかったことか。

そして、夫はとても器用で、パンク修理とか、包丁研ぎとか、電化製品の修理とか、家具の組み立てとか(時には、自分で設計図を引いて家具を作ったり)、料理とか、生活に必要で、時には外注するようなことも、できてしまう。私も娘たちも、当たり前のようにおもってるけど、よくよく考えると、相当頼りになるスキルの持ち主だ。

ほかにも、私にはない社会常識を持ち合わせていること、時々とんでもなくしょーもなくも面白い言動をすること、3人の娘の素敵なお父さんであることとか、魅力はいっぱいあるけど、一番の魅力は誠実であること。夫を誠実だと感じられている間は、このまま一緒に暮らすとおもう。夫にフラれなければ。

25年間ありがとう。


次の25年後は金婚式。私74歳、夫79歳。そんなに長生きするの、しんどいなぁ・・・ぁ、来世もまた、夫を選ぶかどうかは、まだ決めていない。



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