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BMT
BMTについて(またsarapedalsにおける製作観点など)
トライアングル期のビッグマフを参考にしたペダルとなります。
私が所有しているものを元にしており、簡単に言うと壊れにくく、サウンド面でも扱いやすさ、個人的な好みにより近づけていったものとなります。
後述しますが、サンプル音源等聴いていただけると、トライアングル期の特徴でもありますが、一般的にイメージするようなビッグマフの音色よりは、FUZZのニュアンスが強くなっているかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1680678694600-Dk1bkBFnb3.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1680678716229-PlripsPM1Q.jpg?width=800)
外観としましては、triangle実機とほぼ同サイズで製作しております。
表パネルがSUS底板がアルミを使用しております。
(オリジナルと同様です)
ツマミがフラットに配置してしまってはいますが、全くのクローンではないことや、多少なりとフットスイッチとツマミとの距離を稼ぎたかったのでこのような配置にしています。
左からVOLUME TONE SUSTAINの配置です。
TONEも右に回すと高域、左回しで低域が強調されるような、一般的な形にしています。
DCジャック付きで、現状では内部バッテリー駆動は付けておりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1680678738785-Y7BHvOazvT.jpg?width=800)
ジャックはswitchcraft製です。
おまじない的にどちらもステレオジャックにしています。
私はCLIFFジャックも非常に好きなのですが、一部相性が悪いプラグがあるといったこともあり、非常に悩ましいところであります。
POTも個人的に24mmのものが使いたく、現在alpha製にしています。
基板はユニバーサル基板で製作しております。
基板については、いくつか試作する必要があるのですが、
上手くいけば、準備が出来次第ユニバーサルから変更する予定です。
(プリント基板化ではなく、ユニバーサルより作業性やメンテナンス性を高くするような変更といったところです。)
一部酸化金属皮膜抵抗や、コンデンサもスチコン等使っています、単純に私の好みです。
ビッグマフ はFUZZとしては部品点数が比較的多めなので、誤差、入手性の観点から、あまり古いパーツは使わないような形にしています。
トランジスタは、2N5133、BC239C、また初段にちょっと変り種といいますか、あまり使われないようなものを使ってます。
線材は現在mogami 2944を使用しています。
AWG26 2芯シールド線で取り回しも良くて扱いやすい、非常に良いシールド線です。
個人的な懸念点として芯線がOFCという事がありまして、
作業性など色々な要素がありますので、良さそうなシールド線はまだまだ試したいところです。
配線引き回しは、写真のような束線配線を行なっております。
最短距離で配線するという事も非常に有用なのですが、私はメンテナンス性や、美観の問題でこのように配線しています。
半田はalmit KR-19RMA、一部multicoreを使用してます。
また、ネジロックを使用して各ナット止め部品等は緩み防止を施しています。
私の観測範囲では、エフェクター等で採用している物は少ないかもしれません。
締め忘れのチェックも兼ねてといった作業意図もあります。
ネジロックはthreebond 1401B又はLOCTITE 241を使用しており、
適切な工具を使用すれば問題なく外すことができる程度の硬度のものです。
と長々と書いておりますが、演奏上では特別関係のない事ですので、いくつかの素晴らしいデモ音源等を載せさせていただきます。
・Pleasure 櫛田様(https://twitter.com/Pleasure_03/)
・viewtorino様
Players:
Itoh4126 様(https://twitter.com/itoh4126)
Nakanoise様 (https://twitter.com/nakanoise)
Rec:
Kensei Ogata様 (https://twitter.com/CuddlyDominion)
先日のトライアングルビッグマフの記事でもご紹介させて頂きました、VT STUDIOでも弾いていただいております。
https://viewtorino.studio/ep/16
また仙川 工房path様(https://twitter.com/path021)、STUDIO CRUSOE様(http://studiocrusoe.tokyo/)にデモ機を置かせて頂いております。もしそちらにいらっしゃる予定がある方は是非お試しいただけたら幸いでございます。
23/04
2019年以降ケースのサイズ等のアップデートを行なっており、使用パーツにつきましても初期の仕様とは異なるものを仕様したりしております。
(115*95*45(突起含まず)程のサイズです。)大きいサイズのケースも残りがあるかもなので、そちらでの製作も可能かもしれません。 →大ケースは在庫なしとなります。(2024/2/1)
![](https://assets.st-note.com/img/1680681082668-0IP8yrQmpR.jpg?width=800)
代金は¥33000となり、2023/04現在オーダーはメールでのみ承っております。お時間いただくと思うのですが、対応できると思いますので、
オーダー、お問い合わせ等ございましたら、sarapedals@gmail.comまでよろしくお願いいたします。
以上です。
購入のご検討、また何らかの参考になれば幸いです。
18/12/3
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