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わたしがわたしを知る冒険

わたしは、エネルギー循環合宿「愛のマニマニー」という合宿に参加しています
住むところ、年齢、ライフステージも様々な5名が集まり、とある企画をはじめようとしています
その企画のための書く筋トレとして、毎日一エッセイ綴ることにしました
どうやら、わたしには必要なことのようです

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ところが、わたしは「自己紹介」の時点で、筆が止まってしまいました
わたしは何を、どこから、どのように、人に伝えたいのか、氷のようにカチコチに固まってしまいました…

今現在、師走も半ば、刻々と刻まれる時間に焦りました
焦っても、怠けても、笑っても、泣いても、時は同じくすぎていく…
「家の掃除をしよう!」と、思い立ちました
窓拭きにサンの溝掃除、床の掃き拭き掃除、冷蔵庫や戸棚の整理整頓や掃除、塵や埃を落としました
一度に頑張りすぎると、氣力が持たなくなるので、台所、居間、窓、自室、寝室を三日間で掃除をすると決めて、とにかく「やりきること」を目標にしました
お昼寝と、その時々に、ぴったりなおやつ、お茶は、必須でした

こびり付いた油汚れは根氣強く磨き、日頃手の届きにくい窓のサンも割り箸と雑巾を駆使して削ぎ落とす
そうしているうちに、いつのことだか、思い出してごらん、あんなこと、こんなこと、あったでしょう~♪
と、わたしの脳内で「思い出のアルバム」の曲とともに、料理するわたし、ノートを前にあれこれ書き綴るわたし、夫とああでもないこうでもないと語り合うわたし…
これまでの、わたしの日々の暮らしを胸で、心で、感じました
このときのわたしをオノマトペで表すなら"じわわわ~ん"です

わたしの手や身体、心動かし、日々の営み、こうして安心して家で心地よく年越しと新年を迎えられることに「ありがとう」のきもちが、わたしを通して、家の隅々、なんなら、宇宙の果てまで世界が広がっていくようです
これは、大袈裟でもなんでもなく、わたしが感じたこと、「そのもの」「そのまま」を大切にしたいのです
わたしにとって、「暮らしが ととのう こと」は、「わたしが ととのう こと」でもあり、わたしにとって、必要なことなんだなと、きづきました
合宿での「リレーエッセイ」の自己紹介文を取っ掛りに大掃除をはじめて、思いがけない、かけがえのない、ひとときを過ごすことが出来ました

いつも買い出しに行くスーパーマーケットで、ふと、切り花コーナーに目がいきました
三本の薔薇の花束を、わたしに贈り、テーブルに飾りました
「あなた、かわいいね」「あなた、素敵だね」そう薔薇に話し掛けていると、薔薇も、わたしにそう語りかけてくれているようにも感じられました
薔薇の華々しく麗しい香り、繊細な色のグラデーション、幾重にも重なる上質なシルクのような花弁…
暮らしの風景に、花は彩りを、よろこびを、豊かさをもたらしてくれる
世界はなんて、美しいのだろう

わたしが感じる世界を、こうして文字に表せば表すほど、その時間は儚くも永遠に感じられ、「わたし」が現れてくる
「わたしが わたしを 知る冒険」の旅は、まだまだつづきます…



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