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豊橋市公会堂 マッドフラッド探訪記

岡崎市から豊橋市に向かうとき、いつも通過する場所がある。
その道すがら
「オヤ?」
と気になるのがこの建物。
豊橋市公会堂です。
路面電車があったり、太い道が交錯している場所にあって入りづらく、なかなかいく機会がありませんでしたが、先日見学してきました。

まずは正面から撮りました。

豊橋市公会堂の全景

建物にドームが二つついて「鷲」がそれぞれ4羽取り囲んでいるデザイン。
これももしかしてタルタリア建築じゃなかろうか?
もし詳しい方いたらコメントください(^^)/

豊橋市公会堂の説明書

建物は昭和6年(1931年)に建てられたと。
設計者は、「静岡市庁舎本館」や「静岡銀行本店」を手掛けた浜松市出身の中村與資平(よしへい)氏。
そして平成十二年に外壁の補修をしている、と。

・・・そう聞いたら静岡市庁舎に行ってみたくなりますね(^^)/

私が気になってる点

巨大な円柱(コリント式?)
玄関前の階段(2階から入るスタイル)
建物の上のドーム
大鷲
ステンドグラス
モザイクタイル
NTTの近く

結論からいうとぱっと見建物は埋まっていないように見える。
しかし玄関は1階ではなく2階となっています。
多分地下はあるんじゃないだろうか?
内部はその日見学できなかったので確認できず。


柱の上部に施された彫刻
内部から見た丸窓
階段途中のステンドグラス

建物の横に設置してあった、かつての「大鷲」。
取り替えたようです。

旧東京駅駅舎のドームの内側にいるのも、「大鷲」なんですよね。

旧東京駅のドームの大鷲

大鷲はグリフォンと似ている。

モザイクについては、鶴丸公園内にある名古屋市公会堂の床にも、モザイクのタイルがあるんです。

名古屋市公会堂の床のモザイク模様

模様に何か意味が込められている気がします。

鶴間公園のマッドフラッド、詳しくはこちらの日記に書いてあります。

この豊橋市公会堂はNTTの向かい側にあります。
アンテナが立っている。
NTTと近い場所に位置するというのも、タルタリア建築や西洋アンティーク建築の特徴なのではないかと推測しています。

旧岡崎銀行本店も、NTTのすぐ近くにある。
建物一つ挟んでるが、斜めにアンテナがある。

豊橋市公会堂の正面にあるNTTのアンテナ


結論。
豊橋市公会堂は新たに建設したのではなく、前文明建築を増改築したのではないか?と思われる。
一部「ちょっとクオリティ低いな」と思う部分があるのはそのためか

付け足し
多分この建物はタルタリア建築ではなく、エンドゥさん表現するところの「西洋アンティーク」物件なのだと思う

最後に豊橋の路面電車の写真を添えました(^^)/

豊橋の路面電車 ちくわで有名なヤマサのマーク入り



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