【映画】ドリームガールズ
ビヨンセが大好きで、普段からよく聴いているのですが、
この映画の中でビヨンセ演じるディーナが歌う"Listen"という曲は本当に名曲です。
映画のストーリーの中で聞くのはもちろん、映画を観ずにただ曲を聞くだけでも涙が出るほど感動します。
1960年代のアメリカ、デトロイトを舞台に、栄枯盛衰の激しいショービジネスの世界で夢を貫こうとするひとたちの生きざまが、当時のアメリカ社会の時代背景描写とともに、ありありと表現されています。
成功と挫折。
共感と仲たがい。
得られるものと失うもの。
出会いと離別。
喜びと悲しみ。
時間をかけて変容していく登場人物たちの人生観や価値観。
夢を追う過程で、様々な障害に立ち向かい、それを乗り越えていくさまに、本当に心打たれるのです。
そして何より、
ドリームガールズたちが何年も何年も、初心を忘れず、真っ直ぐに夢を追い求め続ける心意気と本気度が本当に素敵なのです。
その彼女たちの本気の想いに共鳴し、さまざまな協力者が現れる。
本気だからこそ苦悩があり、
本気だからこそ衝突があり、
本気だからこそ葛藤がある。
そして、
本気だからこそ、達成した先に想像以上の感動、喜びがあるんだと気づかされます。
自分はいま、これだけ本気に、これだけ純粋に、そしてこれだけがむしゃらに、夢に向かっているだろうか?
夢を掴みとるひとだけが見られる景色があるのだと思います。
一度きりの人生で、どこまで自分はいけるのか?どんな景色を自分に見せるのか?それはすべて自分の本気度次第。
タイトル通り、まさにいまこの瞬間夢を追いかけているドリームガールズ、ドリームボーイズ、ドリームピープル達にとってもおすすめです。
自分の夢を追いかけて、どこまでもチャレンジしたくなる、そんな映画です!
Sarah