1.川崎の嘉人

突然ですが、先日セレッソ大阪の大久保嘉人選手が今シーズンをもって現役を引退することがリリースされました。

日本を代表するストライカーがまた一人ユニフォームを脱ぐことになったわけですが、私がサッカーを好きになったのは嘉人のおかげなんです。

2014年、当時フロンターレにいた嘉人はW杯のメンバーにサプライズ選出されました。
母が昔からフロンターレと憲剛のファンだったので、「お母さんの好きなチームから選ばれたのか、すごいなあ...しかもサプライズか」とここで少しサッカーに興味を持ち始めました。

残念ながら日本はグループリーグで敗退しましたが、その時私は「等々力に行けばW杯で戦った選手が見れる?!!」とひらめきまして。

このひらめきがきっかけで、サッカー好きなお友達とHUBへフロンターレvsレッズの試合を見に行きました。
でも、正直お友達のサッカー話が全く理解できずあんまり楽しくなかったです。
なぜなら、当時の私は"ゴールがみれる=サッカーって楽しい"でしかなかったからです。

その1週間後に、等々力へフロンターレvsセレッソ戦を観に行きました。
この試合はフロンターレが勝ったのですが、なんとスコアが5-4でした。
ゴールをみることでしか楽しめなかった私は、現地で両チーム合わせて9回もゴールを観ることができました。

これが、私がサッカーにはまったきっかけです。
嘉人が、フロンターレが、このスコアが、スタジアムの雰囲気が私をこの世界に引きずり込んだのです。

その全てを与えてくれたきっかけとなった選手の引退リリース、何も感じないわけがありません。

FC東京へ移籍した時、ジュビロへ移籍した時、本当に落ち込みました。
なんならジュビロ移籍の時は出張へ向かう新幹線の中で泣いてました。

それくらい私にとっては大きい存在でした。

アンチをゴールで黙らせる漢。

今までもこれからもずっと大好きです。

ありがとうございました。
そして少し早いけど、現役生活本当にお疲れ様でした。

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