サイスタ始めたら百々人にぶち抜かれた人間の譫言

アイドルマスター SideM GROWING STARSがリリースされた。
sideMも触ってみたいと思いつつなかなか手を出すきっかけがなかったので(LIVE ON ST@GEのサ終は悲しく思いつつも)新アプリのリリースはありがたかった。

早速インストール&プレイ。
詳しくはないけどS.E.Mともふもふえんの曲が好きだから応援していきたいなーと思いつつメインストーリーを読み進めたところヤツに出会った。

そう、花園百々人だ。

何この子......つっっっら......

えぇ......重......

気がつけば百々人に夢中になっていた。
一応、一通りは百々人に関するストーリーを読んだと思うので譫言を垂れ流したい。

百々人と自尊心

自尊心。自己肯定感ともいう。
意味を言葉にするとなると難しいが「自分はいても良いんだ」という感じ。
日常でも自尊心の低さが問題となることは多々ある。
「私も自尊心が低い」という人も少なくないだろう。

花園百々人は見ての通り「自尊心が危うい」。
なんとなくだが「低い」とは言えないので「危うい」とした。
いや、低いには低いんだけど。

百々人は、
・才能がない人は存在できない。
・自分は才能がない。
・=自分は存在してはいけない。
という思考だ。

こうなった原因は間違いなく百々人の両親だろう。
殴りたい、助走をつけて。

しかし百々人自身は親を恨んでいないし嫌ってもいない。
親の心無い言葉を受け入れ、謝罪までしている。(泣いた)
これは百々人が優しいからというのもあるが、百々人が親を好きだからというのもあるように思える。
だから百々人は原因の在り処を親ではなく自身にしたのだ。

人間は未知のものを恐れる。
未知のものを恐れるゆえ原因を考える。
その原因がたとえ正しかろうと正しくなかろうと。
その導き出した原因が自分を傷つけることになろうとも。

耐え難い現実を耐えるために百々人自身に原因があるとしたのだろう。
一種の生存戦略でもある。

だがその考え方は己を傷つける。
己を蝕み呪いとなる。

それでもなお、他者に刃を向けることを拒んだ百々人。

お前は優しい子だよぉ...百々人...。

百々人の親権が欲しい?

あまりのクソ親さに百々人の親権を奪おうとする人が続出している。
ヒで検索するとサジェストに「百々人 親権」と出るくらいに。笑った。

気持ちは分からなくもないが、私自身はというと親権がほしいとは思っていない。
前述もしたが、百々人は親を恨んでいないし嫌ってもいない(と思われる)。
それなのに百々人の親代わりになるというのは、彼自身の幸せにはならないと私は思う。

もちろんこれは、親権が欲しい人達を否定するものではない。
いろんな愛の形があって、いろんな表現方法があっていいと思う。

百々人とこれから

人間は良くも悪くも都合のいい生き物だ。
都合よく原因を作り出すし、都合よく結果を受け入れる。

百々人も。
そして百々人の親もだ。
百々人がアイドルとして成功した時、親はどうするだろうか。

一番考えられるのは「手のひらを返す」だ。

手のひらを返した百々人の親を全国のぴぃちゃんたちは受け入れられないと思うが、百々人は受け入れそうな気がする。
だって優しい子だから。

でもそれって本当の幸せなの?
「本当の幸せ」とか「正しい幸せ」なんてものを他人に言うのは思い上がりでしか無いけどそれでもいいたい。

百々人の親には手のひらを返すのではなく、過ちを認め反省したその上で「アイドルとして成功した百々人」としてではなく、「我が子」そして「一人の人間」として百々人を受け入れて欲しいと願う。


お前は幸せになれ、百々人...


ここまで色々同情的なことを書いた。
きっかけは同情的だったかもしれないが私はもう百々人が好きだ。
百々人が「アイドル」として輝く姿を見たいと思っている。

アイドルとして輝く姿を見せてくれ、百々人...


終わり


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